メインクエストの感想019:帝国への反攻作戦開始。

引き続き、ウルダハに訪れています。

でね、何気なくこの人、ランドさんに話しかけたところ、「暁の血盟が解散したと聞いたよ。至極残念なことではあるが、頼ってばかりもいられない。少なくとも、ウルダハの平和は我らが守らねばな!」と言ってくれます。何気なく話しかけた、ウルダハを警備している人がこう言ってくれるなんて、暁の血盟って本当に有名な組織だったのですねえ。はじめは秘密結社だったなんて信じられないほど。大きく育ちましたよねえ、ほんと。

さて、ここから先は暁月最新パッチまで遊んだ中の人が語る、新生エオルゼアメインクエストの感想語りとなります。ネタバレ配慮なしの内容となっていますから、苦手な方は避けてくださいね。

よろしくお願いします。暁の血盟が活躍してますよ!

目次

盟主たちを暁の血盟は激励する。

暁のメンバーたちがカストルム・セントリから脱出してアルフィノが檄をとばしているころ、ウルダハ、グリダニア、リムサ・ロミンサの各国盟主は集まって、話し合いを重ねていました。帝国の軍団長ガイウスから届いた最終通達に対して、エオルゼア都市軍事同盟はどういう返答をするのか、という内容です。

もっとも話し合いは平行線のまま、あまり進んでいないよう。

帝国に従えばアルテマウェポンで全ての蛮神を倒してエオルゼアを安泰に導く。その代わり、帝国に従わなければ、蛮神を倒せるほどの兵器を用いてエオルゼアを平定させる、というのだから、恐喝ですよねこれ。盟主さんたちはその恐喝を腹立たしく思いながらも、すぐに結論を出せないようです。まあ、これまでの五年間、復興を頑張ってきたのにその復興が台無しになるかもしれない事態ですものね。これまでの苦労を思えば弱気にもなってもしかたない。

でも、そうはいうものの、恐喝してくる侵略者に屈することをよしとするのはさすがにどうなの、と思ってると。

暁の血盟は、失われてなぞいないッ!

そういう一喝と共にアルフィノが飛び込んできたのでした。ミンフィリアも、シドも、ついでに冒険者もいます。そうして飛び込んだメンバーは次々と言葉を並べ、盟主たちを鼓舞するのです。あ、冒険者は無言のままですよ〜。

目の前の問題は、自分たちで解くことに意味があります。安易に力という回答に頼るのは怠惰よ

アルフィノとミンフィリア、シドがどんどん言葉を重ねますが、わたし的にいちばんしっくりきた言葉は、ミンフィリアのこの言葉でした。

ガイウスに大いなる理想と揺らがぬ信念があって、その理想に魅せられた人が多くいたとしても、視点を変えれば、ガイウスの理想って大きなお世話なんですよねえ。確かにこんがらがった問題を解くために第三者の視点が必要な時もあるんですけれど、エオルゼアの人たちがガイウスに助けを求めた事実はあるんだろうかと首を傾げてしまったり。

ともあれ、暁の血盟たちの檄によって、盟主たちも目が覚めたようです。

帝国の最終通達に屈しないという結論に落ち着きました。ほっと安心しましたよ〜。暁の血盟たちが間に合わなかったら、盟主たちの結論はどんな内容になってたんでしょうね? うーん、のちに盟主たちが見せる頼もしさを思い出すと、この時期の盟主たちって危ういなあと感じてしまいます。暁の血盟の檄によって自分を取り戻すことも含めてね。

そう考えると、長い長い、暁月に至るまでの物語でみんな、同じように成長していたんだなあ。

マーチ・オブ・アルコンズの始まり。

砂の家に戻った冒険者は、ミンフィリアからサンクレッドを取り戻せるはずだと知らされます。なぜならアシエンは闇のクリスタルを媒介に憑依するという形で活動しているから、闇のクリスタルを破壊すれば憑依は解かれるはず。だからサンクレッドを助けてあげて、と言われて、冒険者は頷きます。

うん、冒険者を気遣ってくれたサンクレッドを助けない理由はないよ。助かるなら助けるともさー。

そうしてエオルゼア同盟軍から、帝国への反攻作戦の詳細が届きます。その作戦名が「マーチ・オブ・アルコンズ」--十二賢者の行進となります。なんでもこの作戦には、各国のグランドカンパニーだけではなく、他にも存在する様々な組織が協力しあってるんですって。だからこの名前がついたのだとか。

作戦にはさまざまな段階がありますが、冒険者が戦う段階は、第一段階と第四段階。はじめにガイウスの右腕的存在、リットアティンを倒したあと、戦況が整うまで待ち、ラウバーンが指揮する同盟軍がカストルム・メリディアヌムを突破した隙を狙って、アルテマウェポンを撃破します。

わーお、見事に冒険者が要を担っている〜。

特にリットアティン撃破は最重要課題だよ〜。今はイベントバトルだから、他のプレイヤーさんの力を借りることができない。なんとしても単独で倒さなければ〜と意気込んで、リットアティンに戦いを挑み、負けました

そうだった。サブキャラちゃんを育てた時にも実感したんだった。イベントバトルとなったリットアティンは強いんですよう!! おまけに三回の戦闘を経てなんとか倒したと思ったら、復活するんだもの。カットシーンが入ったから、倒せたと思ったけれど、倒せてなかったのさ!! 結局、サブキャラちゃんの時のように、ホットバーに登録しているハイパーポーションを使ってHPを維持しましたよ。くうう、暗黒騎士で挑めばもっと早く倒せたかーー!

でも最終的には勝ちました!

リットアティンは帝国に支配された属州民だったんですよね。世界設定本によると、市民権を得るために入隊した先でガイウスに会い、武才を活かして取り立てられるようになったのだとか。

事実、冒険者が会ったリットアティンはガイウスにすごく心酔していました。ガイウスが統治した場所はすべて「正しく」「公平」に治められている。だからガイウスの理想を阻む冒険者をリットアティンは打ち破るつもりだったのね。

--暁月のダンジョンで、冒険者は星海にいたリットアティンと戦いました。

そのときの様子を思い出すと、リットアティンはこの瞬間にずっと囚われたままなんだなあと感じました。ガイウスは生きてて、帝国軍軍団長ではない人生を歩んでいる。でも新生エオルゼアのこの時点で敗北したリットアティンは亡くなったときのまま、星海で安らぐこともなく、この瞬間の敗北を抱え続けているのか、と思うと、本当にこの世界って世界観が容赦ないなあ、と感じました。

人はそれぞれ自分の人生を歩んでいて、本当の意味では他の人の人生を背負うことができない。たとえ他者の理想に殉じたとしても、それはあくまでも自分の選択として選び続けて、たどり着いた結果に過ぎない。どこまでも自分自身の人生を歩んでいるのだから、自分で自分自身と向き合わないといけない。

そんな事実を示されたように感じたのですよ。

カストルム・メリディアムでの死闘

冒険者のリットアティン撃破を皮切りに、帝国軍の反攻作戦は始まります。

そしていよいよ、ラウバーン局長が同盟軍を率いて、カストルム・メリディアヌムを攻略する段階となりました。ええ、これから作戦の第三段階に突入します。冒険者も一緒です。あれあれ? アルテマウェポンを撃破するだけでいいんじゃなかったっけ? とも思いましたが、うん、そうは問屋が下さなかったですね。

とにかくこの時の演説では「暁の血盟」の存在感がすごいなあと感じました。演説しているミンフィリアも盟主としての風格を漂わせていましたが、それ以上に、アルフィノが冒険者を持ち上げるからビビりました。

そうして、カストルム・メリディアヌムはサクッと制限解除で攻略しました。トークンもらえるんだから、CFを頼れば良かったのでしょうけれど、普通ならスキップされるカットシーンを見たかったから制限解除にしたのです。

そうしてリウィアと対決。彼女を倒しました。

彼女の言葉には、思いっきし反論したい気持ちになりましたね。や、ガイウスの心とか唇とか、そういうものを奪った心当たりはないんだけどなー、と。

むしろ、あなたが。砂の家を襲撃してたくさんの仲間を冒険者たちから奪っていったんじゃないかな、という気持ちになりましたが、ガイウスを求めるその姿はあまりにも必死で、何も言えませんでした。

世界設定本によると、この人はもともとガイウスに引き取られた孤児だったんですよね。でもいつしか養父に寄せる以上の想いをガイウスに対して抱くようになっていた。そしてガイウスの右腕となり、その信頼を得ることだけを目標に生きてきた、とあります。

でもガイウスってどうみても色恋とか情愛より理想実現を求めてる人じゃないですか。だからガイウスの情愛を求めたリウィアは満たされず、空回りしてた部分もあったんじゃないかなあ、と思ってしまいます。でもそんな自分を悔いないというか、反省しない人でもありそう。ガイウス本人からたしなめられることがあっても、自分が正しいと感じた方法で突き進んじゃう人なんだろうなあ、という印象があります。

暁月のアイティオン星晶鏡にて、冒険者はリウィアとも戦いますが。

コンテンツサポーターで挑んだとき、サンクレッドが「いつか浄化されるといいな、お前の想いも……」という言葉をリウィアに対して投げかけるのですけれど、リウィア本人がそんな言葉を聞き入れることはなさそうだなあと思いました。

他人から見て辛そうだなあ、と思っても、本人はガイウスへの想いを手放すことをよしとしない気がします。だから浄化されるまで相当な時間がかかりそう。下手したら今を生きるガイウスが人生をまっとうして星海に訪れた時も浄化されてない可能性だってあるかもしれません。そのとき、ガイウスはリウィアを受け入れるかなあ。受け入れるまではしないまでも、かつて養った「孤児」に対しての歩み寄りくらいはするかもしれません。

--いや、男女間の情愛は、当事者以外が語るものではありませんね。

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