【プリンセスデー2023】不器用なお父さんだね。

桜が咲いている時期って、やっぱり心がウキウキします。

エオルゼア世界にもこの季節がやってきたんだなあと実感すると、しみじみとしあわせな気持ちになります。リアルゼアではとんと、実行しようという気持ちにならないのですけれど、エオルゼアだとこのようにお茶会などしてみようかと考えてしまう。

うーむ、我ながら謎な心理だわ。まあ、リアルゼアには花粉症とかいろいろありますからねえ。

さてさて、ここからは2023年に行われたプリンセスデーの感想語りです。ネタバレ配慮が薄い内容だから覚悟して続きをご覧くださいね! ではではよろしくお願いします〜。

今回、プリンセスデークエストの中心となる人物は、こちらのおかた。

あれ、いつだったか、プリンセスデーのクエストに登場したかたですよね。プリンセスデーと関わりのある名家出身のお嬢さま。ただし体が弱いという設定があったはず、と思い出していました。事実、執事王にうながされて冒険者が彼女に会いに行ったとき、ちょっと体調を崩してお休みしている最中だったのですよ。

でね、休んでいる彼女からプリンセスデーで冒険者に手伝って欲しい内容を教えてもらいました。

つまり、彼女の家に伝わる舞について詳しく知っている人に話を聞いてきて欲しい、とのこと。

そのくらいお安いご用です。だから意気揚々と聞いてきました。するとみなさん、口をそろえておっしゃる。どうしてこちらのお嬢さまが自分の家に伝わる舞について知らないんでしょうね? と。

それはおそらく、彼女と同じく身体の弱かったお母さんが、娘に舞を伝えるために亡くなられてしまったからでしょう、という推測ができました。ただ、それならそれで、父親が教えてくれてもいいものです。でも父親はなぜか、お嬢さまに教えてくれなかったんですよね……。

ともあれ、舞の詳しい内容は、お母さんの知人であったご婦人に教わることができました。

でもこのとき、くだんのお父さんが登場したのですよ。娘に詳しい事情を話さなかった理由は、母親と同じく体が弱い娘がこの特別な舞を舞うことによって体調を崩すことを心配したからだ、という心情が明かされました。娘を心配する気持ちはわからないわけではありません。でもね。

お嬢さまの意見は、少し違います。

舞を教わった彼女は、あざやかに見事に舞ってみせました。お父さんはお嬢さまの姿に、同じように舞ってみせたお母さんの姿を見ました。そうしてこの素晴らしい舞を広めたいというお嬢さまの意思を理解してくれたのです。

そうしてお父さんは、お嬢さまの意思を尊重して、お嬢さまの執事王として仕えることを誓ってくれたのでした。

***

わたしはですね、今年のクエストを受けて、とても微笑ましい気持ちになりました。たしかに父娘の間にはすれ違いがありましたが、なんてあたたかいすれ違いだろうと感じたのです。

特にお父さんってば不器用な人!

このお父さん、はじめに登場する時は冒険者が聞き込みするNPCとして登場したんですよ。だから冒険者にはお父さんがお嬢さまを心配しているんだということが、よ〜っくわかっていたんですよね。

だからこのクエストで抱いた感情は、本当にあたたかくて優しいものになりました。

うん、まるで桜の花のような感情です。桜の花は綺麗なピンクだけど、その白にも近いような色合いが恋愛だけではない、あたたかな情を連想させてくれます。空中に花弁がふんわりと舞うさまは、風が頬に触れて顔を上げさせてくれる時のような様子に似ているような気がします。つらつらとね、そんなことを考えてしまうくらい、あたたかくて優しいクエストでしたよ。

もちろん、このクエストによって得られた報酬も、とても素敵で嬉しいです。

これからも折に連れて舞いますよ〜。とても優美な気持ちになる、素敵なエモートですからね!

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