【クラスクエスト:巴術士】本当の望みにようやく気づいてくれたね。

無心になって、サブキャラちゃんのレベリングをしていました。

いえ、まだLVが低いでしょう? そうすると、スキル回しとか考えないで、攻撃するだけで倒せるから、ある意味、ストレス発散になるんですよねえ。夢中になって魔物を倒しているうちに、サブキャラちゃんの巴術士はLV30になりました。

だからね、そのクエストの感想を書こうと思います。

以前にも、メインキャラで巴術士を育てた時に感想を書いていたんですけれど、途中のままになっていましたからね〜。続きとして書かせてください。LV15までは書いたから、LV20から30までのクラスクエストの感想です。ネタバレ配慮が乏しい内容となっていますから、ご了承の上、続きをご覧くださいね。

目次

LV20:一途なる挟撃戦術

過去の悪夢を象徴する海賊デュースマガとの、衝撃的な再会から、ずっと療養していたク・リヒャが姿を消したとトゥビルゲイムに教えられました。どうしたのかと情報を集めたところ、どうやらエール・ポートに向かったようです。そう、デュースマガによって捨てられた、自分の魔導書を取り戻そうとするためにク・リヒャは動いていたのですね。

冒険者やトゥビルゲイムの活躍のおかげで、デュースマガによって海に捨てられたク・リヒャの魔導書を取り戻すことが出来たのですが、……海に捨てられた本の末路を考えれば当然なんですが、もはや使い物にならなくなっていました。

その魔導書は巴術士ギルドマスターがク・リヒャに贈った、特別な一冊だったのです。ク・リヒャにとって心の支えだった本がボロボロになった事実は、彼女をとことん打ちのめすのでした。

このクエストでは、ク・リヒャの危うさが伝わってきます。

天才的な頭脳を持つけれど、ちょっとばかり突飛な女の子だと思っていたク・リヒャ。その子が思いがけず暗い過去を持っていた事実にも驚きましたが、依存ともいえる魔導書への執着に驚いたのです。ギルドマスターをものすごく敬愛している事実は察していたんですが、これはもしかして、と思ってしまいましたね。

むしろ彼女は自分の本当の望みに無自覚だからこそ、魔導書へ余計に執着していたのかなあ、とも考えつきました。だからこそ、ギルドマスターがいなければ、本当の意味では立ち直れないんじゃないかなあ、とも思いついてしまって、行き詰まり感を覚えたのですよ。

だってギルドマスターいないんだもの。どーしてこんな時にいないのー! と思ってしまいましたよ。

LV25:洒脱なる陽動戦術

同じことをトゥビルゲイムさんも考えたのでしょうか。失踪している巴術士ギルドのギルドマスター「ク・リド・ティア」の目撃情報があったと教えてくれました。おっし、ク・リヒャのためにも引きずってくるよー! と意気込んで出かけて、ちょっとばかり回り道をさせられましたが、なんとかギルドマスターに会うことが出来ました。

……若っ!

それがギルドマスターにあった時に、思ったことでした。や、ミコッテ族の年齢って外見からはわからないんですけれどもさ(暁には永遠の23歳がいるし)、それにしたって予想よりはるかに若い人だと思いました。

おまけに、「ク」・リド・ティア? ……ク・リヒャと同族なの? それとも彼女を同族に迎え入れたの? や、縄張りを持たない自由人「ティア」であることは納得なんだけど、と思いながら、一方的に話す彼を眺めていました。

なんだろ、この自由人と会話する感じ、最近クリアした忍者クエストでも味わったような記憶がある。や、仮にも巴術士のギルドマスターなんだから下手なことを考えちゃダメよ、と思いながら、彼の言葉を聞いていたところ、ご褒美として一冊の魔導書をもらいました。

これ、ク・リヒャに渡すための魔導書だよね!? なんつー、回りくどいことをするだ。まあ、素直にありがたいですけれど、直に渡してあげてほしいなあという気持ちが出てきましたね。まあ、それをしないところに、彼なりの信条があるのでしょうけれど、……ちょっとモヤモヤしました。

ともあれ、この新しい魔導書をク・リヒャに渡したのです。あれ、もしかしてちょっとだけ、冒険者に嫉妬してる? と思われるところがありましたが、彼女はギルドマスターの真意を汲み取り、デュースマガを倒す、と宣言してくれました。生きる意欲を取り戻してくれたところは嬉しいのですが、眺めていたわたしは、そこぉ!? と思っちゃいましたね。

まあ、でも過去の悪夢はぶちのめすに限ります。冒険者はク・リヒャを助けるために精進すると決めるのでした。

LV30:巴術最大級命題の証明

そうして迎えたLV30。やー、LV25を超えると、レベリングがなかなか進まなくてもどかしかったですよおお。

でもとにかく、ク・リヒャが決着をつける時が来たのです。

ええ、ク・リヒャの戦術策定と冒険者の活躍によって、デュースマガの捕縛を成し遂げることが出来ました〜! なんとたった二人で乗り込んだんだから、びっくりですよ。でも最高に盛り上がる展開でしたね。ク・リヒャは前回とは違って、完全にいつもの彼女でした。ううん、いつも以上に冴え渡っていて、とっても頼もしかったですねえ。デュースマガが捕縛される時なんて、これぞ頭脳派! と言わんばかりの冷静さが素敵でした。

もう、デュースマガはク・リヒャにとって恐るべき悪夢ではありません。

ただ、彼女自身の策によってイエロージャックに捕縛されると決定した、ただの悪党でしかなかったのです。

そうしてすべてに決着をつけたク・リヒャはようやく本当の望みに気づきました。

そう、彼女はギルドマスターに会いたかったのです。そばにいたかった。だから探しにいくと言って旅立って行きました。あの自由人、どこにいるのか、わかるのかなあ。そう思いましたが、心配はご無用なのでしょう。戦術は望む現実を作るためにある。その証明を果たした彼女だからこそ、望む現実を手にするに違いないのです。

あれ、もしやこれは押しかけ女房誕生?

とか思いつつ、リムサ・ロミンサの巴術士ギルドに戻ってトゥビルゲイムに報告しましたところ、トゥビルゲイムも安心したようです。ずっと心配してたんですね、ク・リヒャのこと。これは巴術が大発展する一歩になるかもしれないよ、と言われて、笑っちゃいました。まあ、確かにあの二人、夢中になって巴術の可能性を追求しそうですわー。

ところで、気になってるところがひとつ。

別れる際、ギルドマスターは「僕と君が再会できる可能性は100%だ。君が巴術をやめない限りね」みたいなことを言ってくれたんですけれど、LV90になっても再会できてませんが!? 

や、メインキャラになってトゥビルゲイムさんに近況を訊ねたら、ク・リヒャは手紙をギルドによこしてくれたそうなんですけれどね。ようやくギルドマスターと再会して新天地で修行に励んでいるようです。

そうか、二人が再会するまで、LV30だった冒険者がLV90になるまでの時間が必要でしたかー。だとしたら、二人に再会できるのは、まだまだ先かなあ……。

というところで、今回の記事をおしまいにしようと思います。お付き合いいただき、ありがとうございました!

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