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おはようございます〜!
みなさん、ロールクエストを遊んでいますか? わたしはですね、先日、ようやくすべてのロールクエストを遊び終えたところですよ〜。これで2025年1月21日に実装予定の、ロールクエスト・エクストラストーリーを楽しめそうです。よかったよかった、安心しましたよ〜!
でね、今日はロールクエストの感想を語っていこうと思います。
どの順番で語ろうかなと考えていたんですが、やっぱりタンクからかな!
ではでは、ここから先は、ネタバレ配慮なしの記事となりますから、ご了承の上、続きをご覧くださいね。
よろしくお願いします〜。
ブルケブさんからご依頼いただいて、冒険者はシャバーブチェ店内にいるローデニケさんに話しかけます。
彼女は、サカ・トラルの北の果てからいらっしゃったんですって。風さえ凍る土地、とおっしゃるから、相当寒い場所なんでしょうねえ。イシュガルドやガレマルドとどっちが寒いかな〜と思いながら、ローデニケの話を聞きます。
彼女の部族が盗まれてしまった祭器は「イッカクの祭器」--他人を強制的に眠らせることができる祭器だそうです。
うーん、それはなかなか厄介ですねえ。止めなければいつまでも仕事や勉強をしていそうな御仁に使いたくもなる祭器ですが、悪意を持って使われたら厄介そう。
だから部族でいちばんの勇士「テントーワ」が旅立ったそうです。でもそのテントーワはむかしから向こうみずで突っ走ってばかりの御仁だから、ローデニケは心配みたい。
まあ、そんな性格に加えて、相手を強制的に眠らせる祭器を、敵は持ってるわけですものね。
だからローデニケは、そのテントーワを助けてやってくれ、と冒険者に依頼するのでした。ローデニケからの依頼を引き受けた冒険者はイシュガルドに飛びます。トライヨラと比較すると、本当に寒々しい場所だなあと感じますが、そのイシュガルドに目立つ御仁がいましたよ。
うーん、ローデニケが心配するわけだ、と感じながら話しかけたところ、すっごく喜ばれました。
本人も限界を感じていたのかしら。イシュガルドの人たちは確かに異邦人に手厳しいところがあるけれど、でも内側に入り込んだらとっても温かい人が多いお国柄なんですけどね。
とにかく冒険者はこのテントーワくんと祭器を盗み出した犯人を追跡することになるのでした。このクエストでは、その犯人は、元神殿騎士のレオフィーヌである可能性が高いというところまで判明します。でもこの時点では何の動きもないから、テントーワはイシュガルドの事情を学んでおくつもりのようです。ほほう、好感が持てる御仁ですね。
タンクのLVが92になると、次のTANKロールクエストは始まります。
ひさびさにテントーワに話しかけたところ、テントーワはイシュガルドの人々を観察していたよう。彼が推測する祭器が引き起こすかもしれない異常にもちゃんと根拠があって、なかなか聡いところもある御仁なんだなあと思いました。それで彼の話を聞いていると、イシュガルドの協力者フィルマルベルさんがやってきたのです。
祭器を盗んだ犯人、レオフィーヌの目撃情報が寄せられたそうです。
よりにもよってキャンプ・ドラゴンヘッド周辺で目撃されたそう。まさかエマネランが友情出演することはないよね!? と思いながら駆けつけたところ、神殿騎士に護衛された補給部隊が魔物に襲われてピンチになってます。
レオフィーヌとは関わりのない襲撃だと思っていたんですが、実際に現場に到着したところ、神殿騎士たちは眠りこけていたんですよ。なんじゃそりゃ、と気が抜けそうになりましたが、これこそがレオフィーヌの仕業。
とはいうものの、レオフィーヌや祭器の事情を知らないフォルタン家の補給部隊の人は「この件は厳重に抗議させていただく!」とぷりぷりお怒りです。テントーワが事情を説明しようとしたのですが、この場を混乱させるだけだと考え直し、神殿騎士たちは任務中に居眠りをしたという不名誉なレッテルを貼られ、処罰までされてしまうのでした。
なんというか理不尽です。眠りって侮れないのに、侮られることが多いデバフですよねえ……。
この件を受けて、テントーワは祭器について詳しく話してくれました。相手を強制的に眠らせる祭器をテントーワたちの部族では、悪用していたわけではなく、勇士の鍛錬に使っていたようです。
眠りを誰かに肩代わりしてもらうことで、眠らずに部族を護って戦う人物を「眠らずの勇士」と呼び、今はテントーワがその役目を担ってるのだとか。事実、テントーワはこの10年、眠らずに部族を護ってきたのだそう。
そして代わりに眠りを引き受ける存在が「眠り子」で、ローデニケがその眠り子なんだとか。
ほええええ。ファンタジーな設定だなあ。
でも正直、大丈夫なの、と心配になる習わしですよね。人間って眠ることで脳を整理整頓すると言います。それができないわけなんだから、知らず知らずのうちに悪影響があるんじゃない? という気持ちにもなりました。眠り子だってね、眠りっぱなしになることで筋肉も衰えてしまうわけなんですし。
ただ、他人でしかない身で、部族内の立ち入った問題に口出しを挟んじゃいけないですよね。他人から見たらちょっと歪な習慣に思えても、それで成り立ってるわけなんだし。
でもなー。
とにかくそんなテントーワにとって祭器は大事なものであるよう。それを悪用されて、憤りを抱いているようです。絶対に取り戻すぞーといういう意気込みを聞いて、ひとまずクエストは完了です。
いつものようにテントーワに会いに行ったところ、彼はどうやら悩んでいるようでした。
書くことがなくて、ローデニケへの手紙が滞っているようです。書かないと心配させるぞーと言ったところで、フィルマルベルさんがやってきて、祭器が原因と思われる神殿騎士の不祥事がまた発生したことを教えられるのです。
とにかくレオフィーヌの思惑がわかりません。
それでも、ターゲットとされている神殿騎士が向かうところに行けば、レオフィーヌが現れるかも、という考えのもと、冒険者たちはクルザス西部高地に向かいます。
で、ようやくレオフィーヌと会うわけですよ。ずいぶん人を食った態度の女性でしたね。
「人間ってのは、とかく不自由な生き物なんだ。やりたいうちにやれることをやっておかないと、あっという間に永眠のお時間」
「だからさ、掟だ使命だなんて綺麗サッパリ忘れて、あんたも好きに生きなよ。他人のために身体張って戦うなんて、馬鹿げてるって」
好きに生きるという選択は、だれかからそそのかされて選択するものではないし、ましてや自分から大切なものを奪っていった人間の言われるがままに、選ぶことでもないと思いますねー。
そもそもテントーワもローデニケも自分の役目に納得していた。そんな彼らに対し、大切なものを奪った人間がとやかく言うのは、自己満足でお門違いってものでしょう。
事実、テントーワにはレオフィーヌの言葉に心動かされた様子はなく、捕獲しようとしたところ。
テントーワが眠らされてしまったのです!
まずいなあ。これで冒険者まで眠らされたら、ちょっと洒落にならない。と思っていたら、レオフィーヌは祭器の力をフルパワーで使ったため、どうやら連続で祭器を使用できないとか。レオフィーヌは従えていた人々に冒険者の足止めをさせて、さっさと退散します。悔しいですけれど、この場合は深追い禁物ですね。
とにかくテントーワが眠らされたことで、これまでの神殿騎士たちの不祥事はレオフィーヌの仕業によるものだと証明できたわけです。だけど上層部の判断は、祭器について箝口令を敷くこと。いたずらに民の不安を煽らないことが肝要と言われましたが、ちょっともどかしい感じではあります。
テントーワは神殿騎士団で眠ったまま。とにかくLVアップせねばならんですよ。
冒険者のタンクLVが96になっても、テントーワは目を覚ましません。レオフィーヌの足取りも掴めないし、なんというか、もどかしい状況ですよねえ。
と思っていたところ、なんとトライヨラにいたローデニケが現れました!
連絡が途絶えたから、心配になってきちゃったようですよ。なかなか行動力のある御仁です。眠り子の生活から一時的に解放されたローデニケは運動して、ご飯も食べて、少しずつ体を鍛えていたから、ちょっとした無茶もできるようになったとか。そうか、体の弱い彼女にとって、イシュガルドまで赴くことはちょっとした無茶になるのね。
テントーワがここまで長く眠りについている理由はわからないけれど、眠り子が眠りから醒めない事態は過去にあったようです。だからそういう時に飲ませる薬をローデニケが調合することになりました。
それは、雲より高い場所に咲く黄色い花と、モルボルの唾液を使った薬。
冒険者が材料を調達しに行きましたが、正直に言えば、あまり飲みたくないお薬ですよねえ。モルボルの唾液って。とにかくその薬が効いて、テントーワが目を覚ましました!
このときの、やりとりが大好き!
思わず、ふふって笑っちゃいましたよ〜。微笑ましいですねえ、この二人。
と思っていたんですが、話の流れは祭器が奪われたときの状況説明になっちゃいました。レオフィーヌはローデニケを人質にとって祭器を奪ったんですね。その事を部族を護る勇士として失格だと気にしているテントーワに、わたしは冒険者にこう言わせました。
「ひとりを護らずして、部族の未来はない」
しっくりきた言葉でもありました。するとテントーワは微笑んで、
「そう言ってもらえると、ちょっとだけ安心できるな。オレも、ローデニケがいない未来なんて、考えられないし」
トゥンク。ちょっと、ここにきて二人の関係にときめくんですけど。
ここから先のやり取りは、実際にクエストで見てね。わたしはジタバタ悶えました。
いい。この二人、かわいい。
まあ、この二人の関係はさておいて、祭器には部族のみんなが知らない力があったようです。だからこそ、テントーワは眠っていた間に失われた力を取り戻すために鍛錬を続けるよう。冒険者もLVアップするぜ!
いつもの場所に、テントーワとローデニケがいます。ひとりじゃなくて、二人になった光景が微笑ましい。でもね、テントーワはまだ本調子ではないよう。以前よりも強くなってレオフィーヌを捕まえてやるんだ、と意気込んでいるテントーワにローデニケが言います。
「こっちもレオフィーヌのことを知るべきじゃない? 彼女の行動を読めるようになれば、後手に回ることもなくなるはず」
というわけで、冒険者たちはレオフィーヌに関する情報を集めます。
うーん、なかなかクセの強い過去の持ち主でございましたねえ。なんでも夜も休まずに賭け事をしていたためか、任務中に居眠りこいたらしいですよ。ただ、状況が悪く、その時にドラゴン族の襲撃を受け、一般人が犠牲になったそうです。それで爵位を剥奪され、除隊となったよう。
となるとレオフィーヌのここまでの行動は、ある種の上書き、という意味もあったのかもしれないですねえ。
そしてイシュガルド側は、近く予定されているバヌバヌ族への表敬訪問がレオフィーヌのターゲットになるのではないかと予測しているそう。だから訪問を取りやめようとしていたのですが、冒険者たちがレオフィーヌを捉えるチャンスでもあると提案し、さらには、総長代理をしているアンドゥルーさんにテントーワが言います。
「先に相談しておけば、襲われたところで関係がマズくなることもないんじゃないか?」
「仲間なら、きっと信頼してくれるはず。だから中止にせず、レオフィーヌをおびきだそう!」
その言葉にアンドゥルーさんも心が動かされたよう。
テントーワのおかげですね。そしてそのテントーワは冒険者に言いました。
「世界中がそうやって仲良くなれば、護り手なんて役目も、必要なくなるんじゃないかって思った」
それはきっと、世の中にいる戦う人の多くが抱いている想いですよ。
アンドゥルーさんの提案が受理されて、レオフィーヌ討伐作戦は無事に決行されることになりました〜!
盛り上がる冒険者たち。みんな、ヤる気です。
それでひさびさにオクズンドに向かったら、長老のソヌバヌさんが眠りを吹き飛ばす舞を舞いましょう、と申し出てくれます。すごいな、ズンド族。あの舞ってそんな効果もあったんだ。あってもおかしくなさそうだけど、うん。
でもレオフィーヌもさすがというべきか。
イシュガルド側が迎撃態勢を整えている事を予測していたようなんですよ。飛空艇がズンド族に突っ込んできたんです。おそらく、レオフィーヌによって祭器が使われてしまったんでしょうね。せっかくの計画が台無しですが、飛空艇に乗っていたみなさんの救助が最優先です。冒険者たちも急いで、その場に駆けつけました。
そうしたらやっぱり、レオフィーヌが現れたんですよねえ。
相変わらず、人を食ったような物言いでローデニケにも「よかったじゃないか」と話しかけますが、余計なお世話ですよねえ。テントーワたちとちっとも思い遣ってもないのに、思い遣ってるような言い分を言うから、押し付けがましくて腹立たしい。でもテントーワは冷静に対応しているから、ちょっと安心しました。
そしてイベントバトルになります。
わりと戦いやすかったなあという印象があります。眠らされた神殿騎士団を守りながら戦うことはそう難しくなく、むしろズンドの舞によって眠った人を起こそうとする描写が見応えありました。楽しかったなあ。
追い詰められたレオフィーヌは、退却しようとして、祭器をテントーワに使おうとします。が、そこに冒険者が飛び出てきて、祭器の眠りからテントーワを護るんですね。その隙をついたテントーワの攻撃によって、レオフィーヌは祭器を落とし、テントーワは奪い返したその祭器をレオフィーヌに対して使います。
そして、レオフィーヌは、雲海に落ちていくのでした。
もっとも意外に頼れそうなマウントがレオフィーヌを拾いに飛んでましたから、また再登場しそうですけどねえ。とにかくテントーワを護って眠っている冒険者を、ズンド族が舞で起こします。
よかったわー、あのモルボル唾液を使った薬を使われることがなくて。
そうして、冒険者たちは神殿騎士団本部に戻ってきました。
アンドゥルーさんによると、脅威が去ったため、祭器に関する情報は解禁されるようです。神殿騎士団の名誉も回復していく見込みだとかで、よかったなあと思いました。理不尽だったもんね、処罰までされちゃったんだもの。
アンドゥルーやテントーワたちの間に、仲間としての情が育まれたことを見届けて、次にトライヨラへ。
ブルケブさんに祭器を取り戻したことを報告した二人。テントーワは言います。
「仲間を信じて後を託し、笑顔で倒れていく……。そういう戦い方があるってこと、学ばせてもらったよ」
わたし的には、この言葉を聞いた時には、ウルティマ・トゥーレに現れた古代人二人組を思い出しましたが、だからこそ、あの二人の想いも冒険者はちゃんと受け継いでいるんだなあとも思えて、嬉しくなりました。
テントーワの言葉はさらに続きます。
可能性が広がっていきますねえ、ここから。
とにかくこれで、二人ともお別れです。いつかまた会いましょう。
できれば、穏やかな再会がいいけど、無理でしょうねえ。
オラ、2025年1月の再会が、どんな再会になるのか、ワクワクすっぞ!
TANKのロールクエストは、相手を強制的に眠らせる、というアイテムを巡って展開していく物語です。が。
わたしにとっては、ローデニケとテントーワ二人のやりとりに、ほのぼのと甘酸っぱい気持ちになる物語でした。
なんか、かわいいんですよー!!
二人ともキッパリと揺らがない感情があるけれど、自覚が薄い感じなんですよねえ。
そこがいい。そこが悶える。
この物語の敵さんは、成果を出すために色々と手を抜かない、なかなか侮れない人物だと描かれているんですが、途中から、わたしの関心は完全に、敵からこの二人に移っちゃいましたよ。
それから、冒険者の動きがちょっと意外でした。
冒険者が自分以外の誰かを庇うところを見たの、確かこれで二回目なんですけれど、そのときもこんな気持ちで庇ったのかなあと思っちゃいました。
自分を投げ出すようだけど、それは庇った相手が先に進んでいることを信じているから。
クエスト終盤のテントーワの言葉から、そう思わされて、わたし自身が冒険者の想いを知った気持ちになりました。うちの子、と言って、大切に育ててきたけれど、そういう想いにはね、気づいてなかったからこのクエストを遊べて、よかったなあ、と感じましたよ。
イシュガルドの人々も元気そうでしたしね。
この後、部族に戻ったテントーワとローデニケはどう動くのかしら。部族の人を説得して、希望通りに変わっていけるかな。少しでもいい方向に行けばいいと思う。
どうか二人とも、この先も仲良くね。
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