メインクエストの感想36:明暗。悲喜こもごも。

リトルアラミゴのグンドバルドさんのところに行きました。

暁月のフィナーレをクリアした時点でも、彼の言葉にはなかなか抉られるんですが、つよニュー最中だと本当にね、精神的ダメージが大きいです。

そうなんです、ウィルレッドをクリスタルブレイブに冒険者が、わたしが勧誘したんです……と顔を背けたくなる瞬間。いや、本当、その、勧誘したくなかったよねえ。もしかしたらクリスタルブレイブの噂を聞いて、ウィルレッドのほうからやってくる可能性もありましたけれど。

さて、ここより先は暁月のフィナーレまで遊んだ中の人が語る、新生エオルゼア第七星暦ストーリーチャプター2の感想語りです。ネタバレ配慮の乏しい記事となっていますから、ご了承の上、続きをご覧ください

よろしくお願いしますね。

目次

タタルさんもいろいろに考えてる。

ミンフィリアにしばしのお暇を告げて、タタルさんが向かった先は、リムサ・ロミンサの巴術士ギルドです。

彼女は少しでもみんなの負担を減らしたいからこそ、自衛の手段を学ぼうと考えたのですね。意気込むタタルさんは格好から入るタイプなのか、ピンク色のビギナーローブに着替えています。それはとってもかわいいんだけど、巴術士ギルドマスター代理のトゥビルゲイムは、「正直、あの子(タタル)の巴術士としての資質は、決して高くない」と言っています。だからこそ、冒険者に、初めての試練に挑みに行ったタタルさんを見守るように言いつけるのですよ。

巴術士を遊んだことがある冒険者なら心当たりがあるでしょう。荷物検査の訓練です。

意気揚々と自作の歌を口ずさみながらゼファー陸門を抜けたところに向かっているタタルさん。

結果は。

なんと召喚したカーバンクルに逃げられて、現れた魔物と戦うこともできずに走り去る、というありさま。

そ、そういうこともあるんですね。なまじ、冒険者が初回からカーバンクルを呼び出してたから、気づかなかったけれど、……そうか、巴術士をマスターするには資質が必要だったんだ、と衝撃を受けました。冒険者がタタルさんの前に現れると、かなり落ち込んだ様子で、「巴術士ギルドから脱退します」とのこと。

う、うーん。たまたま巴術士が合わなかっただけじゃないかなあ、といいたいけれど、ちょっと虚しい慰めですね。

トゥビルゲイムは失意のタタルさんに、「人には、向き不向きってもんがあるからね。タタルはタタルが得意とする分野を伸ばしていけばいいのさ」と、まさに中のわたしが言いたかったことを言ってくれました。そのおかげで、タタルさんは元気を取り戻し、なぜかコスタ・デル・ソルに向かいます。

理由は、今のこの季節だけ、ブラッドショアで特別な二枚貝が採れるから。その二枚貝から採れる「ブラッドパール」は古来から魔除けのお守りに用いられているのですって。タタルさんはその真珠を使ってたくさんのお守りを作って、危険な任務に向かうみなさんに配ると言います。無事に帰ってくれるように、と願いを込めて。

タタルさんはねえ、暁の受付令嬢だけど、それ以上に、暁の良心だよなあ、とも感じました。

ウィルレッド発見。

さて、ミンフィリアにタタルさんの決意を報告したあと、冒険者はホーリー・ボルダーたちと護衛任務につきます。

冒険者の担当は、黒衣森南部森林にいる「神経質なエーテル学者」です。こまごまとした注文を告げる学者について、冒険者は出没する魔物たちを倒します。ふつうの冒険者はこういうお仕事もするんですねえ。なんだか新鮮です。

そしてついに、ウルズの泉に向かったところで。

冒険者とエーテル学者は、青い制服を着た若者、ウィルレッドの死体を見つけてしまうのでした……。

このとき、予定より早くに護衛任務が終わったホーリー・ボルダーとクルトゥネが駆けつけてくれます。ウィルレッドを検めたホーリー・ボルダーが言うには、ウィルレッドの傷は魔物や野獣によるものではなく、明らかに鋭利な刃物による刀傷。事件の香りがするとは、クルトゥネは言います。人が近寄らない森の奥ですしね。

彼とは、何度か『石の家』で会話したことがあるのですが、とても情熱的な若者でした……

ホーリー・ボルダーがそう言ってくれます。そうなんですよ、壊神ラールガー召喚に失敗してから、反省して精進を重ねたウィルレッドは、とっても頑張っていたのです。それなのに。

一体誰がウィルレッドを殺害したのか。それはおそらく、これから動き出す人々のうち、誰かなんでしょうね。

ミンフィリアは嘆き、リオルは憤る。

ウィルレッドをホーリー・ボルダーたちに任せ、冒険者は石の家に戻り、ミンフィリアに報告しました。

ミンフィリアは驚き、嘆きますが、祝賀会の会場に向かう時間が迫ってることもあり、詳しいことはクリスタルブレイブの調査に任せることになります。そして冒険者は祝賀会に向かうために石の家を出ようとするのですが、そのときにリオルに話しかけられるのです。

リオルって本当に頼もしいタイミングで、冒険者に声をかけてくれるよね。ありがたい存在です。

そうして冒険者がウィルレッドが死体で見つかったことを告げると、リオルは憤ります。「すでに消されてたってワケか」と告げる理由は、第一分隊と第三分隊に流れていた金の出所を突き止めたからです。巧妙に隠蔽された幽霊商会をいくつも経由し、たどり着いた先は「ミラージュ・トラスト」--テレジ・アデレジの商会だったのですよ。ウィルレッドはこの事実に気づいたから、消されてしまった可能性が高いそうです。

もっとも、テレジ・アデレジだって本格的に調査が入ればバレるだろうとわかってたに違いないとのこと。

……それじゃ、ウィルレッドは殺される意味なかったんじゃ、と思ってしまったのですよ……。想像はできます。エオルゼアのためという理想に情熱的だったからこそ、ウィルレッドは気づいてしまったこの件について黙っていられなかったんだろうなあって。隠し通せなくて態度に出てしまったか、あるいはお金の流れをじかに問い詰めてしまったか。

でもさ。でもさあ……!

リオルはまだ見落としていることがありそうだと言って、調査に戻ります。絶対に犯人を見つけ出し、オトシマエをつけさせてやると意気込んで、さらには冒険者に対して英雄として目をつけられてる存在だから、と注意を促します。

うん、そうなんだよね。でもわたしはリオルも気をつけて欲しいんだけど!

というところで、今回の記事を終了します。長文にお付き合いいただき、ありがとうございました〜!

コメント

コメントする

目次