メインクエストの感想32:優しくない方向に、進んでいく。

ファンフェスが楽しかったです〜。特に「声優さんたちと名シーンを振り返る」では、「声優さんたちすごい!」という気持ちになりました。ほわわんと話していた方々も、いざ演技となるとキリッとしてらしててかっこいいなあと感じましたし、演技の幅も「ええーっ?」と驚くほど幅広くて、驚きました。漆黒のあの子、あの人がやってらしたんだーってびっくりしましたねえ。

さて、コントローラー。

繰り返しリセットを試みましたが、コントローラーの不具合は直らず。諦めて新しいコントローラーを購入しました。家電量販店ではなくドンキホーテにあるかな〜と入ってみたところ、ちゃんと在庫があったから購入したのです。以前とは違う、汚れが目立たないだろう色合いを選びました。PS5本体の在庫もありましたよ〜。いっときを考えれば、ソニーさん頑張ってるなあと思うところ。頼むから我が家のPS5も頑張ってね、いま、壊れたら泣いちゃうよ?

と、おののきながら、今日も今日とて、つよニューを遊んだ感想を語ります。

ええ、ここから先は、暁月のフィナーレまで遊んだ中の人が語る、新生エオルゼア第七星歴ストーリーチャプター2の感想語りです。ネタバレ配慮に乏しい内容となっていますから、ご了承の上、続きをご覧ください

よろしくお願いしますね。

目次

エリヌの想い、イルベルドの言葉。

なぜあっさりとエリヌが逃亡できたのか。

それは将兵の士気低下を恐れたラウバーン局長が、エリヌ逮捕を全軍に通達しなかったことが大きな原因みたい。うーん、……気持ちはわかるけれど、ラウバーン局長、やっちゃったなあ、と思いました。でも人間だもの。ただ、そういうラウバーン局長の甘さをフォローしてくれる人がいないというところがね、ちょっと、心配になります。ナナモ陛下は気づいているだろうけれど、だからと言ってナナモ陛下が局長をフォローするのは、筋が違う気がします。

もとい。

亡命するために北ザナラーンに逃れたエリヌ元大闘将を捕縛するための戦いは、イベントバトルでした。なかなか厳しい戦いでしたけれど、なんとか勝ち残り、エリヌを再び捕縛できたのです。

そのときのエリヌとイルベルドのやり取りが印象的。

エリヌの言葉に対して、イルベルドが告げた言葉。

少なくともこの時点のイルベルドはそう考えていたんだなあ、と思いました。ちょっと冷ややかな気持ちになっている理由は、イルベルドがのちに、神龍召喚のためにアラミゴ解放軍の仲間を利用したから。のちに描かれる、あの惨状を引き起こすとき、イルベルドがあらかじめこれから引き起こす惨状について仲間たちに説明していたとは、同意を得ていたとは思えません。そんなことをしてたら、神龍を召喚できませんものね。だから、この時点ではこう言っていたイルベルドだって、ある意味では最悪の形でその同志を裏切ったじゃないか、という気持ちになるのです。

もっとも冒険者たちがそこまでイルベルドを追い詰めたからだ、という視点もあります。死後、イルベルドは安寧を得ていない。アラミゴが解放されたにも関わらず、星海で妻と子に再会することもなく、意執のイルベルドとして冒険者の前に立ち塞がった。意執とは、あることを頑なに心に信じて離れられない様を言うそうです。この人は多くの生き様を目にしながら、堕ちていった人々と自分は違う、と頑なに信じているのでしょうか。もしかしたら同じ星海には、そんな彼を見つめて、気づいてもらえない事実を嘆いている妻と子がいるのかもしれないのに。

アシエン対策は着々と進んでいる。

ムーンブリダが持ってきた白聖石は、エーテルとなったアシエンの魂を封じるもの。この白聖石に莫大な量のエーテルを封じ込めることができる事実は、すでにシヴァ追撃の際のエーテライト再起動の件で証明されています。

とはいうものの、白聖石には短時間しかエーテルを保持できないという問題点が残っています。

加えて、アシエンの魂の総量、エーテル量がどのくらいかわからないから、白聖石に保存できるかも不明だし、そもそもアシエンの消滅に必要な刃の硬度、すなわちエーテル密度の予測が立てられない。確かに冒険者は、一度、エーテルの刃でラハブレアを退けたけれど、それはあくまでもハイデリンの導きがあってこそ。そのときと同じ刃を、意図して出現させるには、課題がてんこ盛りです。まだまだ情報を集めないといけません。

でも研究者って頼もしいですね。ムーンブリダさんも諦めないで白聖石を調整するというんだから、すごい。アシエン対策はこうして着々と進んでいくんだなあ、と感心しました。……喜ばしく思ってばかりは、いられないのですけど。

ちなみにこの時期に、砂の家にいるウリエンジェさんに近況を訊ねると、こんな言葉を聞けます。

……なんです。ムーンブリダは旧き友だと言ったでしょう。余計な勘ぐりを続けていると……サンクレッドのように、恨みを買いますよ……

どういう意味!?

局長と陛下はすれ違う。

同じころ、ウルダハではラウバーン局長がアルフィノとイルベルドからエリヌに関する報告を受けています。どうやらエリヌは二重間諜だったらしいと明らかになっています。帝国側のエリヌの雇い主はおそらくヴァリス帝。そしてエオルゼア側のエリヌの雇い主はおそらく、ウルダハ共和党の人物。ただ、それでもエリヌがイシュガルドの異端者に情報を流した理由まではわかっていません。これから尋問しなければならないようだから、ラウバーン局長は憂鬱そう。

でもそれ以上に、ラウバーン局長は、エリヌを利用した人物への憤りが強いよう。

いつの日か、貴様らを排除し、このウルダハを正しき道に導く!

そういう決意を、この香煙の間にて、吐き出しています。

そう聞きながらわたしが思ったこと。あれアラミゴは? いやっ、その! 状況が読めてない発言だと思うんですけれど、でも、いつの日か祖国を、と、イルベルドと語り合ってたじゃないの、とついつい思ってしまったのですよう。

だからこそ、この場にイルベルドがいなくてよかったなあ、と思ったり。あの人、さぞかし複雑な気持ちになっていたと思う。……いや、局長のそんなところ、もうイルベルドは見透かしているのかな。あるいは、この場に潜んでいたスパイからこの発言を聞いたテレジ・アデレジから、局長の真意は知らされていたかもしれない。

うーん……。

さらに複雑な気持ちになることに、局長が気炎をあげているにもかかわらず、最大の理解者であるナナモ陛下は、王家を解体しようとしているんですよね。わざわざ他国を代表する二人を呼び寄せてその意思を打ち明けているのだから、もう引き返せない。事実、カヌ・エ・センナさまもメルウィブ提督も難しい表情で語り合っています。

すまんな、ラウバーン。お前の忠義を裏切る形になる
だが、今、わらわにできることはこれしかないのじゃ。ゆるしてくれ……

うーん。気炎をあげている局長を目にしてしまっただけに、王家解体するしかないというナナモ陛下の意志が悲しい。共和派の人々はそこまでナナモ陛下を追い詰めた事実に気づいているんだろうか、と思ってしまったけれど、少なくともテレジ・アデレジは気づいていて、そしてこの意志すら利用しようとしているんだよな、と思えば、ムカムカします。

--以前、テレジ・アデレジのような悪役がいなくなったなあ、と書きましたが、やっぱりいなくていいわ、と思い直します。あんなに腹立つ存在、ひょいひょい登場されたらたまったもんじゃない。ストレスが溜まります。くわあっ!

ただ、ここまでの展開はウルダハに起きた出来事。つまり冒険者にしてみたら他人事だと言い切ってしまえる出来事ばかりなんですよねえ。傍観者としてのほほんとしていられる出来事ばかりなんだけど、そろそろ、そう言っていられない出来事が発生します。

闇商人が、何者かと大量の武器を取引しようとしているのですよ。

ああ、ついにこの事件にまでつよにゅーを進めてしまったかあ、と思いながら、今回の記事はここまでにします。長文にお付き合いいただき、ありがとうございました。

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