メインクエストの感想020:第七霊災が終わり、第七星暦へ。

ゴールドソーサーでいちばん好きなコンテンツは、ジャンピングアスレチックです。

だからゴールドソーサーに訪れたタイミングでこのコンテンツが始まっていたら、CF申請中でもキャンセルして、いそいそと参加しちゃう。そのくらい好きなんですけれど、でも、上手ではないのです。この時だってさ、ゴール間近まで迫れたけれど、ちょこっと欲張りしただけでスタート地点からやり直し、結局はタイムアウトですよ。

うう、悔しい。でもまた懲りずに挑戦する。

ええ、下手でも好きなんですよ。何回でも遊びたくなる。次こそゴールしたいなあ!!

さて、ここから先は暁月最新パッチまで遊んだ中の人が語る、新生エオルゼアのメインクエストの感想語りです。ネタバレ配慮のない内容となっていますから、苦手な方は避けてくださいね。

よろしくお願いします。いつも通り、長いですよ!!

目次

シドとガイウス、シドとネロさん。

アルテマウェポンのある魔導城プラエトリウムに突入したら、ガイウスが待っていました。

もっともガイウスが待っていた人物は、あくまでもシド。冒険者はついででしょう。ガイウスは、シドのお父さん、ガイウスの親友でもあったミド・ナン・ガーロンド氏の心残りをシドに話したかったよう。総責任者を務めていたメテオ計劃が凄惨なものになったことに対してミドは後悔していた、息子にすまないことをしたと言っていた、と。

でね? 「メテオ計劃はかの俗物の呪縛により引き返せない状態となっていた」とガイウスさんは話すんですが、わたしは気になりました。

その俗物ってだ〜れ〜? と。

まあ、おそらくは旧FF14においてダラガブを落とそうとしたネール・ヴァン・ダーナスのことかなあ、と思うんですが、彼女はガイウスさんに俗物と言われるような人だったっけ? と首を傾げました。世界設定本を読んでも、大迷宮バハムートを遊んだ時にも、そんな節は感じ取れなかったんだけどなあ、と思ったところで、発言者がガイウスだった事実を思い出しました。

そうだ。理想主義のガイウスさんにとっては、ネール女史も俗物判定を喰らうのかもしれない、と思いついたのです。そうだとしたら、うーん、この人って本当に手厳しいなあ。同僚に対してもそういう判断をするのか。同じ軍団長だからといって、親しみを持つわけではないのだなあとも思っているうちに、シドはガイウスの勧誘を拒絶。

ガイウスが差し向けた帝国兵と戦闘、冒険者はこれを下します。とっくにこの場から去っていたガイウスを追いかけ、冒険者は奥に進みます。途中、ミンフィリアを助けた時に使った魔導アーマーに乗って奥に進んだところ。

これまで帝国側のカットシーンや、蛮神討伐時のカットシーンに登場していたネロさんが登場するのでした。

彼もシドと因縁のある人物です。世界設定本によると、立身出世を夢見て勉学に励んで、ついには帝国の名門「魔導院」に入学したところ、同期にシドがいたため、ずっと次席に甘んじていたのだとか。だから自分の才覚を活かせる場所を求めて入隊し、アルテマウェポンの発掘と再生をしたにも関わらず、ガイウスはシドを求めてる。

……うーん。わたしは正直にいうと、ネロさんにはちょびっと同情してしまうのです。

この場所でのネロさんの言葉を聞いていたら、「そりゃないよガイウスさん!」という気持ちになるんですよねえ。それと「ガイウスの、どこが公正なのかなあ?」という気持ちにもなる。せめてネロに然るべき地位を用意して筆頭機工師を空席にしてシドを招く、ならともかく、今の時点で筆頭機工師のネロさんを追い出してシドを勧誘しようとするんだから、そりゃネロさん怒るわ、と思うんですよ。

でもそれはそれ、アルテマウェポンへの道を阻むなら、倒すまでです。

だからサクッと制限解除で倒しましたが、さすがネロさん、しぶとい。アルテマウェポンによる停電(?)があった隙をついて、冒険者の前から逃げ出しました。「ざまあみろよ、シド」という言葉を残していくんだから、どこまでもそのキャラクターを貫くんだなあ、とも思いましたねえ。うん、なかなかあっぱれな人間性だなあ。

ガイウスの理想は確かに興味深いけれど。

いざアルテマウェポンを倒しに行こうとしたとき、ガイウスが先に立ちはだかります。

冒険者はそこでガイウスの信念を語られます。聞いていたわたしは、このときのガイウスさんの言葉って、ちょっと心に届かないなあ、と感じました。理想に生きる人なんですよね、この人。だからなのか、この人自身の欲望が見えてこない。あるいは、理想に生きることがこの人自身の欲望なのかもしれないけれど、キッパリハッキリ、俗物にすぎないわたしには共感しづらいなあ、と思っちゃうのです。

ある意味では純粋で、ちょっとだけ、ミンフィリアと重なるところもあります。でもこの人の理想っていささか凶暴な気がするんですよ。そして本人は自分が掲げる理想の、そんな側面から目を逸らしている。つまるところ、結果的に救ってやるんだから侵略も受け入れろ、という論理になっちゃってるんだけど、それってどうなの、と思ってしまう。

うーん。まあ、でもこの人、政治家として語りかけながらガンブレードを抜くんだから、冒険者としては戦うしかないですよね。倒しちゃってもいいよね、というわけで戦闘突入、撃破します。

が、まだまだ余裕のあるガイウス。起動したアルテマウェポンにガイウスは騎乗し、戦闘となります。すでにガルーダ、タイタン、イフリートの力を吸収したアルテマウェポンとの戦いは厳しいものになりそうですが。

ハイデリンの助けを得て、冒険者が勝ちます。

ガイウスがアルテマウェポンでも撃退できない冒険者に対し、恐れ慄いていると、アシエン・ラハブレアが登場。そして冒険者が優っている理由は、光の加護を受けているからだといい、アルテマウェポンに秘められている究極魔法「アルテマ」を発動させるのです。

ガイウスはラハブレアに対し、強い不審を抱いたようですが、優先事項を違えることなく冒険者と対決します。

でもまたまたハイデリンの助けを得て、冒険者が勝つのでした。

ラハブレアからサンクレッドを取り戻せ。

ガイウスを倒し、アルテマウェポンを破壊しましたが、まだまだ目的は果たせていません。そう、ミンフィリアに依頼された、サンクレッドの救出、ラハブレアの撃破がまだなのです。さいわい、ラハブレアは手の届くところまで降りてきました。そうして、ラハブレアも冒険者と戦闘する気満々のようです。

で、イベントバトルになりますが、冒険者は敗れます。

わたしがおぼつかないプレイヤーだからかな、やっぱり。ここで負けちゃうんですよね。

でもどっくんどっくん鼓動が脈打つ演出が入り、

またまたハイデリンが冒険者を助けてくれるのでした。

ええい、ハイデリンめ。未だ邪魔をするだけの力を残していたか……!
だが、ハイデリンの加護があろうとも、不完全なお前たちの刃が私に届くことなどないと知れ!

このときのラハブレアの「不完全」という言葉に微妙に悶えつつ(のちにエメトセルクが語る内容をラハブレアがちょっとだけ語ってくれた〜! という意味でのもだえです)

冒険者は、ハイデリンの指示によって、サンクレッドとラハブレアを引き剥がすことに成功します。そうして仲間たちの助力を得て、ラハブレアが宿る闇のクリスタルを破壊するのでした。

このラハブレアの言葉を聞くと、とても不思議な気持ちになります。

ほら、エメトセルクがアゼムのクリスタルにこめた言葉があるじゃないですか。

命のかぎり歩み 地上の星々を繋がんとした」--

この言葉を思い出してしまうのですよ。

だから、ここでラハブレアを退散させた力は、ハイデリンの力というより、のちにアゼムのクリスタルを持つようになる冒険者、アゼムの魂を持つ冒険者だから持ち得た力なんだろうか、と思ってしまったんですよね。

どうなんでしょう?

そして、かつて第十四の座にいたアゼムが人々をつなぐ存在であったことを、このときのラハブレアは忘れてしまってるのかなあ、ここで冒険者がアゼムだと気づく可能性はゼロなのかな、とも思いました。

もっともラハブレアはこの冒険者がアゼムだったと気づいても、変わらない人なんでしょうけど。

大活躍する魔導アーマー!

ラハブレアからサンクレッドを取り戻した冒険者。でもあちこち爆発している魔導城からどうやって脱出すれば、と思っていると、もう動けなくなったはずの魔導アーマーが駆けつけてきてくれました!

おおお、さすが魔導人形のコアが組み込まれた魔導アーマーだ! 

「逃げよー逃げよー?」とでも言ってるのかなあ。キュルキュルと訴えてるところ、とってもかわいいと感じます。

で、冒険者は気を失ったサンクレッドを魔導アーマーにのせて、爆炎を背後に疾走します。意識を取り戻したガイウスは苦しそうに呟いていましたが、そんな彼を構う余裕などありません。このとき、ガイウスも炎に巻き込まれたんだろうと思っていましたが、紅蓮で再会しましたね、ええ。この状況から逃げ延びたガイウスの生命力に乾杯です。

冒険者がハイデリンからメッセージを受け取っている間、離れた位置では暁の血盟員や盟主たちが、各グランドカンパニーの報告を受けながら、まだ出てこない冒険者の身を案じています。カヌ・エ・センナさまなんて、シドに向かってエンタープライズを出せないか、って言ってるものねえ。相当、心配してくれてるんだな、という気持ちになります。

でも心配ご無用!

華々しく爆炎をバックにして魔導アーマーに乗った冒険者が飛び出てきます。サンクレッドももちろん一緒であることを確認して、安心したみんなは笑顔になって冒険者に駆け寄るのでした。

シナリオブックによると、このとき、レガシープレイヤーだったら冒険者が光の戦士であることを、みんな、思い出すようですね。「あの人がそうだったんだ」という感じ。そういう展開もちょっと見てみたかった気がします。

エピローグ、そして次の冒険へ。

そうしてエピローグです。

アシエン・ラハブレアを撃退したものの、新たに芽生えた謎についてアルフィノが考え込んでいます。アシエンの真の目的は何か、絶対の神とは何なのか。でもアルフィノの目に映る光景はひどく眩く、とても楽しそうなもの。それをみて、アルフィノも「今はこの平和のひとときに酔いしれるのも悪くない」と呟くのでした。

そして各国の盟主たちは武器を重ね、第七霊災の終焉を宣言するのです。

めでたしめでたし、と思いきや?

エンドロールが終わって、派手な咆哮が響きます。会場に集まった人々が驚いているところに、兵士が駆けつけてきて新たな蛮神が活動を開始したと報告します。

そして。

滅びてなかったアシエン・ラハブレアとその仲間らしき存在のカットシーンが入って、「つづく」となるのでした。

はふう……。やっぱり新生エオルゼア、面白いです。つよニューしてよかったなあ。

それにしても疑問を抱いてしまうところは、エピローグでシドが「忙しそうだな、牛親父」といい、提督が「ふふふ、猛将も殿下の前では形無しだな」と言ってるところなんですよ。殿下というからにはナナモ様じゃないよね。え、シドって殿下なの? というか牛親父ってラウバーン局長の愛称なんだろうなあと思うけれど、おそらくは「アラミゴの猛牛」という異名からついた名前なんだと想像がついたけれど、え、シドとラウバーン局長ってそんなに親しかったの? とも思ってしまいました。旧FF14から続く間柄なのかしら。

ああ、気になる。でもそれ以上に続きが気になるから、続きを遊ぼう。

というわけで、新生エオルゼアの感想語りはまだまだ続きます。

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