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楽しかったなあ。FF16とのコラボクエスト「炎影の旅路」
終わってもう1日が経つというのに、まだクエストの内容を反芻してます。
なんか、今回のコラボクエストは、演出がとても丁寧だったなあと感じているのですよ。や、こういう言い方をしたらこれまでのコラボクエストを雑な印象に受け止めていたように感じられるかもしれませんが、そんなことは決してありません。
特に、丁寧だったなあという印象を受けたというだけ。
キャラクターの造形も精密だったし、トルガルは最強にかわいかったし、開発・運営の人たちの意気込みを強く感じられたなあという、そんな感じ。少なくともわたしは、FF16の続きを遊びたくなってしまったよ! クライヴをしあわせにしてあげなくちゃって強く思ってしまったよ……!
……あの冒険の続き、クライヴは最終的にしあわせになれるのだろうかという疑問はさておいて。
さて、ここから先は、FF16コラボクエストの感想語りとなります。ネタバレ配慮がない記事となっていますから、ご了承の上、続きをご覧ください。よろしくお願いします。
そもそもの始まりは、ウルダハ。見覚えのない新人冒険者さんの呼びかけから。彼の呼びかけに応え、その場にしばらく留まっていると、異邦の詩人さんが現れます。意外な始まりだなあと思いながら異邦の詩人さんの話を聞きます。
するとね、異邦の詩人さんは不思議な夢を見たそうなんですよ。
赤い星と白い星が登場する夢。それぞれの星が決して交わることがない様子だったのに、赤い星が軌道を変え、燃え上がる大地の上で白い星と交差し、まばゆい輝きを放ったという夢だったとか。
そして目覚めた詩人さんは、その白い星をエオルゼアの英雄と呼ばれる冒険者だと解釈したそうです。ミラクルな解釈ですね!! そして詩人さんは、冒険者はその赤い星が象徴する人物と冒険者が出会うはずだといい、その夢の行末を見届けたいと、冒険者に依頼するのです。
夢を夢のままにしないで、追求しようとするあたり、よっぽど迫力のある夢だったんだろうなあ。ただ事ではないと感じたんでしょうね。わざわざ報酬まで用意したわけですし。
それで冒険者たちは、異邦の詩人さんの夢に登場したらしき場所に向かいました。
それは、東ザナラーンのバーニングウォール。
さっそくテレポで飛びますと、同じようにコラボクエストを受注したのだろう冒険者たちが指標になってくれます。や、地図にも表示されるんですけれどね。
そうして見つけた存在は、「謎めいた男」--なぜかバーニングウォールで倒れてたこの男の人を、冒険者たちが介抱します。そんなカットシーンが流れているとき、中のわたしは盛り上がっておりました。
キタキタキタァ!
クライヴですよ、みなさんっ。FF16の主人公のクライヴがエオルゼアにやってきたんですよっ!! BGMも初めて聴く曲です。これ、たぶんFF16の曲なんだろうなあ。いつものエオルゼアがいっきに違う世界になった気がする。
どんな状況なのかな〜。これまでエオルゼアに降り立った人物たちの様子を思い出しながら、事態を見守っていると、クライヴはなんと記憶を失っている事実が判明しました。もしかしたら、身体的な衝撃を受けて記憶を失ってしまったのかもしれません。だからウルダハのフロンデール薬学院にクライヴを連れて行くことになります。
さいわいにも異常はなかったようですが、ならばなぜ彼は記憶を失ってるんでしょう。そんな疑問を抱えつつ、クライヴの記憶を取り戻すために、ウルダハの街に見覚えがないというクライヴを連れて、冒険者はグリダニアに向かうのです。なぜグリダニアなのかというと、バーニングウォールはウルダハとグリダニアの中間点にある場所だからですね。
ウルダハからグリダニアに向かうとき、飛空艇を利用することになります。そう聞いたクライヴは。
「記憶を失くしたと言っても、身につけてきた常識が失われたわけじゃないらしい」
「だが、飛空艇と聞いて、俺はひどく驚いて、信じられないと感じた。おまえにとって当然であるものに対して、だ」
そういう言葉を聞いていると、この人、とても思慮深くて冷静な人なんだなあと感じます。FF16を遊んだとき、いまよりもずっと幼いクライヴを動かしていたんですが、その時も思慮深くて内向的な少年という印象でした。成長した彼はこんなふうなんですねえ。しみじみしながらグリダニアに到着。そしてあちこち彷徨っているときに。
双蛇党の報告を聞いたクライヴが、ガルーダの名前に反応します。なんでも、ガルーダと戦ったことがある記憶があるというのです。あ、そうなんだ。そちらの世界のガルーダとクライヴは敵対関係にあるのね。
と中のわたしが理解しているうちに、ボルセル大牙士が「ガルーダとの戦闘経験があるとなれば、グリダニアにとっては恩人も同然だ。決して捨ておけない」と言ってくれて、とある人に連絡を入れてくれるのです。
ガルーダの知識があって、癒しの能力がある人らしいけれど、誰だ、と思っていたら。
カヌ・エ・センナさまでした〜!
優秀な癒し手とはいえ、一国の代表を身元不明の記憶喪失者に合わせてくれるなんて、びっくりです。でもでも、これまでにないスペシャルなゲストではないだろうか。このときのBGMも、これまでに聞いたことがない曲だから、ちょいとドキドキします。やー、本当にいつものエオルゼアじゃないみたい。
そしてね、この時のクライヴの振る舞いが、「育ちがいいな」と感じるものでした。
さすが元王子。ベアラーとして苦労してきたと思うけれど、そういう育ちの良さはすり減ってないんですねえ。礼儀正しく、でも堂々とした様子で名乗り返したクライヴは、名前以外の情報は言えません。カヌ・エ・センナさまはあくまでもやわらかく、クライヴの記憶を取り戻す方法について考えましょう、と言ってくれます。
そしてエオルゼアにおけるガルーダの詳細をクライヴに話してくれるのです、が。
自分が戦っている相手とガルーダの特徴は似ているとクライヴは言います。……そちらの世界のガルーダも「嵐のように気性の激しい」お人なんだなあ、と思っていると、覚えた違和感をクライヴは口にします。
そして「おそらく、彼の知るガルーダは、エオルゼアの蛮神ではありません」と唐突にこの場に現れた異邦の詩人さんが言うのですよ。
えええええっ。と、わたしは驚きました。
詩人さんが言った内容にではなく、この場所に現れることができたという事実に驚いたのです。え、普段この場所って、冒険者ですら気軽に入れないんだけど、詩人さんは顔パスなの!?
ああ、カヌ・エ・センナさまが普通に対応されているー。
もしかして顔見知りだったりするのか、と、おそらくは違う方向に反応しているわたし。意外な人間関係です。や、異邦の詩人さんはただものではないとわかっていますけれど、でも、権力者と繋がりがあるなんて思わなかった。
話を戻しましょう。異邦の詩人さんはクライヴが異界より訪れた稀人だと言います。なんでも、クライヴが倒れていた周辺で聞き込みをしてたんだけど、ひとつも目撃証言がなかったんですって。クライヴ自身はベアラーとしての刺青も相まって、とっても目立つお人だから、目撃証言がないなんてとてもおかしい。だから詩人さんは異なる世界から迷い込んできた人たちの事例を思い出して、クライヴもそうだと判断したようですね。
異邦の詩人さんの言葉にクライヴが反応するのですが、耳鳴りがして頭が痛むようです。そんなクライヴに対し、カヌ・エ・センナさまは「その痛みは、心が見せた幻でしょう」といいます。
となると、もしやこの記憶喪失は、クライヴのメンタルブロックだったりするんだろうか。
「人は極度に辛い経験をしたときに、その事実を否定しようと、自ら記憶を封じることがあるのだとか」
う、うーん。
ちょっとクライヴ……。あなたどんな目にあったの? FF16はあなたが最愛の家族を失ってシヴァと戦ってしまったところまでしか遊んでないのですよ。だからちょっと身構えてしまう。今度、時間を作って遊ぼうと軽く思っていたけれど、覚悟を固めてから遊んだほうがいいのかしら。
とにかくクライヴは、カヌ・エ・センナさまの言葉に考えるところがあったようです。そんなクライヴに「大丈夫、僕たちがついてる」と異邦の詩人さんが言います。
いい人だなあ、詩人さん……!!
とにかくクライヴに対しては別のアプローチが必要となります。どうしたものかと思っていたところ、詩人さんにはアイディアがあるそう。戦いの準備をしてアプカル滝に来てくれ、と言われるのでした。
……戦いの準備??
アプカル滝にて、詩人さんは「君にはイフリートと呼ばれる存在と深い因縁があるはずだ」といい、クライヴにイフリートと対峙することを提案します。詩想の力を使ってこの世界のイフリートの幻を見せてくれるんですって。
……なんか、クライヴより謎めいた存在のように思えてきますね、詩人さん。
ある意味では、エオルゼア唯一の美容師と同じ存在といえるのかもしれないなあと思ったとき、懐かしい場所に冒険者とクライヴは立っていたのです。
そう、新生エオルゼアの物語で、イフリートと戦ったあの場所。
そして詩人さんによって呼び出されたイフリートは、確かにエオルゼアの蛮神イフリートのまま。だけど詩人さんとクライヴの言葉に反応して、イフリートは姿を変えていきます。決定的に違うその姿を見て、頭を抑えるクライヴ。
冒険者はいいます。
や、通りすがりの存在なのに何をいうのか、と言われるかもしれませんが、クライヴの真実を知らないのに「真実を受け入れるときだ!」と言っていいものか、と思っちゃったんです。
だから「自分もついてる!」という選択肢を選んだんですけれど、これ、所詮はクライヴの人生にとって通りすがる存在が言っていい言葉なのかなあ、とも思ったりしました。
少なくともクライヴの反応を見たら、間違えてなかったように思えますけれど、ちょいと悩ましい選択ですね。
「そうだ……奴は弟を、ジョシュアを殺した仇……! 俺は奴を追い続け、復讐のために生きてきた!」
「記憶を取り戻すため、真実に立ち向かうため、俺に力を貸してくれ!」
おうともさ! 直に敵を殴りやすい暗黒騎士に着替えておいてよかったよ〜! と思っていると、戦闘の説明が入ります。あれ。もしかしてエオルゼアとは違うルールで戦うの、と思いながら、その新しいアクションの戦闘場面に、アルバートさんが登場していることに笑ってしまった。や、違うんだろうけれど、似てるんだもの〜!
実際の戦闘は、ふたつの世界のバトルルールが混合した感じでしたね。やっぱり直に殴れるジョブのほうが回避しやすいわあ、と思いながら、戦っておりました。新しいアクションによる回避もしやすかったし楽しかった。
FF16の戦闘システムは、まだよくわかってないんだけど、これだったら戦えるかもしれない、と思いましたね。
イフリートのHPを削るにつれて、クライヴは記憶を取り戻していきます。ついに。
「そうだ、すべてを思い出した」
「俺は召喚獣イフリート」
「おまえは、俺だ!」
なにいいいっとはなりませんでしたよ、うん。
FF16でフェニックスとイフリートが戦う場面を見てましたしねえ、状況から推察できるものがありましたからねえ……。
ただ、わたしのFF16世界ではまだ、クライヴは知らない状況なんです。
だからこそ、この事実を知ったときにどんな反応になるのか、怖くなってしまったような。でもいちばん怖いところをこのエオルゼアで知ってしまったから。プレイヤーとしては乗り越えてしまったから、今度はクライヴの今後が気になるというか。
なかなか複雑な気持ちになっている間にも、イフリートをその身に喚びおろしたクライヴは幻を倒します。
そうして。
まさかのトルガル出現です。
きゃわああん! トルガルだーー!
ついにエオルゼアにもやってきてくれたのねトルガルがっ。と盛り上がっているうちに、冒険者たちは元のアプカル滝に戻ってくるのでした。詩人さんがトルガルの存在を不思議がっています。
トルガルについてクライヴが教えてくれます。うんうん、知ってるー。わたし、ちょうどクライヴとトルガルが再会したところまで遊んでるんだよ、と思っていたら。
これ! この場面をわたしは見たかったのです〜!
トルガルはかわいい。そのもふもふを堪能したい。でもそれ以上に、クライヴがトルガルをもふもふして、さらにはトルガルがしあわせそうに尻尾をパタパタ振るところを見たかったのですよ〜っ! FF16の再会場面ではちょっとあっさりしてたように感じてしまったから、物足りなかったのですよね。ま、それどころじゃなかったんですが。
なんてしあわせな一枚なんでしょう。
やー、エオルゼアで冒険者がこの場面を見ることができて、本当に嬉しいなあ。にこにこしていると、「トルガルはクライヴ君が元の世界に戻るための『導き手』として創出されたのかもしれないね」と詩人さんが言います。
あ、やっぱり帰るんですかクライヴ。あの厳しい世界へ。
戦いの最中、うすうす察することができた事実を、クライヴはここで打ち明けます。フェニックスの力を受け継いで生まれた、大切な弟のジョシュアをクライヴ自身が、召喚獣イフリートの力を制御できずに殺めてしまったこと。
それでなぜ自分にイフリートの力が宿っているのか、知るために訪れた「フェニックスゲート」という場所にある遺跡に入った途端、気を失ってこの世界に飛ばされてきたそうです。
それを聞いた詩人さんは、クライヴをバーニングウォールに導くのですよ。始まりの場所にトルガルとともに行けば帰れるはずだというのですね。だからテレポして、クライヴたちと同行状態になったとき、記念撮影してました。
動物たちに囲まれて、しあわせな一枚が撮れました。もっと堪能したらよかったかなあ……。
--いよいよ、別れの時です。
クライヴが倒れていた場所に着いたとき、詩人さんが言います。あの印象的なFF16のオープニング曲を聴きながら、わたしはその言葉を聞きます。なぜここが、ふたつの世界を繋ぐ接点になったのか不思議だったけれど、得心したと。
「エオルゼアはね、数年前に第七霊災と呼ばれる災厄に見舞われ、文字通り、滅亡の危機に瀕したことがあるんだ」
「だが、すべてが終わったと思われたその時、不思議な再生が起こり、世界は再生を果たした」
そうか、と、わたしも納得しました。いやすごいわ。大迷宮バハムートで描かれた物語だから、すでに知っている事実ではあるんですけれど、それがここにきてぴたりとハマる感覚がすごい。ちょっとゾクッとしました。
それに。……フェニックスが今回の異世界転移を導いた、という符牒は、クライヴの心を少しでも軽くしてくれるんじゃないかな、と思っちゃいました。
冒険者がクライヴに贈った言葉は、「良い旅を」--真っ直ぐに歩み続けるクライヴに多くの出来事が起こると思いますが、どうか悔いなく進んでいけますように。
真っ直ぐにクライヴは元の世界に戻っていきました。厳しい世界なんだけど、こちらの世界に未練も見せずに真っ直ぐと。だからこそ彼はあの物語の主人公なんだよなあ、と思ってしまいつつ、詩人さんの言葉を聞きました。
詩人さん。……それはつまり、この先のクライヴを知りたければ、FF16を遊んでね、とおっしゃってるんですね??
うん。再開しようかな、ヴァリスゼアの冒険。
どんな悲劇にも負けずに進んでいくだろうクライヴを、もっともっともっと見守りたくなりました。時折、SNSで見かける赤い服の金髪青年は何者なのか、気になるしー。
今回の報酬は、とっても盛りだくさんです。クエストを完了させることでもらえる報酬がいくつかあるのです。
まず、クライヴと同じ装備であるメティアン装備一式。これは愛蔵品チェストにも収納できるから、助かります。染色もできるから、好きな色に染めていいんだけど、まずはそのままの色合いでミラプリさせてみました。
なんとなくね、ヴァイパーのAF装備と似てると感じたから、スカウト装備にミラプリさせたのですよ。
わぁお、冒険者ってばどんな装備でも着こなせるのねーっ。他の脚装備とも組み合わせたんですけれどもさ、でも結局、この組み合わせがいちばんに感じられましたよ。
他に、「トルガルの魔笛」と「トルガル・パピー」です。そんな、クライヴを差し置いて、うちの冒険者がトルガルをマウントにしていいのかしら、ミニオンとして連れてもいいのかしら、とも感じながら説明書を読んで。
解釈の一致ー!!
そうなのよ、そう! あくまでもトルガルを模した存在なら、トルガル自身じゃないのなら、うちの冒険者がかわいがってもいいという気持ちになる!!
本物はさ、やっぱりクライヴの相棒だもの。クライヴがいちばんでないと♪ と思うのです。
……わたしはさ、猫飼ってるんだけど、うちのかわいこちゃんがわたしをさておいて、他の人に懐いたら、泣く。
というわけだから、心置きなくこのミニオンとマウントをお気に入り登録しようと思いますっ!!
えーと。それからMGP交換の報酬があります。
オーケストリオン譜は10曲分、それからクライヴのカードですね。オーケストリオン譜はひとつあたり20,000MGP必要で、トライアドカードは200,000MGP必要になるから、合計、400,000MGP必要になります!
……貯めておいてよかった〜。
もっともサブキャラちゃんは取得が難しいだろうなあと思っています。確か70000MGPくらいしか持ってないよ。カードなんてとてもとてもとても。コラボクエスト終了までに稼ぐことが出来るといいんだけど……。
このクエストは2024年5月8日まで!
稼げるかなあ、と首を傾げつつ、今日の記事をおしまいにします。長文にお付き合いただき、ありがとうございました!
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