愛すべき竜たち。

早いもので、今週分の因果がもう集まってしまいました。

や、どんだけだよ! とセルフツッコミをかましましたとも。やー、天文集める為にルレを回して、煉獄にも行って、フロントラインにも行ったら、集まっていたんですよねええ。

うーん、因果を450、集めようと思ったら1日で集められるんだなあ、と興味深い体験をいたしましたよ。

さてさて、現在、わたしはつよニューで蒼天のイシュガルドを遊んでいます。
でもお気づきの方はいらっしゃるでしょう。

前回の記事を書いたところから、かなり進んだのですよ。

具体的にいうなら、つよニューの「蒼天のイシュガルド」1と2が終了して、「竜詩戦争完結編」も終わったところです。やー、はっはっは。今度こそ細かく感想を書いていこうとしてたんですけれどねー、やめ時が分からなくてねー。

やめられなくてねー。

ともあれ、何度目かのプレイによる「蒼天のイシュガルド」は終わろうとしています。それでも、「とっても面白いなあ」という感想が出てきます。なんとなくなんだけど、……コンテンツサポーターで新しいダンジョンが導入されたら、また、「竜詩戦争完結編」を遊びそうな予感がするわ。そのくらい、何度でも遊べる楽しさがある物語だと思います。コンテンツサポーターで選べるNPCが誰なのか、それを想像するだけでもたぎります。

さて、ここから先は、物語に登場したドラゴンたちへの感想を書くことにいたします。と言っても、数は少ないから、長文にはならないはず(フラグ)。ネタバレが嫌だという方は避けてくださいね。


○ミドガルズオルム

ご存知、ドラゴンたちのお父さん。冒険者との関わりは、光の加護を奪う、というところから始まったから、モヤモヤする時もありました。あの時、光の加護を奪われてなかったらムーンブリダはもしかしたら死なずに済んだんじゃ、と物語を進めるときに思いましたもん。でもミドガルズオルムにはそうせねばならない理由があった。フツーに考えたら、子供達が皆、しあわせとは言い難い状況です。本人も休眠状態。そんな状況で近寄ってきた強大な力を持つ存在(冒険者)には警戒するよなーと思ったりもしました。冒険者に同行して、だんだんと認めてくれる態度が嬉しい。物事の見方はとても公平だからか、フレースヴェルグにも意見してくれました。そうして冒険者を助けてくれた存在なのに……。

でもいずれは、冒険者と再会できる時が来るんじゃないかなあ、という期待を持っています。漆黒秘話を読んでいたら、「難しいのかなあ」という気持ちにもなりましたが、冒険は続いてく。どんな冒険につながるか分からないから、未来に期待していてもいいですよね!

○フレースヴェルグ

わたしの中では、とっても真面目な長兄、というイメージがあります。真面目だからこそ、恋愛にハマるとズブズブなのよ。という意見はさておき、シヴァとの絆が、現在の彼を形作っていることは言うまでもありません。そこまでフレースヴェルグの心を捉えたシヴァという女性の造形に興味を掻き立てられます。まあ、そんなにも大切に想っている存在だからこそ、イゼルに対して怒りを覚えるのはごもっとも、と思いました。おまけにイゼルが召喚するシヴァってなかなかセクシーなんだもの。とっても魅力的な姿なんだけど、嫁のそんな姿を他人に想像されたら怒るのは当然よねー、と思ったりしてました。すみません、わたし、俗物なんですぅ……。

あと、人間たちと距離を置きたいというスタンスであるにもかかわらず、モーグリたちの笛には答えてくれるんだな、と思いました。1回目の出来事で、笛が冒険者の手に渡ってるとわかってるでしょうに、ちゃんときてくれるんだもの。これはやっぱりアルフィノが言う通り、希望を捨てきれないんだろうなあ、というところですよね。物語がああいう展開を迎えて、フレースヴェルグもちょっとだけ明るい気持ちになれたのかな、と思うと嬉しくなります。

○ラタトスク

物語では登場しない竜ですが、彼女がいたからこそ「蒼天のイシュガルド」が始まったのだと思うと、とても大切な存在だと思います。世界各地を飛び回って、兄弟たちを訪れ、遠く離れた地で暮らす別の兄弟たちの噂話を伝えていた、というエピソードから、詩竜の異名で呼ばれる、と世界設定本には書かれています。好奇心旺盛で人との対話にも熱心だったとか。おまけに、蒼天街のクエストで登場するとある龍のおかげで、とっても無邪気で愛すべき存在だったんだろうなあというイメージがあります。だからこそ、兄弟たちが怨念に囚われるきっかけにもなってしまった。

でもね、そんな愛すべき存在だったからこそ。怨念に囚われる兄を見てとても悲しいと感じていたんじゃないだろうか。竜たちに死後があるとしたら、長く続く竜詩戦争に誰よりも苦しんだ存在かもしれない、とも想像しました。わかんないですけどね。

○ティアマット

蒼天のイシュガルド終盤で登場した、囚われの竜。かつて南大陸にバハムートと共に住んでいたけれど、アラグ帝国の軍勢が侵攻してきた際、アシエンの囁きに負けて蛮神としてバハムートを召喚してしまったという。その過去を深く悔い、だからこそ、囚われ続けている竜です。とても愛情深くて真面目な存在だなあと思います。

だからこそ、もどかしい。そのまま囚われてていいの、という気持ちになります。あなたの翼はきっと、力強く空を飛ぶ為にあるのに、何年も囚われているなんて、と思っていたら、漆黒で喜ばしい展開になりましたね。はふーん、嬉しかったあ!

○ヴィゾーヴニル

フレースヴェルグの眷属たる竜。声優さんの演技と相まって、とっても素敵なお姉様だなあ、と感じます。だからこそ「蒼天のイシュガルド」で「きゃーーーー!」という出来事を迎えたときには、どうかどうかご無事でー! と祈ってしまいましたよ。ええ、のちに回復してくれたから安心しましたけれどね。ひとと竜の蜜月を知る存在でもあるから、竜詩戦争に思うところは単純なものではなかったでしょう。それでも不浄の三塔に集まるドラゴンたちを束ね、面倒を見ていました。だからこそ、新たに生まれる命が戦いに巻き込まれることを厭っていたのかもしれません。それでもフレースヴェルグの心を重んじて、できることをしていた。とても強い竜なんだなあ、と感じます。

○ティオマン

とあるIDで倒すことになる竜です。漆黒の美しい竜で、つがいと呼ばれるほどニーズヘッグとは親しい間柄であったとか。ニーズヘッグの眷属ですから、人間である冒険者に対して敵対行動しかとらない竜なんですけど、それでも短いやり取り(戦闘)でニーズヘッグへの想いが見て取れます。だから戦闘しかあり得ない間柄が申し訳ないような、もっと率直に言えば倒してしまって心苦しいような、そんな気持ちになります。情が篤く美しい女性なんだろうなあ。だからこそニーズヘッグは彼女を失って怒りをますます駆り立てられたんだろうなあと想像しました。

○ニーズヘッグ

イシュガルドの仇敵。七大天竜の中では次兄というイメージがあります。もっとも暗く、もっとも猛々しいニーズヘッグなるぞ、と本人が吠えてましたが、わたしの中では、同族への愛情がもっとも深い存在、という印象です。兄弟や眷属を守るために戦士となったイメージがある。だからこそ、自分とは対照的なラタトスクは彼にとって癒しでもあったんだろうなあと考えました。そんな存在をねえ、裏切られれて殺されたとあったら、そりゃ怒り狂うでしょうよ。その怒りの中には、死なせてしまった自分への怒りもあったのではないかな、と想像もしました。ラタトスクにとっては不器用なお兄ちゃんだったりするのかなあ、とも思ったり。

ただ、これは人間ドラゴンにもかかわらず、そこまで怨念に落ちてしまうことは、とっても不幸なことではないかな、と感じるのです。1000年、戦い続けてきた彼は、生きてはいたけれど、生きているとは言い難かったのでは、とも感じるのです。だからこそ、エスティニアンからニーズヘッグを引き離した時に見えたビジョンは、この終わりが彼にとってさいわいに結びついてくれるのではないかな、と期待するのでした。たくさん苦しめられた身には簡単に許せない存在でしょうが、戦った身だからこそ、彼の魂が安らかであるようにと祈らずにはいられません。願わくば、ラタトスクやティオマンと共にね。

以上です。物語には他にも多くのドラゴンが登場するから、彼らについても書きたいと感じましたが、今回はここに止めることにしました。長文(になってしまった)を読んでくださり、ありがとうございます。

目次