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パッチ6.51が実装されている現在、メルウィブ提督とお話はできません。
でもつよにゅーで特定の期間、メルウィブ提督に会えるときに提督室に入室して、つよにゅーを解除したら、このように、暁月のメルウィブ提督とお話ができるんですよね。それがちょっとだけ嬉しい。ただ、おっしゃる言葉はあくまでも頼りになる為政者としての言葉だから、ちょっとだけ寂しい。
「おや。警護をかいくぐってきたのか? 困ったやつだな……しかたない、少し休憩するか」
とか、こういう親しみのこもった言い回しで迎えてくれたら、とーっても嬉しいのですけれどねえ。
などと望みすぎなことを思いながら、昨日もつよにゅーを進めておりましたよ〜。
というわけで、ここから先はパッチ6.51まで進めた中の人が語る、新生エオルゼア第七星暦ストーリーの感想語りになります。ネタバレ配慮の乏しい内容となっていますから、ご了承の上、続きをご覧ください。
パッチ2.2「混沌の渦動」あたりの内容です。よろしくお願いしますね〜!
召喚されたものの、その場で暴れることはせずに、西ラノシア沖に出現したリヴァイアサン。
その目的は、サハギン族に都合よく作り変えることができる「大海嘯」を起こすことではないか、と、アドミラルブリッジに戻った提督は言います。事実、現在のサプサ産卵地はそのように作り替えられた地形なんですって。
それも今回、召喚されたリヴァイアサンはかつてないほど強力な存在だと見込まれている。だからなんとしても討伐しなければならないんですけれど、海上に出たリヴァイアサンには近づくことすら難しい状況です。
みんなが考え込んでいるとき、メルウィブ提督の片腕エインザル大甲将が提案します。つまり、リヴァイアサンは水を操る。ならばその莫大な水属性の力を他の属性の力に変換させて、衝撃を和らげればいいと。偏属性クリスタルを用いた魔法障壁発動器を船に乗せて身を守ろうというわけですね。
エインザル大甲将の古い知人、風来坊の巴術士が提案してくれたそうなんですが、……それってもしかしなくても巴術士ギルドのギルドマスターだったりしませんかー??
美味しいところをさらっていくお人ですねえ、んもう。
とにかくこの提案を採用することとなりまして、提督はその準備にとりかかるよう指示を出します。ところがそこに、思いがけない知らせが入ってきたんですよね。なんと、リヴァイアサンを討伐したと言い回ってる男がいるそうです。
それが事実なら、リヴァイアサン討伐の大きなヒントになるかもしれない。そういうわけで冒険者は男に会いにいくことになるのですが、「その男は、低地ラノシアの『グレイフリート風車群』にいる」という言葉に予感が走りました。
やっぱりかー!!
ええ、タコタンならぬタイタン討伐のときに出会ったほら吹き男ですね。んもー、この人の発言をまともに取り合っちゃ、いけないよう。経歴詐称でクビにされそうになったのに、懲りない御仁だと思いつつ、リヴァイアちゃんという言葉にちょっと笑いそうになりました。
なにそれ。あの勇壮なリヴァイアサンがいきなり、幼女になったんだけど。
別の意味で倒しにくい強敵になってるじゃないの、と中の人が考えているうちに、画面上のトラッハトームは冒険者に気づき、土下座しました。変わり身はやっ!
トラッハトームの主張が嘘であることを知り、情報を引き出すために彼のいいなりになってた黒渦団の人は怒って走り去りましたが、それだけで済ませるんだ! とわたしはなかなかの衝撃を抱きました。緊急時だからかなあ。トラッハトームってば、相変わらずサボり魔なのにクビになってないあたり、世の中って寛容だなあとも思いましたよ。
とにかくトラッハトームの存在感に、適度に緊張を解いてしまいながら、冒険者はいよいよリヴァイアサン討伐に向かうのでした。制限解除したからサクッと終わりましたよ。扱い慣れてない忍者だから一回死にましたけど(涙)
ちなみにこのとき、リヴァイアサン戦のカットシーンで、エインザル大甲将を正面から見ることができるんですが、エインザルさんってば瞳がキュートだなあと感じました。
厳つい体格なんですけれど、愛嬌のある顔立ちだと毎回思ってしまうんですよねえ。
とあるサブクエストでこの人の過去が語られますが、なるほど、顔を隠して活動していたわけだと思ってしまうほど、かわいい人だと思ってしまうのはわたしだけでしょうか。
冒険者によって、リヴァイアサン討伐が果たされました。
提督室にいるみんなの緊張も解けて、和やかな雰囲気が漂っています。それでもリヴァイアサンの出現に衝撃を受けていたユウギリさんが、せめてエオルゼアの力になるよう、自分の戦闘術を伝授しようと申し出てくれるのですよー。
で、話の流れで、リムサ・ロミンサの地下組織と縁があるサンクレッドさんの過去が暴かれるのでした。
このとき、ミンフィリアやシュトラ姐さんにいじられているサンクレッドさんを見てると、「あー、このときのサンクレッドはまだお父さんって感じじゃないなあ」と思いました。いじられる程度に隙があって、でも愛されてるのね。
本人はルイゾワじいちゃんがいなくなったから、しっかりしなければ、みんなを守らなければ、と意気込んでいるんですよね。でも現実には、ミンフィリアがサンクレッドさんを守ってる、精神的に支えてるんじゃないかなあ、と感じたのですよ。そして、サンクレッドさんは意外にも、そんな事実に気づいてないんじゃないかな、と思ったのです。
それが悪いというわけでは決してなくて。
サンクレッドさんにはミンフィリアのためになんでもやり遂げようという決意があるんだと思います。だからこそ、ミンフィリアを制止すること、考えを変えさせることはできないんじゃないかなあと思いついたのでした。
頼りない兄ちゃんとしっかりした妹という感じの、微笑ましい二人なんですけどね。
そのあと、提督とシュトラ姐さんが二人で話す場面が描かれます。
「今回の件……。また、あの時と同じね」
「コボルト族も、サハギン族も、蛮神を召喚したのは、バイルブランド島を巡り、人と争うからよ」
「……自分たちの居場所を得るために」
あ、シュトラ姐さん、そこに触れちゃうんだ。モヤモヤを直接、提督にぶつけるなんて、シュトラ姐さんは権力に怯まないお人なんだなあと感じました。同時に、このときのシュトラ姐さんはまだ若い印象があるな、とも感じたのです。暁月終盤での揺らがない信念を見せる姿が印象強いから、意外に感じます。
うん、サンクレッドさんにも感じたことだけど、このときのシュトラ姐さんも、若いなー。
顔立ちのことではありません(シュトラ姐さんにめためたに魔法攻撃されそうな発言だ……)
漆黒、暁月を経てから、つよにゅーで新生メインクエストを遊んでいると、暁メンバーたちの若さ、言い換えるなら未熟なところに気づいてしまうのです。だから彼らも経験を重ねて成長してるんだなあと思うのでした。
当時、リアルタイムで遊んでいたときには気づかなかったんですよ。みんな泰然としていて、ある面では悟っているようにも思えていた。でも後から見直してみると、葛藤してたり揺らいだりしてたんだなあと気づく。
……冒険者はどうなんでしょうね?
短くはない歳月を冒険で費やしているから、やらかしている部分もあると思うんだけど、物語ではあまりそういうところ、見当たらないなあ。は、それこそ、これは想像と妄想で補うべき?
ちなみにね、うちの子は冒険に出るまでに、若気の至りは済ませているイメージがあるのですよ。だから冒険に出たというか……そのあたりはガッツリ語れそうだから、今度にしておきます。
提督とシュトラ姐さんの会話をこっそり聞いていたユウギリさんも思うところがあったよう。リムサ・ロミンサとその敵であるサハギン族の関係を知ったからこそ、ドマと帝国の関係に想いを馳せたのでしょう。
もしかしたら、ここで帝国に対して思うところが生まれたユウギリさんだからこそ、紅蓮において、ゼノスに対する反発が強く出たのかもしれませんね。正直にいうと、無謀だものあの暗殺計画。
さて、そのころの冒険者は、サンヘール甲軍曹から地下組織への紹介状を受け取っています。
でね、サンヘール甲軍曹は忠告してくれるのですよ。
「(地下組織の)奴らは、リムサ・ロミンサの裏に生きる者たちだ」
「それゆえ、海賊以上に独立独歩の気風が強い。メルウィブ提督の紹介状があるからと言って、ことがうまく運ぶとは限らない、ということだ」
「彼らの結束は、鉄よりも固い。誰か組織に属する者の仲介でもあれば、話は簡単なのだがね」
そこまで聞いた中のわたし、ぴょこんと盛り上がりました。
わたしー、わたしー!
その地下組織って双剣士ギルドでしょ? 任せてください、冒険者は双剣士ギルドに所属して、忍者まで育った存在です。組織に属するものはここにいますーっ!
と思ったのですが。
この場面では冒険者が地下組織に属しているという描写はないんですよねえ。代わりに、どうやらサンクレッドさんが地下組織の彼らにわたりをつけたような描写が入っています。うむむむ、地下組織って双剣士ギルドじゃないのかしら。ううーん、せっかく冒険者が活躍できると思ったのにぃ。(リヴァイアサン討伐後に何を言ってるか)
そしてユウギリさんを紹介したところ、地下組織の人間もユウギリさんを認めたよう。歓迎すると言ってくれて、そしてユウギリさんは自分の戦闘術と彼らの戦闘術を融合させることに意欲を燃やしています。
繰り返しになりますが、この地下組織は双剣士ギルドではないのかしら。同じ組織の、別組織??(なんのこっちゃ)
ユウギリさんと別れて石の家に戻ってきたら、ミンフィリアがリヴァイアサンの件で掴んだ事実を話してくれます。
「古い伝承には、霊災のたびに転生して生まれ変わり、困難に立ち向かう魂があるというわ」
「私は、この伝承にある『転生する魂』こそが、『超える力』の正体なんじゃないか……そんなふうに考えています」
わたしは、超える力の正体より、ミンフィリアが話してくれた伝承が気になりました。
世界を分割したヴェーネスの意図がまるで伝わっていたような、そんな伝承だと思いません?
一体誰が、そんな伝承を語ってきたんだろう。どこから、そんな考えが芽生えてきたんでしょうね。もしかしてその人も超える力、古代に生きていた真なる人の能力の片鱗を持っていたのかもしれません。
もとい。
ミンフィリアは、不滅なる者になったサハギン族がリヴァイアサンにエーテルを吸収されて消滅した事実から、不滅なる者、アシエンも不死ではないと結論づけたようです。そのあたり、ウリエンジェさんと追求してみると言ったところで、そのウリエンジェさんがいつもは見せない、ひどくあわてた様子でミンフィリアの元をやってきました。
そうして動揺した声で告げた内容は、バルデシオン委員会本部のあるバル島が消滅していたという事実。
……このあたりのエピソードを遊んでいると、エウレカを遊びたくなるんですよねえ。ええ、バル島に何が起きたか、知ることができるコンテンツは、紅蓮で実装されたエウレカですものね。バルデシオンアーセナル……あれを遊んだら、わたしが辿ってない真実が明らかになると知って、衝撃を受けましたよ。むうう、頑張ればよかった〜!!
とにかく暁の血盟のスポンサーでもあるバルデシオン委員会の消失という大きな事件に、ミンフィリアは驚きを隠せない様子です。なにかと頼りにしていた存在が急に消えたんだから、このときのミンフィリアは心許なさも感じたんじゃないでしょうか。ましてや、委員会には友達(クルルさん)もいたんだから、心配ですよね……。
そして、ウルダハにカットシーンは移ります。
砂蠍衆の会合が終わっても、部屋に残って考え事をしているテレジ・アデレジ。部下が歩み寄って、「旦那様に指示された準備は整いました。しかし、このようなこと……。一体何をするおつもりなのです?」と訊ねます。
うん。この場面を覚えていたわたしは、だからこそ、テレジ・アデレジに対し「うさんくさー」という気持ちになっていたのですよ。ドマの人々に対して、この人、いい人っぽく振る舞っていたけれど!!
しかし、テレジ・アデレジのような存在は、新生エオルゼア以降の物語では見かけなくなったなあという気持ちになりました。己の欲望に忠実で、いろいろ企むけれど、どこか小物くささが漂うような存在です。
あえて、ということなら、アサヒのご両親? でも冒険者の敵じゃありませんよね、あの人たち。
暁月に至るまで、冒険者の敵はたくさん存在しますが、それぞれ抱える事情があり、状況によっては共感できる部分もある、という敵が多かったですものね。一切の共感ができない存在としてゼノスが登場してますが、最終的には、ゼノスは妥協を覚えて、足場になってくれましたしねえ。
どちらかといえば、わたしはゼノスよりテレジ・アデレジに対して、憎たらしさを感じます。
そういう敵って、黄金のレガシーに登場するのかな? まさか、敵に回った暁のメンバーに対して憎たらしさを感じるようになったら、どうしましょうっ!! それはイヤだと声を大にして主張したい。大丈夫だと思うけどー。
というところで、今回の感想語りはおしまいにしようと思います。
長文にお付き合いただき、ありがとうございました!
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