
おはようございます〜!
ヴァリアントダンジョンのルートをすべて読破してから、まだまだ余韻に浸っています。とても好みなお話でした。これまでのお話だって、とても好きなお話だったんですけど、今回のお話もとりわけ大好きだなあと感じたんです。
ですからね、そろそろ商客物語の感想を書いておこうと思います。ここからの記述は、ネタバレ配慮の乏しい内容となりますから、ご了承の上、続きをご覧くださいませ〜!
よろしくお願いします!
瑠璃紺の本に語らるる冒険譚

新しいヴァリアントダンジョンが実装された日、いつも通りにオールド・シャーレアンのシャローさんに会いにいくと、ミコッテ族の女性から依頼が届いていると教えてもらいます。冒険者と縁があるミコッテ族の女性「ヤ・ナズカ」という女性ですって。
あれ。その名前は、光の回顧録Ⅱで読んだような記憶がある……。

と思って、シャローさんに指し示された女性に視線を向けたんですけど、……あの、気のせいでなければこの人、手の中の鉱石をかじっていませんでした?
いえ、より正直に率直に申しますと、食べたような気がするんですが、と、ためらっていたら、「まーた変なものを食べちゃって……」というシャローさんの言葉が耳に入ります。え、いつものこと??

やっぱり、シュトラさんの妹さんですか。すなわち、ミトラさんの妹でもあるんですね。うんうん、召喚士を開放してるからかなあ、「召喚士として、ミトラ姉さんとも懇意にしていただいているとか!」というセリフが出ましたよ。
でね、ナズカさんの依頼内容は、本の中を旅してくれませんか、というものだったのです。
ええとね、ナズカさんは、文書全般の回収を専門にするグリーナーなのです。だから同業の父親のもとで修行していたのだそう。ところが先日、その父親、ヤ・ルル・ヌンが任務で訪れた異国で風土病を患い、他界してしまったのだとか。
……サラッと重大事項が語られましたねえ。いや、光の回顧録Ⅱ P320あたりから語られていることではあるのだけど、読んでない人には初めて知る事実だから、びっくりするのではないのでしょうか。というか、あの物語を読んだ時点では、まさかこの人がヴァリアントダンジョンに絡んで登場するとは思わなかったですよー。びっくり。
もとい、ナズカさん、大変だったようですよ。
哀しくて心細くて、でも姉妹たちと父が遺してくれた「形見の品」が彼女を支えてくれたようです。

「何故、そんな危険な写本を娘である私に託したのか。父のことですから、意味があってのことだと思うのですが……それを知るためには読破するしかありません」
だからこそ、危険を承知で冒険者の力を借りたいとのこと。本の中の探索を手伝って欲しいという依頼に、冒険者は「ヤ・シュトラの妹さんの頼みなら、断る理由はない」と答えて、この依頼を引き受けたのですよ。
でね、さっそくその本が保管されてる場所に向かいます。危険な本だから、グリーナー向けの滞在施設で預かってもらってるそうです。ほおお。ということは、エレンヴィルもこの施設でお世話になってたのかなあ? と考えながら漂流者の丘にある施設に向かいました。

施設の管理人でもあるフィルゲイムさんに挨拶をして、ナズカには悪癖があると教えてもらいます。なんでも、「気になったら、なんでもすぐに口に入れてしまうんだよ。最初は驚くかもしれないが、……まあ、見逃してやっておくれ」ですって。
いや、見逃していい癖なのかな、それ!?
うっかり毒だったりしたらどうするのー。死んじゃうよう。そもそも、万能の毒消し薬という都合のいいものは、この世界には存在するんですかっ!! とかなんとか突っ込みたい気持ちが強いのですが。

ええ、とってもハラハラしましたが、本題は忘れていません。

「長きにわたって語り継がれるうちに、いろいろなパターンの物語が紡がれてきたようでしてね。この写本の版が、どんな結末を迎えるのかはわかりません」
「しかも、古の写本師の手で、読み手を『本の中』に誘う特殊な魔紋が記されていますから、読破するのも一苦労というわけです」
そして最期に、ヤ・ルル・ヌンさんはナズカさんに言い残したそうですよ。

ああ、だからこそ、ナズカさんは、師匠であるお父さんの最期の言葉をきちんと受け取りたいんですね。うんうん、頑張りましょう。微力ですが、全力を尽くさせていただきますよ。


というわけで、本の中に入っていきました。本の中に入ると、ナズカさんの衣装が商人らしき人物の衣装に変わっています。おまけに、シンプルストレートの、美しい娘さんが話しかけてきます。

不審に思ったナズカが娘さんに話しかけますが、どうやらセリフが決まっている模様。本の中に入ったことで、ナズカさんも冒険者も、物語の登場人物になったようです。
だから登場人物になりきることで物語を読み進められるのですね。事実、ナズカさんの頭の中に、このとき、言うべきセリフが入り込んできたようです。

すると答えて、美しい娘さんは「その言葉に、その情熱に、偽りがないと誓えるのでしたら、私のため、『計り知れぬほど価値ある品』をここに……」「虚なるままの私の心を満たすほどの、価値ある品をお持ちくださいませ。それが叶えられれば、私もあなたの言葉を信じれるでしょう」と言います。
なるほどー。この物語はかぐや姫がモチーフになってるのかな?

その言葉に美しい娘さんは、どこか苦しそうに目を伏せて、「どうか、お命だけは大事になさってくださいませ」と答えるのでした。
でね、ナズカさんが言うには、ここから若き商人は相棒である腕利きの「護衛」と共に、宝を求めて冒険の旅に出る、という筋書きなんだそう。ふははは、まかせたまえ!!

それから冒険者とナズカさんは、物語の本の中の世界、美しい娘さんの家のあちこちを観察するのですよ。美しい娘さんはセリフを言い終えたからこそ、ぴくりとも身動きしません。そういうところが、いかにも物語の人物っぽい。
ナズカさんが入手した情報によると、この美しい娘さんは、数年前にこの街に流れ着いた身寄りのない女性で、多くの男性に求婚されたけど全員断ったよう。どこから来たのか、どうして独りなのか、何度訊ねても困ったように微笑むだけ。だからますます男性を惹きつけたのですな。ミステリアス。だけど、商人の命を気に掛けるあたり、情がない女性ではないのでしょうね。
他に、コルヴァ地方に伝わる伝統的な磁器や、人魚の絵が描かれた絨毯の描写が入って、観察は終わりです。
という流れで、いよいよヴァリアントダンジョンへと探索に向かいます!

うわ。そうだとしたら、ラハを連れてきて、探索させてあげたいですねえ。や、もしかしたら複雑な気持ちになるかもしれないけれど、でもでも、喜ぶかもしれないしー。いや、うん、冒険者と一緒に探索できるという点でも喜んでくれるんじゃないかなー。
海辺に向かったルート

このルートでは、ランプの精と人魚ダリヤとの戦いが待ち受けています。どちらかといえば、ランプの精との戦いが大変だったなあと記憶しています。人魚ダリヤとの戦いはね、ちょっと面白かった。
このルートで入手できる宝は、人魚ダリヤが守っていた宝珠。持ち帰ってみたところ、美しい娘さんは言いました。

「ですが、強すぎる輝きは、心の影を強くするばかり……。あなたは、この品を商いに用いて富を得てくださいませ」
ううう、やっぱりかー。価値あるものだけど、美しい娘さんの琴線に触れるものではないっぽいですものね。キラキラ光って綺麗なんだけど、わりと大きいから置き場所に困る感もある。要するに、換金アイテムですよ、うん。
渓谷に向かうルート

このルートで最終的に戦う相手は、剛剣士ソードマスターです。
ソードマスターのギミックが、とっても面白かったですね! はじめはよくわからなくてなんとなく、感覚で動いていましたけれど、何度も死ぬうちにギミックがわかってきました。
ちなみにソードマスターのトライアドカードを読むと、あのゼノスが登場します。
ソードマスターのカード(ネタバレだから隠します)

そしてこのルートで入手できる宝は、ソードマスターが扱っていた剣。

「ですが、その鋭き刃も、この心を刺し貫くだけ……。あなたは、この品を商いに用いて富を得てくださいませ」
そりゃね。いかにも戦闘に向いてない娘さんなんだから、剣なんて贈られても困るだけだわなー。納得です。
宮殿に向かうルート

このルートでは、最終的に火精ペリと戦います。
ちなみにこのルートの時だったかな。
「シュトラ姉さん。あの人が英雄と呼ばれる理由がわかった気がする」
「どういうこと?」
「あの人ね、あきらめないの。何度打ち倒されても立ち向かっていくの。どんなにたくさん負けても、挫けないからこそ英雄なんだわ」
みたいな姉妹の会話が思い浮かびました。いや、現実はそんな美しいものじゃなくて、ゾンビのように立ち向かっていただけなんですが、ええ。
だってー! 負けたままだと悔しいじゃないですかー!!
このルートで入手できる宝は、ペリが所有している魔法の絨毯です。

「ですが優雅に空を舞えども、私の心は地を這うまま……。あなたは、この品を商いに用いて富を得てくださいませ」
これはなかなか魅力的な贈り物なんですけどねえ。ぐうたらしたままあちこち行ける。まあ、でも美しい娘さんのセルフイメージには合わないか。それにこの室内で絨毯に飛び回られたら困るわな。
隠しルート
隠しルートについて(ネタバレだから隠します)

このルートは、海浜に向かうルートから行くことができます。
具体的な行き方は、攻略サイトを見てもらったほうがいいかな。ええと、とある場所でお辞儀して、「愛しき友よ」とsayモードで告げて、緑紫ピンク青の順で音を鳴らす、だったと思います。
このルートのボス、ラスボスというか真ボスは、とにかく倒すのがとっても大変でした〜。捕食という即死技のね、避ける方向を掴むのがとっても難しかったの〜。でも把握してしまえば、なんとかなります。ならなければ、死んでやり直すだけです。あとはボールに捕まらないように戦うことも大切。
このルートで入手した宝は、美しい娘さんの家にある絨毯と同じ模様が描かれたお皿です。


うん……。
娘さんは怪魚ダンダーンによって滅びた村の生き残りだったのですね。だからこそ悲しみに心が覆われていたんだなあとこのルートをクリアしたら判明します。
でも若き商人が持ち帰った皿によって、娘さんは亡き家族が今の自分に望むだろうことを思い出すのです。だからこそ、娘さんは若き商人を試すような真似までしてしまった自分に気づくのですよ。
それにしてもこの人、運びやすいだろう皿ではなく絨毯を持ち出したのか。案外タフな人だなー、とは、心に秘めておいたほうがいい感想ですね。うん、しっとりとしたこの場の雰囲気を壊してしまう……!!

この隠しルートで入手する宝によって、美しい娘さんは笑顔を浮かべます。うん、ようやく娘さんの心に届く「計り知れぬほど価値ある品」を若き商人は手渡すことができたのですよ。
このあと二人は、しあわせに暮らしたかな。めでたしめでたしで、人生が終わっていてくれたら、いいなあ……!!
受け継ぎ、いつか超える日まで

でね、隠しルートをクリアすると、次のクエストが開放されます。フィルゲイムさんに話しかけたところ、ナズカさんが冒険者にお話ししたいことがあるようです。だからね、ナズカさんが待っている場所に向かったのですよ。

「Monicaさんのおかげで、本の謎を解明できました。最初は、娘の難題に悩みましたが……彼女にとって、本当に大切な品を見つけられてよかったです!」
うんうん。わたしもそう思います。
あの冒険は物語の中にある冒険で、現実とはちょいと違うんだろうけどさ。でもあの隠しルートがあることによって、娘さんは笑顔を取り戻して生きていけたんだと思えるから、ちゃんと救いがあるなーと思ったんですよ。
もちろん娘のために入手した宝物を元手に富を得たという展開にもロマンはあるのだろうけれど、やっぱり好きになった娘さんが笑顔を浮かべてくれる喜びは、どんな宝もどんな富も叶わないと思うんですよねえ。
でね、ナズカさんは今回の冒険を終えてから、ずっと考えていたそう。最期の瞬間、お父さんがあの写本の存在を通じて伝えようとした「真に必要なものは何なのか」について。
ふむふむ?
それでナズカさんは、文書専門のグリーナーになりたい、弟子入りしたいと言った時にお父さんが言ってくれた言葉を思い出したそうですよ。

含蓄のある言葉ですねえ……。この言葉を言っただけでも、ただものじゃないって伝わるわ。
「これまで私は、入手難度の高い品を手に入れてくる、父のような存在を一流と呼ぶのだろうと理解していました。ですが、違ったんです」

「『価値あるもの』の入手という依頼に対して、依頼者が望んでいたものは、無価値にも思える皿でした」
「『価値』とは人によって異なります。希少で高価なものが、必ずしもその人にとって、心の底から価値あるものとは限りません」

「それができてこそ、一流のグリーナーではないでしょうか?」
いやほんと、わたしもそう思う。
これはWebデザイナーでバリバリ働いている人から教えてもらった話なんですけどね、デザインはオシャレに作れば完成、というわけではないようなのです。時には、デザイナーである自分にとってダサいデザインこそ、クライアントが求めているデザインなときもあるんですって。
なぜならクライアントは、そのデザインを通して、自分の目的を果たしたいのだから。デザイナーが満足する「オシャレなデザイン」がいいとは限らない。むしろ、「オシャレ」ではなくて、「わかりやすさ」「伝わりやすさ」を優先したデザインが求められるのだそうです。
閑話休題。

ああ、よかったなあ、と思いました。
ナズカさんがね、お父さんの意図をちゃんと受け取れたことも嬉しいけれど、お父さんを改めて誇りに思ってるところが、この人の人生をより輝かせると感じられたんですよ。
師匠であり父親でもある人を素直に尊敬し、そしてその存在を超えるために力を尽くしていける。自分の決めた道を、まっすぐに歩める。そんな道を歩めるこの人は、とてもしあわせな人なんじゃないかなあ。
最後に、ナズカさんはシュトラ姐さんについても話してくれました。久しぶりに会ったとき、冒険者と会ってからの旅路を話してくれたそうですよ。それは彼女らしく整理された、とても簡潔な冒険譚だったようですけど、誇らしげに語ってくれたそうです。

リムサ・ロミンサから冒険を始めたわたしにとって、シュトラさんははじめから見守ってくれた人でもあります。だからシュトラさんが冒険者の旅路をどういう想いで見守ってくれたのか、とても知りたいようにも感じられたけど、旅路を歩んでいる冒険者にではなく妹にこそ話せる冒険譚なんだろうなあとも感じました。
ちょっと残念だけど、シュトラさんの温かさや揺るぎなさは、うちの子はちゃんと受け止めてるよー。
「では、この先の冒険もどうかお気をつけて。あなたの旅路が、明るい未来に続いていますように!」
そう言ってナズカさんは去っていきました。
うん、彼女はもう大丈夫そうですね。
グリーナーの施設に戻ってきて、フィルゲイムさんに話しかけたところ、フィルゲイムさんも「ヤ・ルル・ヌンは一流のグリーナーだった。娘であるナズカは、その背を追っているが……彼女であれば、きっと父をも超えるグリーナーになるだろう」と話してくれたんですよ。
うん。先のことは誰にもわからないけれど、そうなるだろうって、わたしも信じることにするよ。時には辛いときや悔しいときもあるかもだけど、それだって人生のスパイスです。なにより、晴れがましく歩き去っていった彼女に、暗い未来は似合わない気がするからね。
「商客物語」は引き続き、フィルゲイムさんが預かってくれるそう。また読みたくなったら、いつでもおいでと言ってもらって、それから報酬に賢人サンドイッチをもらって、クエストは終了となりました。
なんでも、グリーナーさんたちにフィルゲイムさんが渡してるものらしいですよ。
……ええと、このアイテムの説明書を読んだら、「シャーレアンにおける研究の友。栄養学的には正しい」と書いてあるから。そしてあの賢人パンを使ったサンドイッチだから、味的に不安になるんですけど、フィルゲイムさんはそのあたり上手に、美味しく調理しているんだろうなあ、と思ったんだけど、どうかな。
逆にこの賢人サンドイッチが美味しくなくても、それはそれでフィルゲイムさんのかわいらしさが出てきて、いい感じかなあ、とも思っちゃう。マニアックな感想かしら、これ。
次にエレンヴィルと会えたとき、冒険者はこの施設や冒険について話すのかな。どうかなあ?
というところで、今日の記事をおしまいにしようと思います。
長文におつきあいいただき、ありがとうございました〜!!
商客物語、とっても楽しかったです。遊べて嬉しかったな!!
これまでのヴァリアントダンジョンも好きでしたけれど、今回の「商客物語」は特にお気に入りのお話になりました。絶対にまた、本の中の冒険を読み返しに来たいなあと思います。(報酬もまだ揃ってないしー)
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