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コラボクエストが2月5日に終わってしまうから、遊んできました。
一度クリアしたから遊べないと思い込んでいましたが、「シーズナルクエストリプレイ」機能を使えばもう一度遊べると知り、チャレンジしたくなったのです。
遊んでよかったなあ、と思いました。
そりゃ確かに、かなりむかしにクリアしていましたけれど、忘れ果てていましたもの。ブログにも感想記事を書いてなかったから、すっからかんに記憶が飛んでおります。だからね、今回遊んで。
黄金のレガシーで始まる24人レイドがかなり楽しみになりました!!
というわけで、ここから先はコラボクエスト【星唄異聞】を遊んだ感想語りとなります。ネタバレ配慮の乏しい内容となっていますから、ご了承の上、続きをご覧くださいね。
よろしくお願いします。
リムサ・ロミンサの「溺れる海豚亭」にいるレムムさんに話しかけることによって、コラボクエストは始まります。情報誌「ハーバーヘラルド」の記者である彼女が冒険者に対し、取材に同行してもらえないかと依頼するのですね。
「実は近ごろ噂の、ある旅人を取材したいんですけど、その方が現れるのは、危険な場所ばかりらしくて……強そうな人に一緒にいてもらえると、心強いかなと!」
最近には珍しいほど、フランクな依頼です。
にしても、強そうですって?
うふふん。そういう理由ならまかせなさい。
そうして噂の人物が現れたらしきコスタ・デル・ソルに飛んだところ、ひんがしの国から訪れたのではないかと推測されている、噂の人物に出会うのですよ。
エオルゼアでは異彩をはなつ、東方の装束を着ています。
うん、噂の人物は彼女に違いありませんね。
ところがこの乙女、奇妙な単語を口にするのです。「ヴァナ・ディール」……どうやら地名のようですが、とうぜん、冒険者とレムムさんに心当たりはありません。逆に乙女にとっては「エオルゼア」という単語に心当たりがないよう。
イロハと名乗る乙女はどうやら記憶喪失のようです。
そうと知ったレムムさんは、「それは大変!」とあわてて、イロハちゃんに詳細を訊ねます。いい人だなあ。思わずレムムさんに対してそう感じながら、イロハちゃんの言葉を聞くのですが。
あいにく冒険者は、ひんがしの国に疎いものですから、イロハちゃんの言葉がさっぱりわかりません。(しらじら〜)
や、察するにヴァナ・ディールの言葉なんでしょうけれどもさ。
とにかくイロハちゃんの事情を知ったレムムさんは、取材を中止してイロハの記憶を取り戻すために修行を手伝ってあげて欲しいと言います。いい人だなあ。そしてイロハちゃんは丁寧な態度でお礼を言ってきます。礼儀正しい子だなあ。そう思いながら、さっそく修行に向かったイロハちゃんを追いかけて、冒険者はF.A.T.E.に参加します。
まずは、リムサ・ロミンサ。
F.A.T.E.をクリアすることで得たアイテムをイロハに手渡すことで、彼女の記憶がわずかによみがえります。
あれ。わたしこの人、知ってる気がする。先日の基調講演で見かけたような気がする!!
イロハが言うには、「最果ての城にて待ち受ける、よみがえりし闇の化身」だそうです。うーん、FF11をプレイしている方々なら、スパッとわかるのでしょうが、挫折したわたしには「ほええ」と感心するしかありません。
とにかく、イロハの記憶を取り戻す方法として、修行という方法は間違いではないようです。
続いて、グリダニア。ここでもF.A.T.E.で得たアイテムをイロハに渡します。
うーん。異世界だなあ。
明らかにエオルゼアの人ではないとわかります。うん、LV5まで育てたヴァナ・ディールの人ですね。ヴァナ・ディールでのキャラクターをもっと育てていたら、この「宿命を帯びた少女」に会えたんでしょうか。うーくっく。
続きまして、ウルダハ。これまでのようにF.A.T.E.をクリアして得たアイテムをイロハに渡します。
フェンリルですか!? え、ヴァナ・ディールにもフェンリルいるの??
ここでイロハは言います。
「ようやく全貌が見えて参りました。これは私めの体験したことではなく、ある英雄の冒険の記憶。強敵を討ち、多くの友を得、様々な地を訪れた……旅の記憶」
ほえええ。でもなんで、イロハちゃんの修行で、英雄の記憶に関するアイテムを得ることができるんでしょうね? 首を捻っていると、イロハちゃんは続けて言いました。
「私めは、貴方様とは異なる世界に属する者。我々は、その世界を『ヴァナ・ディール』と呼んでおりました」
あ、ようやくそこまでの記憶を思い出すことができたんですね! うん、これまでの戦いが無駄にならなくてよかったですよ〜。無駄になっていたら、さすがに切ないものがある。
最後の修行の地は、再びリムサ・ロミンサ。ここでは自然発生するF.A.T.E.ではなくて、指定地点をクリックすることで発生するF.A.T.E.をクリアすることになります。
わたし一人しかいなかったから、そういう方法になったけど、他に人がいたら、どうなっていたのかしら。他人が発生させたF.A.T.E.に参加してクリアしても大丈夫なのかなあ?(わからない)
素朴な疑問を抱きつつ、発生したF.A.T.E.をクリアします。
もっともレッドドラゴンにははじめ、攻撃が通らないから、スポーターから倒しましたよ。この戦いでイロハちゃんは念願の技「天つ水影流・鏡裏」の極意を会得し、そうしてついに、ほとんどの記憶も取り戻したのです!
いよいよ、イロハちゃんの記憶が語られるときがきたのでした。
え。
ええ、リムサ・ロミンサにてイロハちゃんの話を聞いたんですけれどね。聞いていて、ぶっ飛びました。
ええと、世界の滅亡が不可避の運命となったから、過去の世界へと旅立った……??
過去の世界において、ある英雄に助けを求めましたああぁああっ!!??
わたし、このエオルゼアでそういう行動に出た人を知っているーっ!! 赤毛のミコッテ族男子で、最近、冒険者とクルルさんの背中を押してくれた人だ!!! 黄金のレガシーではおそらくタコスを食べる流れになる人!!
おおお、あなたも時をはせる御仁なのですかーっ! と、ここでわたしは興奮しました。
うわあ、うわあ。にわかにヴァナ・ディールが気になってきた。
おまけにイロハちゃんの言葉を聞いて感じて考えたところ、イロハちゃんの「師匠」である冒険者が、プレイヤーが動かす冒険者なんでしょ? なにそれ素敵。
--ちなみに、かつてこのコラボクエストを遊んだはずだろ、というツッコミは横に置いておいてください。
上にも書いたでしょ、すっかりクエスト内容を忘れてしまったのだと。
イロハちゃんといただいた報酬の存在は覚えていたけれど、彼女が時をはせる乙女だということは、本当にすっからかんと忘れていたのですよ。だから、このときは本当にワクワクしましたねえ。
動揺しまくり、興奮しまくる中のわたしをさておいて、イロハちゃんと冒険者はレムムさんのところに向かいます。そうしてイロハちゃんの話を聞くことになるのでした。
あ。この石の映像は覚えてるぞ。FF11のオープニングで流れた石に違いない。
「3つの大国が並び立つ地に、師匠は冒険者として足を踏み入れ、やがて行ける伝説たちと肩を並べて戦うまでになりました……」
「師匠は戦い続けました。甦りし悪夢『闇の王』に……神々の定めし、滅びの運命にさえ。すべてはヴァナ・ディールに光を導くため」
ほえええ。ヴァナ・ディールの神さまは滅びの運命なんてものを定めたんですか。エオルゼアの神々とは大違いだなあ。そんな存在に終わりを決められてしまったら、絶望的ですよねえ。
そしてヴァナ・ディールはどうなったんだろ?
イロハちゃんの行動でヴァナ・ディールの英雄の記憶がよみがえった理由はきっと、イロハちゃんが英雄にせがんだお話が深く心に刻まれていたからだろうとイロハちゃんは言います。
「私めの話は、きっと絵空事のように思われるでしょうが、私めにとってもまた、この世界は夢の如しもの……」
「次に目を開くとき、私めはきっと、懐かしいヴァナ・ディールに立つ自身を見出すことでしょう。……未熟な私めをお導きいただき、ありがとうございました」
そうしてイロハちゃんは目を閉じます。
ああ、これでお別れなんだ、と思ったのですが。
あれ?
イロハちゃん、消えません。相変わらず、目の前にいます。え、ええと。困惑する中のわたしをさておいて、イロハちゃんは続けます。
「……どうやら、まだ帰還できておらぬようですね。今しばらく修行を続けよとの、女神のご意思でしょうか?」
「またお会いいたしましょう、偉大なる先輩どの。この『エオルゼア』のいずこか……はたまた、別の世界で」
そう言って、イロハちゃんは歩いて「溺れる海豚亭」を立ち去ります。
気まずかったんだろーか。
そんなことを思ってしまいつつ、あれ、と気づきました。
あれ、ということはイロハちゃん、いまもこのエオルゼアにいるの!!??
……もしかしてー。黄金のレガシーの24人レイドの始まりクエストで、イロハちゃん再登場します???
……。……。……もしかしてー。このコラボクエストをクリアしたかしないかで、再会したイロハちゃんのセリフが変わったりします??(妄想の話です)(未来のことは誰にもわかりません)
ということを思ったわたしは、「このコラボクエスト、遊んでおいてよかったなあ」と感じたのでした。や、そういう妄想がなくてもね、このコラボクエストは、FF11の世界へ誘ってくれる内容になっていたなあ、と感じています。
ううーん。FF16も遊んでいるのだから、FF11も遊んだほうがいいかしら……?
などと考えてしまったクエストでしたよ。イロハちゃん帰還編という続きがあってもおかしくない内容でした。
とっても面白かったです!!
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