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みなさん、この御仁、ご存知ですか?
モードゥナにいるウィルトウェークという人物です。現在、わたしはクラスターを集めるためにモードゥナにいることが多いんですけれど、そのときに話しかけたら気になることをおっしゃるんですよね。
「実は……この仕事に就く前は、俺も冒険者をやっていたんだ。当時ウルダハで、錬金術師ギルドから依頼を受けたことがあってな。セヴェリアンはそのときの依頼主だ」
「……依頼は簡単な依頼探しって話だったが、あれよあれよと、勇壮な叙事詩が書けそうな大冒険になっちまった! こっちも意地になって、求める材料を手に入れてやったさ!」
「今回、セヴェリアンに捜査協力を要請したときは、無視されるかと思ったが、実際は君のような凄腕をよこしてくれた。あんな男でも、むかしの負い目を感じていたりするのかね……?」
さあ。セヴェリアンはなかなか奥深い御仁だから、というコメントはさておいて。
わたし、この人とのエピソードをすっかり忘れてしまってるんですよー。調べてみたら蒼天の錬金術師クエストに関わるお人だと判明するんですけれど、はてさて、どんなエピソードがあったか、忘れてしまっている。
実は結構、こういう人が多いんですよね。
街角に立っているNPCに話しかけたら、何やらエピソードがあったんだと感じさせる様子で話すことが稀にある。おそらくサブクエストで関わった人なんだろうなあ、と見当はつくんですけれど、そのエピソードの内容を忘れてしまっているから、いささか落ち着かない。
クラスクエストやジョブクエストなら、まだつよニューで遊べるんだけど、サブクエストの内容を思い出す方法は、……サブキャラで遊び直すくらいしか思いつかないんですよね。
だから黄金のレガシーではサブクエストも記録しながら冒険を進めていきたいなあと考えてます。
おそらく相当数のサブクエストがあるだろうから、ひとつひとつ記録するのは難しいかも、と思っているんですが、でも忘れてしまうのはなんだか寂しい気がするんですよねえ。サブクエストってひとつひとつ、タイトルがついてて面白いじゃないですか。や、忘れてしまってるんだけど。
忘れてしまうと本当にもったいない。せめて記録しておこう。
黄金のレガシー準備に動きながら、わたしはそんなことを考えているのでした。ゆっくりペースになるかもしれないけれど、それもいいじゃないか。人それぞれ、いろんな楽しみペースがあるよね、と考えています。
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