メインクエストの感想004:ダンジョンに込められた悲喜交々。

愛用の紀行録ではなくつよニューを遊んでいると、当時のNPCたちに出会える喜びがあります。

すっかり馴染んでいる人物たちはここで登場していたのね、と感慨深くなったり。

ちなみにこの写真はサスタシャ近くで撮影しました。ここで出会う印象的なNPCは他にもいますけれど、こちらの二人だって長い付き合いになる人たちです。暁に合流してくれるんだもんなー。おじいちゃんは東方の御仁と友情を築き、孫娘ちゃんは最後まで暁に留まってくれました。

その始まりはここだったんだよなあ。長く続くご縁に感謝してみたり。

さて、ここから先は暁月最新パッチまで遊んだ中の人が語る、新生エオルゼアメインクエストの感想語りとなります。ネタバレ配慮なしの記事となりますから、ご了承の上、続きをご覧ください

よろしくお願いします。

目次

グリダニアにてカヌ・エ・センナと会う。

グリダニアに到着しました。冒険者は案内されるままに動いた先で、カヌ・エ・センナさまに会うことになります。なんだかおっとりしていて、「たおやか」という表現がとても似合いそうな御仁です。

でもグランドカンパニー双蛇党の党首なんですよね、このおかた。

すでに冒険者は過去視で、彼女が戦場に立っていた姿を確認できています。戦闘慣れしてないような風貌に見えますが、その戦場で他の誰も気づかなかったアシエンの気配をとらえた節もあるから、なかなか侮れない。

事実、世界設定本には、「白魔法の継承者でもある彼女が、カルテノーの戦いで敵味方を問わず、多くの負傷者の命を救ったことは有名な話だ」と書いてありますから、女傑なんですよね。

だからなのか、ついつい、カヌ・エ・センナ「さま」と呼んでしまう。

さて、冒険者が書簡を渡したところ、メルウィブ提督の提案に賛成してくれるよう。その返事は直接送ってくれるそうですから、冒険者はこのまま次の国、ウルダハに行けます。ただ、ラウバーン局長への「よろしく」と伝えてくれるように頼まれたのですけれど、……よろしくって何を? とこっそり首を傾げますが、説明はありません。まあ、伝えれば通じるのでしょう、というわけで冒険者はウルダハに向かうのでした。

ウルダハにてラウバーン局長たちと会う。

ウルダハに到着しました。ウルダハで会う人物は、重厚な存在感を放つラウバーン・アルディン。ウルダハのグランドカンパニー「不滅隊」の党首なんですって。うん、こちらは党首だとすぐ納得できる、立派な体格の持ち主ですね。

隣の美女は、エリヌ・ロアユ大闘将です。ラウバーン局長と並んでいる姿を見ると、中の人はこの先の展開を覚えているだけに、ちょっと複雑な気持ちになりますね。うーん、リアルゼアもそうだけど、人間って簡単には測れないよなあ。この美女がまさかの、ですものね。詳細はのちになってから語ろう。

ラウバーン局長ですが、初めて会ったとき、冒険者に対して「貴様」と呼びかけるから、ちょっとびっくりした記憶があります。「貴様」って普通には使わない呼びかけじゃないですか。や、ラウバーン局長の雰囲気には合ってるんですよね。「あなた」とか「きみ」と呼びかけるイメージはないし、「おまえ」はちょっと違う気がするもの。でも貴様って罵る時にしか使わない、というイメージがあるから、びっくりしましたね。

もっとも「貴様」と言う言葉は本来、強い敬意を示す言葉だったそうです。

それが現代では罵りの言葉になっちゃったんだから、言葉って本当に生き物だなあと感じます。せめて「貴殿」だったらここまでびっくりしなかっただろうけど、「貴殿」って男性に使う言葉ですものねえ?

……ラウバーン局長も、カヌ・エ・センナさまのように、冒険者に対してガレマール帝国とエオルゼアの状況を説明してくれます。カヌ・エ・センナさまが言っていた「よろしく」の意味することも教えてくれました。ガレマール帝国に忍ばせていた密偵が殺されてしまったことを示すんですって。なんでそんなことがわかるの? と思っちゃいましたよ。違う国に生きているとはいえ、同じ政治の世界に生きてるからかしら? 

と、とにかくラウバーン局長もメルウィブ提督の提案には賛同し、返事を直接に送ってくれるそう。これで冒険者の仕事は終わりました。次はどこに行こうかなあと思ったところ、リムサ・ロミンサで何やら起きてるそうですよ。

あらっ。じゃあ、用事が終わったことですし、リムサ・ロミンサに戻りますか!

ダンジョンに挑み、そして消えゆく夢。

リムサ・ロミンサに戻り西ラノシアの調査を依頼されたことから、ダンジョン攻略が始まります。初心者の館の攻略を経て、サスタシャ、タムタラ、カッパーベルに挑みます。それぞれLV15〜LV17に該当するダンジョンです。

せっかくのつよニューだから、わたしはサクッと制限解除でクリアしてきました。

でね、ダンジョン攻略開始と同時に、冒険者NPCが出没するようになるのです。この時期に会う冒険者はなかなか印象深いのですが、わたしは特に、ドールラス・ベアー一行が印象的でした。

リムサ・ロミンサで出会う冒険者NPCなんだけど、冒険者はサスタシャ攻略において、彼らの先を越してしまったのですよね。だからリムサ・ロミンサで出会った時には微妙に気まずい気持ちになったですけれど、言葉の上ではあくまでも爽やかに、ドールラス・ベアーは夢や目標を持つことの大切さを語ってくれたのです。

その言動に対して、わたしはちょっと引っ掛かりを覚えました。

や、率直にいえば、先輩風を吹かせてる人だなあ、なんとなく苦手だなあ、と感じたのです。ドールラス・ベアーとMonicaはあくまでも初対面で、まったく親しい間柄でもないのに、求めてもいないアドバイスをいきなりしてきたところが、ちょっと鼻についたのですよ。

そして、そのドールラス・ベアーたち一行は、冒険者がカッパーベルを攻略するときに亡くなっています。そのパーティーの遺体をカッパーベル鉱山から運び出した、同じ冒険者NPCでもあるアリアヌには、彼らが冒険者の可能性に焦りを覚えていたこと、その焦りが事故を生んでしまったことを教えられます。

それが事実だとしたら、なんとも後味の悪い話ですね。

とはいうものの、だからと言って冒険をやめるという選択肢はありません。残酷かもしれないけれど、同じ轍を踏まないよう、焦りは禁物という言葉を心に刻んで、先に進んでいくしかない。

そう思いながらも、同時に、冒険者は大丈夫なのかなあ、という気持ちにもなりました。この先もずっと、他の冒険者の感情を刺激する存在であり続けるのかしら、それってちょっとしんどくない? せめて同じ速度で歩ける人がいたらいいのに、と思いました。

だからこそ、「彼ら」からの接触は嬉しかったのですよね。

コメント

コメントする

目次