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ひさびさにログインしたとき、イシュガルドに飛んだのですよ。
するとおなじみのカットシーンが流れました。あ、あれから復興作業が進んだのか、と感じて、出来上がったエリアを歩き回りました。復興共同作業で実際に作業したところまで進んで、感慨深くなりましたねえ。あ、あのとき、たくさんの人が走った場所だ、と思いながらぴょんと飛んで移動して、見晴らしのいいところで記念撮影したり。
ここもその記念撮影で撮影した一枚です。こうしてみると、ドラゴン族の破壊力もすごいですが、それを復興した人もすごいなあと感じました。いや、普通これだけ荒れた様を見るとさ、撤去作業だけでも気力がダウンする。でもやり遂げましたものね。それがすごいなあと感服しました。
でもさ、ここって、普通のゲームだったらさ、新しい背景が描かれて「復興が進んだようだ」というナレーションが入っておしまいなところだと思うんですよね、蒼天から紅蓮、漆黒と物語が進んできたから。
それが実際には冒険者たちが携わって少しずつ復興が進む過程が描かれて、携わることができたことが本当に嬉しくて、思い入れが強い過程になりました。ましてや今回、わたしも復興共同作業に携わってますからね。ほんのわずかな時間で終わりましたけれど、感動的な体験だったなあと思っています。なかなか味わえない貴重な経験だとも思いましたよ。
さてさてこれにて、今のパッチにおけるイシュガルド復興は完了したわけです。
ですからね、新しいクエストが登場してました!
受けてきて、楽しい気持ちになったから、以下はネタバレ配慮なしの感想文です。ご了解の上、続きをご覧ください。
新しくできた地区に、グリダニア、ウルダハ、リムサロミンサから商店を誘致する、という内容でクエストが始まります。それで行動的なフランセル坊ちゃんと三ヶ国を巡ることになると思いきや、思いがけない人物が同行しました。
シャルルマン・ド・デュランダル伯爵です。
このおじさん、登場当時は、面倒そうなお人でした。いかにも古い体制の、古いタイプのおじさんという感じでね。イシュガルドでの冒険のあれこれを思い出して、こりゃあフランセル坊ちゃんと冒険者とが苦労するぞ〜と思ったものです。
でも現実にはそれほどでもなかったですね。や、確かに冒険者たちがフォローしましたけれど、このおじさん、わりと素直だったんだもの。プライドが高いからか、見苦しく言い訳を並べることもしないし、さすが名門の当主、思ったよりもまわりを見てる。むしろ面倒をかけるおじさんとして侮っていたのはこちらの方か、と思いました。
ただ、気掛かりがそれで消えたかと言えばそうではなくて。
デュランダル家と言えば、行方不明の息子さんがいる家庭なんですよね。漆黒までゲームを進めた方にはお分かりでしょう。その息子さんは実家に戻らず某都市でブイブイと活躍されているのですが、その事情を察しているテレビ画面のこちら側にいるわたしは、その人とこの人が再会することになったら荒れるだろうなあ、と思ったのですよ。事実、父親のよくない変化を危惧した息子さんはこの人との再会を避けました。
でもねえ。やっぱり、ここでもこの人は侮れない方だったのですよ。
一連の流れで、何かを感じたのかもしれない。三ヶ国からの商会誘致を終えて帰還したあと、上の画像のような言葉をおっしゃったのですね。そしてとてもいい顔で笑ってらっしゃいました。
それがねえ、本当に素敵な笑顔で。
古い体制の、と侮っていたことを本当に恥ずかしくなる気持ちになりましたね。
そうなんだよな。いろいろな人がいて、いろいろな年長の方もいらっしゃるけれど、どんな人にも若い時代はあったんだよなあ、とか、そういうことまで考えて、濃度の濃いクエスト内容やわあ、と感じて、はふーと満足のため息をついたのでした。
親子の対面は果たされなかったけれど、でもこういう形の親子もあってもいい。
むしろ、素敵じゃない、と感じましたねえ。
ええもの見せてもらいました。はふー。