メインクエストの感想33:ミドガルズオルムも冒険者を特異な存在だという。

クロちゃん手帳にLV50のダンジョンがあったから、コンテンツサポーターで黙約の塔に行きました。

このコンテンツサポーターのメンバーも、なかなか味のある人物なんですよねえ。戦いに挑むときのやり取りとか、眺めていると、ほっこり、楽しくなります。だから普段の冒険でも、どんなやりとりをしてるのかな〜と想像したりするのですよ。のんびり気質のキャスターである彼と黒魔道談義をしているかもしれません。豪放な斧術士の彼と酒盛りをするかもしれません。意外に熱血なヒーラーの彼とは。お姉さん気質の槍術士の彼女とは。などなど。

さて、ここから先は暁月のフィナーレまで遊んだ中の人が語る、新生エオルゼア第七星歴ストーリーチャプター2の感想語りです。ネタバレ配慮が乏しい内容となっていますから、ご了承の上、続きをご覧くださいね

よろしくお願いします。

目次

闇商人の取引相手は。

このごろのエオルゼア動向に、力不足を感じているミンフィリア。もっと何かをすべきではないか、と冒険者に打ち明ける彼女に対し、アルフィノは「それは私たちクリスタルブレイブの務めだよ」と諭します。いまは目の前の問題から片付けていくべき、とアルフィノは続けるのですが、……逆を言えば、アルフィノやミンフィリアの目の前に問題が山積みだから、他に目が行かなくなるってことでもあるんだよなあ、と穿ったことを考えてしまいました。

や、クリスタルブレイブと協調していて、初めて、きな臭さを感じる闇商人の件が発生したからですよ。

そもそもはアルフィノ直属の部下となっているリオルからの報告です。先のウルダハ暴動は、商人が不満を持つ難民に武器を与えたことがきっかけでした。だから同じ事態が繰り返されるのではないかという危惧から、武器を大量に仕入れた闇商人の取引現場を取り押さえようという流れになるのです。

冒険者はさっそくイルベルドの元に向かい、協力して闇商人の護衛を倒しますが、冒険者の目が届かないところで闇商人が殺害されてしまうのですね。イルベルドは商人が抵抗してきたから、部下が叩き斬ってしまったのだ、と言いますが、……商人なんですよ? 武力特化のクリスタルブレイブ隊員が取り押さえられないなんてあるんでしょうか。

そして、これはアリアヌやリオルも指摘することですが、押収した武器が想定より遥かに少ない。

リオルはさらに言います。「実はもうひとつ気になることがある。第一分隊と第三分隊には、本部を経由して結構な額の資金が、流れ込んでいるようなんだ

第一分隊はイルベルドが隊長、第三分隊はユユハセが隊長でしたね、確か。だとしたら、砂蠍衆のあのあたりから流れているお金なんでしょうねえ……。ああ、不穏な気配が漂っている。

でも、この段階でそこまで掴んでいるリオルの有能っぷりに頼もしさを覚えます。つくづく、あのとき勧誘してよかった、と思っているところに、タタルさんから緊急連絡が入り、冒険者は石の家に向かうのでした。

いざ、黙約の塔へ。

石の家に戻った冒険者を迎えた人は、ルキアさんでした。アイメリク氏からの急ぎの依頼があるそうですよ。

具体的には、銀泪湖で没したと思われる幻龍ミドガルズオルムが「竜の咆哮」を発したかもしれないから、事実を確かめてくれ、という依頼でした。神殿騎士を派遣しようにも、手続きなどで時間がかかるそうです。お役所仕事って時間がかかるものですからねえ。

まあ、ミドガルズオルムの監視は、アルフィノとアイメリク氏が交わした約束のうちです。そのくらいは了承しても大丈夫でしょう。というわけで、冒険者は黙約の塔に向かうのでした。制限解除でサクッと行きましたよ〜。

ミドガルズオルムは、冒険者が超える力を持つ事実に気づき、竜の咆哮は彼の子供が発したものだと言います。進軍を止めるよう冒険者は訴えますが、ミドガルズオルムは罪は人にあると言って、聞き入れてくれません。

でもそのとき、冒険者の強い意志に反応するように、冒険者の体から光が溢れるのですね。

その光……光の加護か……! ハイデリンめ、超える力を持つ者に、さらなる力をあたえようとは……
まさか、特異の者なのか……? 星よ……この者に力を貸せと、我に願うのか……!

はい、ここでも出ました。「特異の者」--ラムウも冒険者に対して、そう言っていました。どうやらハイデリンが特別視する存在、運命を切り開く力を持つ存在に対して、そう言ってるんだろうと想像できるのですが、どんな経緯があったんだろうと気になります。

まあ、ミドガルズオルムはハイデリンと契約を交わした存在だから、ハイデリンが期待を寄せる存在について、語られていてもおかしくないですよね。だからと言って、この場に急に現れた冒険者がそうだとはいきなり信じられないでしょうし、それも竜側ではなく人側に立った意見をぶつけてくる存在に、ミドガルズオルムが不審を抱くのも当然です。

結果、ミドガルズオルムは、冒険者を「竜の爪」で貫いて、光の加護を封じるのでした。

それだけではなく、ミドガルズオルムは小さな化身を作り出して、冒険者に同行させると言います。光の加護を失った冒険者が何を為すか見届ける、と。

うー。光の加護を失ったために発生する事態を思えば、ジタバタしたくなるー。でもでもミドガルズオルムの心情もわかるから、これ以上は何も言えない〜。そもそも、ミドガルズオルムだって譲歩しているわけですしねえ。

でも。うー。

と中のわたしが唸っている間に、冒険者はサクッと石の家に戻ります。そうして知った事実をアルフィノやミンフィリアに打ち明けます。ミンフィリアには光の加護を封じられた事実も話します。まあ、不安がらせたくないから、みんなには秘密にしますが、ここで中のわたしは思うのです。

ミンフィリアはだから、力を求めるようになるのかな、と。

彼女だって超える力を持っていて、暁の血盟の盟主を立派に務めてます。でも戦える力があるわけではない。優しい気性の彼女が、これまで闘ってきた冒険者が加護を封じられたと知ったとき、何も思わないわけがないんですよねえ。自分に、冒険者を手助けする力があればよかったのに。チラリとでも考えたのかもしれません。

ムーンブリダ、大活躍だけど……っ。

ミドガルズオルムの件がひと段落したことから、ムーンブリダによる報告が始まります。なんでも、白聖石に封じたアシエンを消滅させるために、偏属性クリスタルからエーテルを抽出して消滅させる魔器を考案したそう。

もっともモードゥナではうまく実験できないから、他に実験できる場所の心当たりを訊ねたところ、クリスタルブレイブとの連絡を終わらせたアルフィノが、北ザナラーンはどうか、と提案します。ちょうど北ザナラーンでは問題が発生しているから、ついでに暁の賢人たちの力を借りたいみたい。アルフィノもなかなかちゃっかりしてます。

そんなわけで、冒険者たちは北ザナラーンに行くことになります。

クリスタルブレイブと一緒に帝国兵を蹴散らして、あっさり問題は解決。ムーンブリダが一人残って、魔器の調整をしています。冒険者が話しかけると、ルイゾワじいちゃんやウリエンジェへの想いを軽く語ってくれます。思えば、ムーンブリダとゆっくり話をすることはなかったんだよなあ、と気づいたとき、アシエン・ナプリアレスが現れます。

なんとも、や〜らしい語り口調のアシエンです。余裕ぶっこいちゃってさ、そのくせ、ラハブレアやエリディブスへの対抗心が目立つのです。冒険者から光の加護が消えていると気づくや否や、ルイゾワじいちゃんの遺したトゥプシマティを奪うと宣言するのでした。冒険者はムーンブリダとともに石の家に駆けつけ、アシエンに対抗、するのですが。

ミンフィリアがトゥプシマティごとさらわれちゃんですよね。

ええ、もちろん制限解除でサクッとナプリアレスは倒させていただきました。でもナプリアレスはアシエン、闇のクリスタルを使って逃れようとします。そして、何度でも杖をいただくために強襲すると宣言。嫌な感じです。

そこでミンフィリアがムーンブリダから渡された白聖石に、ナプリアレスを封じ込めました。そして冒険者はトゥプシマティを使って光の刃を出そうとする、のですが。

--光の加護を封じられてるから、エーテルが足りないんですよね……。

そもそも石の家にナプリアレスが進入できた理由は、冒険者の光の加護が失われたから、ですし。只人としての冒険者の力を知りたいと言っても、ミドガルズオルムのじいちゃんなんてことをしてくれたのー! と叫びたくなる瞬間。

ミンフィリアがハイデリンに訴えても、応えはなし。そこで。

ムーンブリダが。

ナプリアレスに負わされた傷を庇いながら、起き上がり、よろよろとトゥプシマティから放たれている光に手を伸ばし、そして。

ムーンブリダは消え、エーテルの光が増し、冒険者が光の刃を振り抜くことによって、白聖石が砕けたのでした。

というところで、今回の記事はおしまいにします。長文にお付き合いいただき、ありがとうございました。

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