メインクエストの感想23:初めから「難民」になる人なんていない。

今年の7月に挑戦した簿記三級ですが、あれから奮闘しまして、合格いたしました!

やー、まさに昨日ね、ネット試験で合格したの。だから嬉しくて、試験終了後は、エオルゼアで遊びまくっていました。これまではエオルゼアで遊びつつ、資格の勉強にも時間を割いていたのですけれど、これで心置きなく遊べるぞ〜とウキウキして遊んだのです。

そうしたらメインクエストの攻略がガシガシ進みました。

うーん、クラウドDCが終了するまでに、蒼天のイシュガルドまで進めることができるかしら? いや、クリスタルタワー攻略も必須だから、無理かなあ。でもでも、できる限り、進めていきたいなあと思っています。

だってメインクエスト、楽しい!!

ではここから先は、パッチ6.51まで遊んだ中の人が語る、新生メインクエストの感想語りです。ネタバレ配慮が薄い内容となっていますから、ご了承の上、続きをご覧くださいね。内容はパッチ2.2「混沌の渦動」前半あたりです。

よろしくお願いします。今日もクラウドDCから書いていますよ!

目次

わーい、ユウギリさんが登場だ!

石の家に移転した「暁の血盟」に、移転後、初めての依頼がもたらされました。

ウルダハ、アマジナ鉱山社で頻発しているクリスタル消失事件の調査依頼です。サンクレッドとヤ・シュトラとともに冒険者は調査に向かいますが、なかなか一筋縄ではいかない事件のよう。

そしてホライズンでサンクレッドとウリエンジェさんがリングパールで話しているとき、ウリエンジェさん視点のカットシーンが入って、ベスパーベイに異邦者が現れたという描写が入ります。

うわーい、ユウギリさんだー!!

素顔が見えないところが、本当にもったいないですよね。そもそも冒険者もアウラ族な場合もあるのに、と思ってしまいますけれど、エオルゼアの人々に配慮する、ユウギリさんの思慮深いところを目の当たりにしていると思えば、納得するしかないというか。それに隠されてるからこそ、素顔があらわになったときが余計に嬉しい気もいたしますね。

もとい。

ベスパーベイでの出来事を知らぬまま、クリスタル消失事件の調査を進めている冒険者たちは、囮捜査を行います。なんとシュトラ姐さんが採掘師に扮するのだから、なかなか珍しい。

そこまでして得た手掛かりは、クリスタル消失事件に、顔に刺青をしているルガディン族が絡んでいるというもの。

顔に刺青をしているルガディン族。リムサ・ロミンサ出身のプレイヤーにはピンとくる話です。

同じことを考えたのか、シュトラ姐さんが単身、その調査に向かいました。サンクレッドは引き続き、ホライズンで調査をするとか。そして冒険者はミンフィリアの指示によって、異変が起きたというベスパーベイに向かうのでした。

難民問題は本当に難しい。

冒険者はベスパーベイにて、アルフィノからこの地に発生した異変について知らされます。その異変とは、小船に乗った異邦人が現れたというもの。でね、その異邦人たちはウルダハ王宮に向かったというから、彼らを追いかけて冒険者とアルフィノもウルダハのロイヤル・プロムナードに向かうのでした。

すると、異邦人たちは門前払いを喰らっていたのですよ。ナナモ陛下に謁見を求めていたようですが、……うーん警備が厳重なウルダハ王宮だもの、身元不明な異邦人なんて相手にしませんよね。

そこにアルフィノと冒険者が仲裁に入ったのです。二人はとりあえずクイックサンドに移動して、異邦人たちの事情を詳しく聞きます。異邦人たちは、ガレマール帝国に反乱を起こして、敗れたドマの人々だとわかります。そして今度はアルフィノがナナモ陛下への謁見を取り次ぐのですよ。

結果、ユウギリさんたちはナナモ陛下や砂蠍衆の人々に謁見が許されるのですが、ここ、ちょっとモヤモヤします。

ええ、以前にもこのあたりの物語をつよニューで遊んでいた時に、こんな記事を書きました。この時期のナナモさまやラウバーン局長にモヤっとする、ロロリトさんの主張も間違いじゃないと思う、という内容を書いたんですよね。

事実、このときのウルダハって結構、ボロボロです。

かつてイフリートと戦ったときには、アマルジャ族に情報を流す裏切り者がいました。今回のクリスタル消失事件でも、治安維持組織内の情報を、他に流す内通者がいました。まともな人がいないわけじゃない、でも組織として規律が乱れまくってるんじゃないの、と思ってしまうんですよね……。

そういう状況なのに、新たな不安要素である難民を受け入れている場合なんだろうか、と、やっぱり思います。

でも。人道的に考えたら、難民を拒絶するべきではない、という気持ちにもなります。遠くから苦労して旅をしてきた難民の中には、老人や子供もいるわけですから、人としてなんとか手助けしたいという気持ちにもなります。せめてゆっくり休ませてあげたい。お腹いっぱい、ごはんを食べさせることまではできないかもだけど。

それに、ウルダハはエオルゼア一の経済大国です。難民を受け入れる余裕がないという理由で難民を拒絶するのは、経済大国の看板を下ろすことにもつながりそうです。それってウルダハという国にとってプラスになるのかなあ、という疑問も出てきます。そもそもガレマール帝国は変わらず侵略者で敵であり続けるのだから、そのガレマール帝国の最新事情を知る難民を保護することは、最終的にエオルゼアの益に繋がるんじゃないかな、とも考えちゃいました。

--だから、このときの、アルフィノとミンフィリアの動きには、何度でも拍手したくなるのです。

どうしたのかと申しますと、二人は、ドマからの難民たちを「レヴナントツール開拓団」としてモードゥナに受け入れるよう、冒険者ギルドに働きかけてくれたのです。レヴナントツールはどの国にも属さない土地。ラウバーン局長も感心する妙案でございました。

もっとも、レヴナントツールは遠い。ドマの人々は、ひとまずウルダハで休息し、テレジ・アデレジが用意する「足」を活用してレヴナントツールに向かうこととなりました。

--このときのテレジ・アデレジはいい人に見えるんですよねえ……。

けれど難民だと侮るなかれ。

さて、冒険者はベスパーベイに向かい、ドマの人々の出迎えをすることになります。

このとき、ドマの人々をまとめている人が「ホウザン」さん。現地についた冒険者がホウザンさんに話しかけると、姿が見えない子供たちを探してもらえないかと依頼されます。子供たちは修行と称して、かくれんぼうをしていたんですね。その子供達を見つけた後、ドマの人々はウルダハに向かって進み始めます。

まあ、魔物が発見されたから冒険者が安全確保に動くんですけれど、……その働きを見ていたドマの人々がいいます。

……お主たちは、冒険者というのだろう? 魔物を相手にしても、物怖じせんとは。いやいや、大した腕前だわい
我々の故郷には、冒険者という家業はなくてね。……君たちのような猛者がいれば、今もドマはあったかもしれないな……。……いや、それは甘えか。ガレマール帝国に反乱を起こしたのも、それに敗北したのも、ドマの民である我々自身だものな……

わたしは思いました。ああ、この人たちは今でこそ難民になったけれど、普通に生きてた人たちなんだな、って。

だからこの現状に複雑な想いもあれば、苦い想いもある。自分たちを率いてくれたユウギリさんへの恩義も感じてる。

次は、我々が立ち上がる番だ。……今度は、開拓団としてね。レヴナントツールは活気があるところだと聞く。私たちドマの民の底力で、もっと賑わう集落にしてみるよ

それ以上に、自分たちを諦めない克己心もあるんだなあと感じて、ちょっとだけね、難民という理由でドマの人々を侮っていたかもしれないなあ、という反省をしました。

ドマの人々は確かに助けを必要としていたけれど、最低限の助けさえ得られれば、自分たちの力で自分の人生を支えて、エオルゼアをも栄えさせようという意欲のある人たちなんだなと見直したのです。

そんな人たちを「助けなくちゃいけない」なんて、ちょっとした思い上がりですね。

そして子供たちも元気なんだなー。

大人たちを突き飛ばして、魔物と戦って自分たちを守ってくれた冒険者を質問攻めにするんだもの。そうしてあれこれと訊きまくったあと、「レヴナントツールに着いたら、オレたちで『ドマ冒険者団』を作ろう」と提案するんだから、本当に子供は無邪気だなあ、とほのぼのしました。

冒険者もドマの人々も、そんな子供達を温かな眼差しで見つめています。

この子達の今後が楽しみになってきたぞ、というところで、今日の感想語りはおしまいにします。

長文にお付き合いただき、ありがとうございました!

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