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いよいよ二月ですね。今日は節分ですから、どの恵方巻きを食べようかなあと悩んでいます。
さて、アスラ討滅戦がシャキりにくくなってきたこのごろ、そろそろいいかなあと考えまして、事件屋クエストの感想を書きに参りました。今回も最高に楽しかったなあ。なんと言っても、暗い気持ちになることがないシリーズだから、しみじみ嬉しくなってしまう。や、ちょっと、どきりとした箇所もあるんですけれどね……。
ちなみにアスラのカードは現時点でも入手できていません。うーん残念。
ではでは、ここから先は、事件屋クエスト「ママこそ最強」「マンダヴィル家の謎」の感想語りとなります。ネタバレ配慮の乏しい内容となっていますから、ご了承の上、続きをご覧くださいね。
よろしくお願いします〜。
クエストタイトルを見たときから、期待していましたが、やっぱり登場なさいましたねジュリアンさん!
わたしマンダヴィル家の人々が大好きなのです。特定の誰かというわけではなくて、みんなセットで好き。だからジュリアンさんが登場してくれたことで、いよいよ揃ってくれたなあ、という気持ちでにっこりしました。パパさんの言葉で「ああん?」という感じに変貌するところなんて、かわいい人だなあと思うんですけど、どうなんでしょ。
--コヨコヨのトモダチを探し求めて、ガレマルドに来ていた錬金術師の情報を求める冒険者たち。ついに、その錬金術師の幼馴染によって、探していた錬金術師が新興商人ヴァンフディだったと知らされます。そしてその話を聞き終えたころ、倒したはずのルゲイエが複数、現れますが、駆けつけたゴッドベルドとジュリアン、冒険者によってルゲイエは倒され、その正体がUFOによって複製されたものだと判明するのでした。
ルゲイエと対決する場面では、相変わらず冒険者がノリノリで楽しいです。爆弾を逃してしまうことがリアルだなあと感じました。だって某有名選手だって打率は三割だというものねえ。むしろ一回逃しただけなんだからすごいよ。
とにかくルゲイエとの因縁もこれでおしまいでしょうね。さすがにこれ以上登場することはないですよね。
というか、これまで登場してきたルゲイエも複製だったという解釈になるんでしょうか。や、確かに何度も倒してきたけれど、復活してきた理由は事件屋シリーズならではの無敵ルールが適用されてたんだと思っていましたよ。
オリジナルのルゲイエはやっぱり、メインクエストのあのダンジョンで倒したと考えていいの?
これまで登場してきたルゲイエはすべて複製だったの、かなあ?
ちょっとそのあたり、混乱しました。面白かったからスルーしてますけれど。
でね、冒険者たちはようやくUFOの力で黄金を複製して、あっという間にお金持ちになった元錬金術師ことヴァンフディ会いに行くのですよ。ゴッドベルドさんのおかげで、あっさり会えました。権力者の知人がいると、話が早くて助かります。
実際に会えたヴァンフディは、とっても成金臭が漂ってるお人だなあと感じました。ある意味ではとってもわかりやすいこの人は、目的もとってもわかりやすいものだったのです。
そう、世界征服!
このわかりやすさからいうと、世界征服を成し遂げることできた後は不老不死を求めそうだなあと思いつつ、その目的のためにヴァンフディは冒険者を仲間に誘います。
冒険者を複製して世界を征服しようと誘いかけるのですが、世界を征服するなんて面倒くさいじゃないですか。なにより、かわいいアリゼーたちに顔向けできなくちゃう。だからお断りしましたが、愛用の紀行録で「いいかもしれない」を選んでも冗談扱いされるから、問題ありません。
……そうか、冗談扱いされちゃうのかー……。
覇道というほどかっこいいものじゃないですよあなたのとった方法。
だってねえ、宇宙人から取り上げたUFO頼りなんだもの。アイディアはすごいけど、複製してるだけなんだもの。覇道というならじかに殴りかかってこいやぁっ! と考えたわたしは、少年漫画の影響を受けすぎなんでしょうか。
蛮神召喚を複製した自分たちの想いで実現したことにはちょっとだけ驚きましたけど。
もしかしたら、それって究極のソロ活動といえるかもしれませんね。しかしこのシリーズはことごとくメインクエストの展開をうまくアレンジするなあと思いました。ヴァンフディが押したボタンって、……アレでしたもの。
とにかくヴァンフディによって、蛮神「アスラ」が召喚されます。
このとき、ヒルディブランドがやる気になってくれたのは、ちょっと嬉しかったかも。さすがは紳士な事件屋だなあ。でも冷静なゴッドベルドさんの指摘によって、ヒルディブランドたちは避難します。
そうして冒険者はアスラ討滅戦に挑むのでした。
アスラ討滅戦について:
はじめは難しいと感じましたが、慣れてきたらちょうどいい難易度だなあと感じます。はじめはさっぱりギミックがわからなかったんですよね。えええ、このギミック6回も続くのー!? どこが安置なのー!? と初見時にはパニックしてましたもの。でもわかってしまえば楽しい。討滅戦ルレで出会ったら嬉しいコンテンツかもしれません。ちなみに当たっていちばん嬉しいコンテンツは終焉を謳うものたちとの戦いです。
「まさか、神をも倒すとは……かくなるうえは、一旦引いて態勢を整えるぞ!」
にわかだもんね、ヴァンフディ。冒険者がこれまで、数々の蛮神を倒してきた実績を実感してないから、よりにもよって、冒険者に新たな蛮神をぶつけるような真似しちゃったんですよねえ。
ヴァンフディは逃走しようとするのですが、そこに現れたUFO。コヨコヨのものではありません、コヨコヨのトモダチのものです。そのUFOはヴァンフディが乗る飛空挺に攻撃を仕掛け、墜落させます。
ついに現れたコヨコヨのトモダチは、ヴァンフディに確かに助けられたのですが、病気になったときにUFOを奪われ、森に棄てられたそうです。トモダチは死すら覚悟したけれど、なんとか薬を作り、宇宙船を取り戻して、しっかりとヴァンフディに仕返ししてから、コヨコヨに向かって宣言します。
「やはり、こう判断せざるをえない。この星の知的生命体は、愚かで卑劣で欲深く、とうてい共生は不可能である、と……」
「したがって、ワタシたちの生存のためには、この星を侵略しなければならない!」
ま、そうなりますよねー。事実、とっても酷い目にあってるんだもの。納得。
ヴァンフディが裏切らなければよかったのにねえ。どうしてトモダチにとっての優しい「異星人」でいられなかったのか。お金に執着していたのなら、たくさんの金を複製してもらったことに満足できたのならよかったのに。
よりにもよって、世界征服などという面倒くさい目的を持つようになるなんて、物好きな人だなあ。
もとい、欲深い悪人だなあ。
とにかくヒルディブランドたちに優しくしてもらったコヨコヨは反論して、武力行使に出ようとしたトモダチと対決します。宇宙船同士の激闘が発生。そしてトモダチの宇宙船にコヨコヨの宇宙船の攻撃があたっちゃって、トモダチも冒険者たちも巻き込む大爆発の危機を迎えてしまうのですよ。
でもご安心を。二人の事件屋が活躍します。
ヒルディブランドの必殺技によって、ブラディヒルンドが宇宙船の元に飛ばされます。トモダチの救出はできました。でも大爆発はもう止めることができません。だからこそブラディヒルンドは自分もろとも宇宙船を遠くに飛ばし、
「複製に過ぎない私ですが、みなさんと過ごせて幸せでした。どうかお元気で……」
そんな言葉を残して、宇宙船は大爆発の瞬間を迎えてしまうのでした……。
でもヒルディブランドの複製ですからねえ。きっとちゃんと生きていてくれるんじゃないかなあ、と、このときのわたしも思いました。や、物語としては綺麗な終わりなんだけど、事件屋クエストだもの。
事件屋シリーズは、悲愴な自己犠牲を許してくれる世界観じゃないわー!!
ヴァンフディたちは捕縛され、ブラディヒルンドの行動によって救われたトモダチは深く悔やんでいるよう。
侵略する気を無くしてくれてよかったけれど、でもトモダチは酷い目にあいましたからねえ。少々、暴れるくらいは許容範囲じゃないでしょうか。
とにかく二人の異星人たちは宇宙船が壊れ、母星も終末現象によって失っています。だからこそこの惑星に住んでもいいかい、と許可を求めてきます。ヒルディブランドは快諾。そして壊れたコヨコヨの宇宙船に触れたところ。
----なんらかの誤作動が起きてしまったんですよねえ。
かくしてヒルディブランドは、異星人の乗ってない宇宙船にアブダクションされ、どこぞに飛ばされるのでした。でも心配する人はいません。強靭なマンダヴィリアンならどこに墜落してもきっと大丈夫だから、と思いきや。
「それがですな……マンダヴィル家の家系図を再確認したのですが、数代前に跡取りができず、養子をとっていたようですぞ」
と、ゴッドベルドさんから衝撃的な事実を明かされてしまうのですよ。あらまあ。まあ、だからこそ、お嫁さんであるジュリアンさんも強い理由がわかる気がしますね。「それがマンダヴィル家だから」で解決ですよ、うん。
基調講演でも言われてた通り、トラル大陸で会うことになるんだろうなあ。
どんな形の再会になるんでしょうね?
さすがに王様レースの協力者ということはないでしょうけれど。
とっても有能で、とっても謙虚な、愛すべきこの人物とも、ぜひともまた会いたいです。
今回もとっても楽しいクエストでした!
やー、気分が本当に晴れ晴れとするから、大好きだなあ。このブログを書きながら愛用の紀行録でカットシーンを眺めていたんですけれどね、表現の振り幅が大きいから楽しい。
でも……うちの冒険者がヒルディブランドのような表情を浮かべるようにあったら、ちょっとヤだな。
などと思いつつ、今回の記事をおしまいにしようと思います。長文にお付き合いいただき、ありがとうございました!
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