
おはようございます〜!
最近、時間の流れが本当に早いと感じます。だってもう、リセット日だものね。来週になったら、今度はパッチ7.25ですよ。ま、まって。まだコスモツール強化が終わってないのおぉ……と呻いております。
うう、これまでのんびり構えすぎてたー!
とりあえず、今日はお得意様とジュノとクルーザー級4に行くぞー!
ではでは、メインクエストの感想語りと参ります。ネタバレ配慮の乏しい内容となっていますから、ご了承の上、続きをご覧くださいね! 該当レベルは、LV94あたりですよ〜。
よろしくお願いします〜!
ウクラマトの平和

ウォーラーの残響におけるふたつの試練を終えた一行は、トライヨラに戻ってきました。
でね、冒険者が宿屋で休んでいたところ、ラマチが訪ねてくるんですよ。で、話したいことがあると言ってきたくせに、とっても言いづらい様子で、もだもだしているんですよね。
おまけに冒険者ってば、とっても真面目な表情でラマチを見つめてるんだもの。余計に言いづらくなるんじゃ? とわたしはハラハラしました。せめてお茶を淹れるなり、話しやすい空気を作ってあげてもいいんじゃと思ったかな。
結局、二人は散歩に出掛けて、ラマチのお気に入りの場所に向かいました。
途中、ラマチと親交のある老婦人と会話してね。そのやりとりを見ていたら、ラマチはトライヨラに住むお年寄りたちに本当に慕われてるんだなあと感じました。トライヨラにすむご老人たちの孫といった感じ?

そしてね、ラマチは話してくれました。
グルージャジャから平和を愛する心を受け継いだのだから、自分なりのやり方で平和を護ってみせるとグルージャジャの生前墓の前で言ったけれど、そもそも平和ってなんなんだ、と、ずっと考えていたそうです。
でね、ラマチはこう考えたんだそう。
「生きてりゃつらいことだって、悲しいことだってあるけど、家族や仲間、知り合って好きになった連中と、笑い合うことができたら乗り越えられる」
「単純な話にも思えるかもしれねぇけど、笑顔で暮らせるってのは、平和の証だと思うんだよ」
ああ、自分の頭で考えたんだな、って思いました。だから他の誰からも聞いたことがない言い回しで、思うところを、目指したい国の形を、話してくれてるんだなと思ったら、なんだか誇らしいような、とても嬉しい気持ちになりました。
ラマチはトライヨラの街に向かって、心から溢れてきた想いを叫んだあと、言ってくれたのです。

「この旅をとおして、どれだけ成長できたかなんて、自分じゃわからねぇ。だけど、ひとつだけはっきり言えることがある」

あらあらあら。光栄ですよ。
この言葉、他のみんなにも聞かせてあげたいなあ。特に、クルルさんやエレンヴィルが細やかにラマチを見守っていたから、あのふたりに特に聞かせてあげたい。
とは言っても、クルルさんはともかく、エレンヴィルは至ってクールに、そっけない態度を取りそうだけど。
ラマチの話したい言葉をすべて聞いた冒険者も、とっても満たされた表情を浮かべています。

事実、宿屋で休んだあとアルフィノに話しかけたら、とっても嬉しそうだね、と言われるから、冒険者にとっても心に残る言葉だったんだと思います〜。
ヤクテル樹海に翔べ!

充分な休息を取った一行は、宿屋の前で、これまでの状況をまとめます。
ゾラージャ王子とコーナ王子がこれまでの試練すべてを突破していること。ラマチも本来は同じ状況なんだけど、壺の試練を突破した秘石はバクージャジャに奪われてしまっていること。そしてバクージャジャは墓の試練と封の試練を突破してないから、秘石を三つしか入手できてないだろうということ。
バクージャジャはヴァリガルマンダを覚醒させたくらいだから、新たな秘石を入手しつつ、後発の候補者たちを妨害する手に出るかもしれない。その動きをきっかけに、全員で秘石の争奪戦に発展してしまう可能性があるとアルフィノが指摘し、ラマチは、他の候補者とやり合うことは気が進まないけど、王位を譲るつもりもないと言い切ります。
そして次の試練の場所についても、一行は考察を進めます。
まず「食の章」の舞台は、ヤクテル樹海のイクブラーシャ。ラマチの生まれ故郷ですね。そして、「友の章」の舞台は諸説あるけれど、おそらくトライヨラ建国以前までマムージャ族の本拠地だったマムークではないかと考えます。
だからイクブラーシャとマムーク、両方の集落があるヤクテル樹海に向かうために、気球に乗ることになるのですが、その発着場にマーブルとトーブリが現れるのですよ。

なんでも、クルルさんがいま身に付けているものと同じデザインの耳飾りをいちばん初めに作った人は、約20年前、行商先で異国の魔道士と出会い、その魔道士が持っていた耳飾りの意匠を気に入って模倣品を作ったんだそう。
そして、その行商先とは、ヤクテル樹海。ヨカフイ族が黄金郷の夢を見た地です。
うーん、因縁が巡る。物語の謎が少しずつ解き明かされていく感じがするー。ワクワクしますね! そうして一行は、マーブルたちに見送られながら、気球に乗ってヤクテル樹海に向かうのです。


エリア移動のカットシーンが、エレンヴィルのナレーションとともに流れます。で、ここで「ん?」と思ったこと。ラマチが気球を怖いというから、ずっと手を握っててあげると約束したのに、冒険者ってば手を放してる(笑)
すまねえ。うちの子、わりと現金ですまねえ、と思いました。
気球から降りたところで、有能なツアーコンダクターであるエレンヴィルが、ヤクテル樹海にある泉、セノーテに落ちないように注意をしてくれます。それなりに深いから上がるのに苦労するんですって。
それでその注意を受けたアリゼーが「ここまで旅をしてきたんだもの、もうわかってる。おそらくウクラマトはセノーテに落ちかけるでしょうから、私とクルルで目を光らせておくわ」と言うんです。
微笑ましいやらおかしいやらで、わたし、笑っちゃいました。なじんできましたねー、ほんと。
森の狩人、シュバラール族

イクブラーシャに着いてアルフィノがいった言葉で、わたしは試練が締め切られる可能性に、初めて思い至りました。
ごめん。だから先行しようとする候補者たちに危惧を持ってたのか。気が利かなくて本当にごめん!
でも大丈夫でした。というのも、穏やかなシュバラール族の男性が、「ウクラマト王女御一行だね」と話しかけてきたからですよ。村の奥にある「星覚えの園庭」にみんなが待ってるから来て欲しいというのですね。
そうしたら、いましたよ。先行してたバクージャジャにゾラージャ王子、コーナ王子がね。
「せっかくヴァリガルマンダを使って足止めしたってのによ……! これじゃ意味ねェじゃねェか!」とバクージャジャが言っているから、「ほっほっほ。ざまあ!」と思いました。小手先の技では優位になれないってことですねー!

そしてここまで導いてくれた穏やかなシュバラール族の男性が、自己紹介してくれました。とても素敵な声の人です。
でね、フンムルクさんが行う「食の試練」では、協力し合う姿を見せてもらいたい、ということで、2人1組でチームを組むように、と言われてしまうのですよ。その勝った側の1組だけが、食の秘石を得られるんですって。
うーん、ついに試練も、候補者をふるい落とす内容になってきましたね。
そしてチームの組み合わせは、公平にくじで決まりました。ゾラージャ王子とバクージャジャ、それからコーナ王子とラマチ、という組み合わせです。
これはまた、……運命的な組み合わせになっちゃいましたねえ。グルージャジャ曰く、これからしんどくなる候補者同士と未熟なところを認めてくれる人を協力者に選んだ候補者同士。やー、ぴたりとはまってるわ。
そして、いよいよ始まる食の試練とは!!

……シャブルク・ピビルって実在するのかしら。
と思ってしまったわたしが、チャットGPTに訊ねたところ、この料理の元ネタはおそらくメキシコ料理の「コチニータ・ピビル(Cochinita Pibil)」だと言われました。
コチニータ・ピビルは、豚肉をアチョーテ(アナトー)などの香辛料でマリネし、バナナの葉で包んで蒸し焼きにするユカタン半島の郷土料理です。
実際に、東京・中野のメキシコ料理店「メキシコ屋台OCTA」では、FF14のファン向けにバナナの葉を敷いたコチニータ・ピビルを提供しており、ゲーム内の料理を再現したメニューとして話題になっています。
ですって。
食べてみたいなあ。地元にあるメキシコ料理店ではメニューにないのかしら。クックパッドにも圧力鍋で作るレシピが掲載されているんですけどね、上手に作れる自信がないなー。誰か作ってえええ!
もとい。
例によってサレージャが「ふざけた試練」だと言いますが、ラマチとコーナ王子はこれまでの試練がそうであったように、今回の試練にも意味があるはずだと言います。二人とも、出題者の意図を汲み取れているんですよね。
それぞれの協力者も暁の賢人たちだし。こちらのチームワークは抜群っぽい。
ただ、ここにきてグルージャジャの意図を理解したコーナ王子が「だが、トライヨラの未来を豊かにするのは、旧来の文化じゃなく、新たな技術であるはずだ。父上ほどの御方なら、それをわかっているはずなのに……」とつぶやくんですよ。そんなコーナ王子を見つめるサンクレッドとウリエンジェさんの表情がちょいと厳しい。
うーん。コーナ王子の技術至上主義はさ、自分を捨てた(と思われる)部族の文化を否定したい想いから来てるのかなあと思っちゃいました。坊主憎けりゃ袈裟まで憎い、みたいな。あくまでも勝手な推測ですけど。
フンムルクさんから細かな決まりを聞いて、いよいよ食の試練スタートです!

王女として、たくさんの美味しいものを食べてきたラマチすら、知らない料理なのねえ。となると、同じ王宮で育ったコーナ王子、ゾラージャ王子も知らない料理なわけですね。バクージャジャは、どうなんだろう。
とにかく未知の料理ですから、まずは情報収集すべき。だから冒険者たちはイクブラーシャに散って、シュバラール族の生活を観察します。それでシャブルク・ピビルを作るには、バナナの葉っぱと複数のスパイスとハーブ、それから猪肉が必要だとわかるのですね。
ついでに、バクージャジャの部下が、バクージャジャに対しての不満を言っているところも目にしちゃいました。こんなかったるい試練なんて放っておいて先にマムークに行けばいいのに、とか、秘石もそろってないのに帰ったらあの人がなんて言うか、とか言ってましたよ! うーん、なかなか気になることを言ってますねえ。

とにかく情報収集したことによって、シャブルク・ピビルの必要なものがわかりました。
だから次に、その材料を調達するために動きます。サンクレッドはスパイスとハーブ、アルフィノとウリエンジェとクルルさんが調理器具、エレンヴィルとアリゼーが猪肉、そして冒険者とラマチとコーナ兄さんがバナナの葉っぱ。
コーナ兄さんってば、「別に、この担当わけに他意はありませんよ」と言うから、からかいたくなりましたよ。コーナ兄さん、それはね、言わずもがなってやつよ。
無知ゆえに争い、知りて絆を結ぶ

バナナの葉っぱを分けてもらえないかと交渉に向かったところ、調理師さんはすべて使い切ってしまったようです。どうしても欲しいなら下の森に行くしかないのですが、そのジャティーカ央森への道は土砂崩れで埋もれてしまっているそう。
でもね、フンムルクさんはその土砂崩れの情報を知ってもなお、試練を続行させたんです。だから他にも入手方法があるとコーナ王子は考え、そもそもシャブルク・ピビルは誰が作ったのか、どうやって生まれたのか、というところを調べようと言い出すのですね。
そうしたらこの調理師さんが、この地で起きたシュバラール族とマムージャ族の間に起きた戦いについて調べるべきだ、とアドバイスをしてくれたから、冒険者たちは当時の戦争で滅んでしまった廃村を訪ねるのです。

そうしたら、ここでウケブと再会しました。
材木の調達でイクブラーシャに立ち寄ったそうですよ。それでラマチが廃村に向かったと聞いて、役に立てることがあるかもしれないと考えて、駆けつけてくれたみたい。ありがたいですね。
フンムルクさんの命令で、シャブルク・ピビルについての詳細は教えられないけれど、シュバラール族の歴史なら教えられる。ということでウケブは、シュバラール族とマムージャ族の間に起きた戦いについて教えてくれます。

マムージャ族が住む下の森は、日照量が少なく実りが少ない。だから日の当たる土地を求め、戦いを挑んできたんですって。だけど、高地に陣取る側が戦いには有利。しばらくはシュバラール族優勢の戦いが続いていたそうです。
でも、あるとき、マムージャ族のフビゴ族とブネワ族の族長が、お互いの子供を婚姻させることによって連携を強化しようとした。結果、頑強な肉体と高い魔力を兼ね備えた双頭が生まれたのだそう。
その双頭は優秀な戦士として成長し、やがて祝福の兄弟として、マムージャの三部族を束ねる王様になった。そうしてマムージャ族はシュバラール族に猛追し、両者の戦いはますます激化した。

そんな400年以上も続いた戦いを、グルージャジャが終わらせたわけですが、まずグルージャジャはたった六人でシュバラール族とマムージャ族の両陣営を相手どり、戦場を制圧したそう。
強引に戦いを中断させたグルージャジャは両部族を集めて、会談の場を設けました。

でね、グルージャジャは、両者を鎮めるために、トラル大陸の外にある国による脅威の可能性を伝えたのですよ。
トラル大陸には、大海を渡る技術はない。でもケテンラムはトラル大陸に来ることができた。そしてその働きによって、トラルより優れた技術を持つ国々が、トラルの存在を知った。その国々のいずれかがトラルを支配しようと考えたとき、いまのトラルでは簡単に侵略されてしまう。
だから、トラルに生きる人々がひとつに団結し、隙を見せないことが大切だ、と説いて聞かせるのです。
とはいっても、これまで殺し合っていた相手と、どうやって手を取り合えばいいのか、という話でもあります。困惑している両部族に、グルージャジャは「騙されたと思って、ひと晩だけ付き合え」と言って、酒宴を開くのです。

相手の伝統料理の美味しさにびっくりしている人々を見て、グルージャジャはさらに、この料理を掛け合わせようと提案して、みんなに手伝わせて調理を始めた。そうして生まれた料理が、シャブルク・ピビルなんですって。
そもそもひと晩だけという取り決めだったけれど、新しく生まれたシャブルク・ピビルの美味しさに、両部族の酒宴は三日三晩も続いたそうですよ。
ほええええ、と感心しました。なかなか趣深いエピソードですよね。
現実の、アメリカ大陸の歴史を思い出すと、トラル連王国はある意味ではとても幸福な「もしも」を辿った国なんだなあ、とも思いました。コロンブスの「新大陸発見」はあくまでもヨーロッパに住む人々視点の単語で、何千年もアメリカ大陸に住んでいた人々からすると、新大陸到達は侵略の始まりですから、ね。
ただ、この話を聞いていて、引っかかるところができたんですよ。
シャブルク・ピビルはシュバラール族とマムージャ族の融和の証ともいえる料理。そして現在、シュバラール族は日常的にこの料理を食べているようなんだけど、マムージャ族はどうなのかなって思ったのです。バクージャジャがこの料理を知らなかったってことは、マムージャ族ではこの料理を食べる習慣がないんじゃないかなあ。
それってどうして? スパイスなどの必要な素材を入手できないから??
そう思ったのと同時に、これまでのバクージャジャの言動を思い出しちゃったんですよね。
やー、マムージャ族は実りの少ない土地に住み続けているっぽいじゃないですか。それって苦しい生活を強いられてるってことじゃない? トラル大陸全体の利益を考えて融和すると決めたからこそ、生活を打開するための戦いができなくなったからこそ、マムージャ族にはかえって大きな不満が育ってしまうんじゃないかなー。
両部族の融和を求めるなら、そもそもの、マムージャ族が抱える生活苦にも寄り添うべきなんじゃ、と思いました。
と、とにかく!

歴史上では、酒宴の終わりに、両部族は和議を結んだそう。そのときにグルージャジャが語った言葉がこちら。
「無知ゆえに争い、知りて絆を結ぶ」
うーん。グルージャジャのそれまでの人生を物語っているかのような言葉ですねえ。
きっとグルージャジャも初めから完璧な存在じゃなかった。そして、いまのグルージャジャにもできないこと、解決できてない問題も、トラル連王国にはきっと、まだまだ多く存在していて、グルージャジャもそれに気づいている。
だから外征を主張する実子に、王位を譲る選択ができなかったのかなと思いました。
というところで、今日の感想語りはおしまいにしようと思います。
お付き合いいただき、ありがとうございました〜!
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