【星芒祭2023】友達は贈れない。

メリークリスマス!

……って言っても、まだイブなんですけれども、みなさんお元気ですかー? 

わたしはですね、風邪をひいてしまいましたよ。熱はさほど高くならなかったんですけれど、喉の痛みと関節痛が激しくて辛かったです。だからはちみつ紅茶にチューブの生姜を突っ込んで、こまめに飲んでいましたねえ。生姜と紅茶って体を温める効果がありますし、はちみつって荒れた喉に優しいんですよね。美味しかったです。

さてさて、そんなわけでエオインもひさしぶりだったのですが、しっかり遊んできましたよ、シーズナルクエスト「星芒祭」。今年はどんな趣向なのかなあとワクワクしながら、遊んで、しっかりほっこりしました。

というわけで、ここから先はシーズナルクエストを遊んだ中の人による、感想語りです。ネタバレ配慮の乏しい内容となっていますから、ご了承の上、続きをご覧ください。

よろしくお願いしますね!

目次

子供にとってそれは大事件

シーズナルクエストが始まっているから、いそいそといつもの場所に向かいました。

すると覚えのない人が立っていました。格好は星芒祭らしい格好なんだけど、名前が表示されてない。え、誰だこの人。もしやメンバーチェンジなの? と考えながら話しかけると、おなじみのアム・ガランジさんに会えました。

ああ、びっくりした。帽子とヒゲは個人認識を難しくさせるアイテムですよ。

とにかく毎年の趣向を凝らしたイベントを計画・実行しているアムさん。ところがアムさんに悩ましい相談が持ちかけられたそうです。なんでも子供の一人が、この星芒祭を楽しめないんですって。

それで冒険者は相談を持ちかけてきたソリーヌちゃんに、詳しく事情を聞くのでした。

この子が、その星芒祭を楽しめない男の子です。

このときも、冒険者やソリーヌちゃんたちの視線に気づくと、すぐにその場から走り去ってしまいました。

それでソリーヌちゃんと冒険者は男の子が走り去っていったあたりにいた人々に、事情を聞いて回ります。そうして、男の子の名前が「テニー」だとわかります。最近、ウルダハから引っ越してきたんだけど、誰とも仲良くしようとしない男の子なんですって。

うーん、訳アリなのは分かっていたけれど、そういう子が素直に事情を話してくれるかしら。

と、中のわたしは思ってしまいつつ、テニーを捕まえて話しかけたら、ソリーヌちゃんの率直な物言いが心に届いたのでしょうか。思っていたよりも素直に、抱えていた事情を話してくれます。

なんでも、父親の仕事の都合でウルダハから引っ越してきたのだけど、そのとき、仲良しの友達三人と別れてしまったそう。でね、星芒祭でその三人と「来年も仲良く遊ぼう」と約束していたにもかかわらず、破ってしまったことが心苦しく、つらくなってしまったのですって。

……ああ……ありますよね。子供時代のそういう出来事。

実はわたしも小学生のとき、親の事情で転校したことがあります。ただ、そのときは新しい環境に慣れるのがせいいっぱいで、それまで遊んでいた友達を思い出すことは、あまり無かったなあ。たまに思い出すことがあっても、子供時代に使える連絡手段って限られていたから、親交を復活させることも難しかったのですよ。

だからわたしは、このテニーという男の子は、素敵な友人関係を築くことができる男の子なんだなあ、と感じました。新しい環境に移っても気になってしまうほど、ウルダハの友達を大切に思っていたのでしょう。そういうところをとても尊いと感じましたし、なんとか力を貸してあげたいなあと感じましたね。

ですからここで、「その子たちへプレゼントを贈ろう」という言葉を選んだのですよ。友達を連れてくるという方法もありだと思いますけれどその子たちの保護者がなんていうかわからないし、ウルダハに帰ろうと促す方法はちょっと現実的じゃないなあと感じたからです。

そうしたらソリーヌちゃんもテニーもとっても喜んでくれました。でね。

この頼りになるかたが登場してくださったから、もう子供たちの悩み事はハッピーに解決すること間違いなしです。この職人でもあり聖人(!)でもあるかたが、子供たちの協力者となって、手作りプレゼントの指導をしてくれることになりましたから、冒険者はそのプレゼントを届けるためにウルダハに飛ぶのです。

いちお、アムさんに報告したら、今回の報酬である装備品を着て行ってくださいな、と言われたから、その通りの格好をして。

ウルダハに到着して、テニーくんが教えてくれた通りの場所にいる友達に話しかけます。

子供たちは初め、ただの星芒祭でもらえる普通のプレゼントだと考えてそれなりに喜んでくれるのですが、冒険者がテニーくんからのプレゼントだと話すと、その喜びは何倍にもなった反応になるのです!

それが嬉しくてねえ、ニコニコしていたら、子供達もお金を出し合ってプレゼントを用意していたよう。そのテニーくんへのプレゼントを持ってグリダニアに戻り、テニーくんに渡したところ、ようやく彼の憂いも晴れたようです。ようやく、新しい友達、ソリーヌちゃんと星芒祭の贈り物を受け取るのでした。

今回も、美味しいところをもっていきましたね、最強の彫金師な聖人さま?

とにかくね、今回も心がほっこりするクエスト内容でございました。子供時代の哀しい出来事も思い出してしまったけれど、でも今は友達に恵まれてしあわせですし、なによりも、大好きな友達と縁が切れそうになったら、繋ぎ止めようとする手段をいくつも持ち合わせている大人になっていますからねえ。

人とのつながりに宿る温もりを実感できました。

大人にとって引越しによる別れなんてありきたりであっさり処理できる出来事なんですけれど、だからこそ、そんな別れで心揺らした子供たちに「その絆を大切にね」と語りかけたくなるような、その繊細な心を大切にしたいなあと感じる、そんなクエストでございましたよ。

その後には、意外な人が登場する。

さて、子供たちのクエストを解決したあと、繰り返し受注できるクエストが出現しています。

そう、選択肢によって登場人物が変わるクエストですね。

どの選択肢を選ぼうかなあと迷いに迷って、とある選択肢を選んだところ。

現れたのは、このおかたでございました。ひさびさの登場ですねえ。や、シーズナルでは初めてだっけ??

ええ、いつものように「慈愛にあふれ、可憐で控えめ、儚い朝焼けの雲の如き乙女で、なおかつ神秘的な余輩のナーマ」さんを探して、ついには星芒祭最中である、こちらにいらしたそうです。

そして、いつものように、そのナーマさんは見つからなかったよう。

うーん、この人ってばアムさんに気づいたら「そなた、余輩のナーマかっ」と言い出しそうと思ってしまいつつ、この人の求めるナーマっていつか、見つかってくれるんだろうか、と考えてしまったり。

普通の人は見つからなかったら、理想を下げるなり己を改めるなりするけれど、……この人、なまじ、いろんな要素に恵まれてるからこそ、妥協する余地がどこにもないんですよねえ……他人事として見ていたら、なかなか愉快(ひどい)だけど、身内事としてみたら、頭痛の種になってたと思う。個人的にはシリナちゃんがかなり理想のタイプだと思うんですが、キッパリフラれてますからねえ。そもそも、お互いに、その気は無いようです。

あのまま世界が終末を迎えなくてよかったですね。もし余輩さんがナーマと出会えず人生終わってたら、まさしく新たな絶望を謳う者になってましたよこの人。余輩さんが理想のナーマを探せるように、世界は平和でないと。

黄金のレガシー、頑張りますかねえ。

それにしてもあの選択肢でこの人が来るなら、他の選択肢はどなたがいらっしゃるんでしょう。楽しみです。少しずつ遊んでいこうっと。

今回の報酬もかわいい。

さて、今回のシーズナル報酬は、オーソドックスなサンタ服だけではありません。星芒祭実行委員から購入できるアイテムもあります。

それがこちらの、イルミネーテッド・チョコボトピアリー。チョコボの形をした植え込みですね。星芒祭向けに電飾で装飾されています。ギルで購入できるから、わたしは二つ購入してハウスの前におきました。

なかなかかわいいなあ、むふーと満足しましたね。

他にもクリスマスツリーとか設置していますよ。だからね、クリスマス気分が盛り上がっています。リアルゼアでは、そうねえ、今日はビーフシチューでも作ろうかしら??

ともあれ、今年も楽しませていただきました。趣向を凝らしてくれた開発・運営の皆さん、ありがとうございます。訪れてくださったみなさんもね、素敵なクリスマスを過ごせますように。

メリークリスマス!

コメント

コメントする

目次