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今日は宅配便が来る予定だから、ソロで遊べるコンテンツを遊んでいました。
つまり、トライアドカード集めですね。
第一世界にもNPCたちがカードを持っているから、勝負を挑んできたんですよ。
そのうちの一人、ジョッブ砦にいるラムリン氏。
彼はライナさんに憧れて兵士になったという人物です。
意外にもカード勝負できる人物なのですが、そもそもなぜカードを持っているのか。
それはサンクレッド氏の計らいによるものでした。
つまり、距離を縮めるにはカードがいちばんさ！ と薦めてくれたらしいのです。
そんなラムリン氏にトライアドカード勝負を挑み、勝ちました。
が、ラムリン氏が所有しているカードをなかなかもらえません。
勝ちました。
勝ちました。
勝ちました。
勝ちました。
勝ちました。
でもカードはもらえません。
だんだんと嫌な予感に囚われるようになった冒険者。
しかしカード取得のために、と、勝負を挑み勝ち続け……。
ようやく得られたカードは、予想通り、ライナさんのカードでした。
おそらくはラムリン氏はこのカードを渡したくなかったのでしょう。
でも彼は負け続けました。カードを渡さないにしてもあまりにも負け続けました。
彼は言います。
こんな実力じゃライナさんに声をかけるなんて……と。
いや、ごめん！！
コレクターの血が騒いで、ついついムキになってしまったけれど。
まさかキミの心の支え（？）を奪う事になるとは思わなかったんだーっ！！
でも後悔すらもう、彼には届かないでしょう。
夜明けの光が、疲れた様子の彼を照らしています。
勝者は黙って去るしかないのでした。