
おはようございます〜!
先週末は、つよニューを遊んでおりました。なぜかと申しますと、ワチュメキメキ後日談を遊んだことで、レガシーのメインクエスト本編をもう一度、味わいたくなったからですよ!
つよニューのデータを残していましたが、リセットしてね、また1から遊び直したのです。
で、ようやく前回と同じところまで到達したから、感想を書きにきました〜!
やー、わたし、黄金のレガシーが好きなんですよね。だから何度も遊べて、うきうきする。コスモエクスプローラーも楽しんでいるんですが、物語的な展開があまりないから、余計にメインクエストが嬉しい。
ではでは、ここから先は、メインクエストの感想語りとなります。ネタバレ配慮に乏しい内容となりますから、ご了承の上、続きをご覧くださいね! LVでいったら、90〜91に該当します。
よろしくお願いします〜!
本当の自分

ペルペル族とハヌハヌ族の試練を終えて、トライヨラに戻ってきた冒険者たち。
秘石を入手できたということは、試練の進み方が間違えてないようだ、とラマチたちは判断を下します。連王の他の選者たちも、トライヨラ叙事詩の舞台で待っていると考えてもいいだろうとアルフィノがいうのですね。
だからヨカフイ族の集落に行こう、モブリン族の集落にも寄ろうという流れになるのですが、ここで問題が発生。
先日の大嵐で、途中にある「翼なき姉妹の大階段」が壊れてしまったのです。
エレンヴィルがいうには、他の方法もあるようですが、準備を終えるまで時間がかかる。だからしばらく時間を潰していてくれ、と言われちゃうのですよ。
このとき、ラマチは斧の手入れに行くと言い出し、冒険者もラマチについて行くことになるのですね。

このとき、ラマチに紹介された人が、ワチュメキメキ万貨街の顔役、ローペリさん。
うん、ここでローペリと冒険者が顔馴染みになるから、のちのワチュメキメキ万貨取引が解放されるのですね。やー、ワチュメキメキ取引は、いつ解放されるのかなあとハラハラしていましたよ。
そうして簡単に挨拶を交わしたとき、唐突にローペリさんが声を張り上げるのですよ。
「そこのきみ! そんなところから隠れて見てないで、出てきたらどうだい、いい加減に!」
いや、びっくりするよね。突然なんだもの。
そうして現れた人物は、どこかで見たことがある御仁。ラマチも見覚えがあるようです。

うん、その人は、トライヨラに向かう船の中で一緒だった人物でした。
確かフォンジャンテーンという名前でしたね。他のNPCとは違って、名前が表示されてたから覚えてましたよー。この人と冒険者を並べて、記念撮影もした記憶があ〜る!
ローペリさんがバシバシと言います。
「どういうつもりか聞かせてもらえるかな、きみ。何度も何度も物陰からこちらを覗いているだけで、声もかけず。私に用があるなら話してくれたまえ」
うーん、よっぽど思うところがあったのか、ローペリさんの物言いがちょいと強い。
だからなのか、フォンジャンテーンは口ごもって、どこぞに走り出してしまいました。どうしたんだろうねえと気になります。ラマチも放って置けないと感じたらしく、冒険者と共にフォンジャンテーンを追いかけます。

フォンジャンテーンは砂浜に座り込んでいました。
見つけた冒険者がラマチを呼ぶと、ラマチがフォンジャンテーンに話しかけてくれるのですが、このフォンジャンテーンときたら「聞かないでください! どうせ僕みたいな奴は、どこにいても居場所なんてないんですから!」と言い返してくるのですよ。
うーん。よっぽど余裕がない状況なのかしらねえ。
放っておいてもいいんだけど、この日の夜、「そういえばあの通りすがりのフォンジャンテーンは何をしたかったのかな」と考えてしまうのも、なんかヤですねえ。
ラマチも「いや、聞くだろ……。そんな顔されたら放っておけるわけはねえ」と言います。
そうしたらフォンジャンテーンは、「それでは、僕の話を少しだけ……」と前置きを告げて。

「理由ですか? それは明白ですよ、わかっているんです! 周囲の優秀な職人と自分を比較して自信をなくしてしまう! 己を奮い立たせようと虚勢を張ってもすぐにメッキが剥がれる!」
「ならば心機一転、新天地で頑張ろうと海を渡り仕事を探すも、やっぱり自信がなくて話しかけることすらできない! こんな生きるのが下手な自分に落ち込んでいたところでした!」
少しじゃねえし。

このときの、ラマチのお手手がなんだか、他にやりようがないような感じがして、かわいい。
とにかくラマチはね、要するにフォンジャンテーンは誰かに、話を聞いて欲しかったんじゃないかと考えるのですよ。だから相談に乗ろうとするんだけど、フォンジャンテーンの思いがけない質問に口ごもります。
「僕みたいに自分と優秀な誰かを比べて、自信をなくしてしまうことはありますか?」
うーん、なかなか立ち入ってくる質問ですねえ。
ラマチは優秀な兄二人を思い浮かべたようなんですが、「そんなことあるわけねぇだろ!」と言い返すのです。おまけに「アタシはトライオラの王女なんだぜ!」といっちゃったから、フォンジャンテーンは素直に質問の矛先を冒険者に向けます。
ここで「他人と比べても仕方ない!」「そういうときもある」という選択肢が出現するんですが、悩みましたねえ。
なぜならプレイヤーであるわたし自身には、他の人と比べて落ち込んで自信をなくすことはあるからです。
でも冒険者はどうなんだろ、と思ったのですよ。
他の人と比べて落ち込めるほど、この子は余裕のある冒険人生を歩んでこれたかなー、と思ってしまったのですね。自分の力量を真っ向から見つめないと、自分の力量以上の無茶をしないように振る舞わないと、うっかり死にかねない状況もありそうじゃないですか。
だから「他人と比べても仕方がない!」という答えが冒険者らしいかなあと思ったんですが、でもその答えじゃ、「やっぱり僕はこんなことでも落ち込んでしまうダメな奴なんだ、うわーん」という感じに、フォンジャンテーンの落ち込みに拍車をかけるような気もしたんですよねえ。
だから「そういうときもある」を選ばせたんですけど、冒険者的には違和感のある返答だったかも。
と思いながら、フォンジャンテーンの答えを待ったところ。

……。……なんか、面倒くさい人です。
こういう言い方をしても、ダメなのかよ!
えーい、上手く生きていく自信なんて、そもそも簡単に見つかるもんかよ! とモニターの前でエキサイトしちゃいましたよわたし。というか、考えが極端になってる自覚を持て、と言いたくなりました。
おまけに。

「そんな父のような偉大な彫金師になろうと腕を磨いていたら、いつしかそれ自体が目的になってしまっていた……」
「なりたかった『本当の自分』は、父のような誰かを笑顔にする職人だったというのに……」
という具合に、どんどこ自分で答えを見つけ出しています。
あげくに。
「僕……もう一度頑張ってみようと思います。そのためにはローペリさんとお話ししないと。おふたりとも、ありがとうございました!」
と結論を出して吹っ切ったのだから、この人への心配って要らなかったんじゃないかなーと思っちゃいましたよ。
や、そうじゃないか。冒険者たちが話を聞いたから、こういう考えを導き出せたのかも。この人はいずれ、自分一人でこの答えを見つけ出せたんじゃないかと思えるんだけど、でもずっと時間がかかっていたかも。
だとしたら、追いかけてきた甲斐はある、かな?

そうして駆け出していったフォンジャンテーンを見送って、ラマチは思うところがあるようですね。そしてそんなラマチを見守っている冒険者の姿が、わたしには印象的でした。
ハヌハヌ族の集落でも感じたことだけど、冒険者はラマチに対して、保護者目線なんですよねえ。
同時に、ラマチの器を見極めようとしている感じ。そのあたり、冒険者なりの責任感かなあと思いました。
みんなのために

ラマチがフォンジャンテーンが気になっていたようだから、冒険者たちはローペリの元に向かいます。
でね、さっきまでの弱気な姿が嘘のように、礼儀正しく毅然とした態度で、ローペリさんに「働かせてください!」と申し出ているフォンジャンテーンを見ることになるのです。
そうしてフォンジャンテーンの目的をようやく理解したローペリさんはフォンジャンテーンの申し出を受けます。うん、腕のいい職人はいつでも大歓迎ですって。
だからフォンジャンテーンは無事にワチュメキメキで働けるようになるのですな。
これで一安心と思ったタイミングで、エレンヴィルから連絡が入り、次の目的地に向かう準備が整ったと知らされます。だから冒険者とラマチは、手入れが終わったラマチの斧を受け取り、ローペリたちに別れを告げて、エレンヴィルたちと合流するのですね。

そしてエレンヴィルが整えた準備とは、プヌティーと呼ばれる水棲動物がひく船でした。
トライヨラでは昔、部族間の争いがまだ激しかったころ、コザマル・カで暮らす人々は、他部族の領土を素早く通り抜けるため、移動は川を利用していたようです。それが今、平和になったから、この船で移動する必要も無くなったのですが、ほんの数隻だけ、残っていた船を、エレンヴィルは借りてきてくれたのですね。
気球を使うことも考えていたそうですが、大瀑布に巻き上げられるから着陸が難しいんですって。
そうは言っても、船酔いするラマチにはちょっとばかり厳しい方法ですよねえ。でもあのエレンヴィルが選び出したんだから、他に方法はないんだろうなあ。となると、我慢してもらうしかないのかー。

と思っていると、コーナ王子が登場です。
このときのラマチが嬉しそう。王位継承を競うライバルというより大好きなお兄さんが現れたこと、そして一人だと思われるお兄さんが、自分と同じように奮闘している様に感心しています。
でもコーナ王子は言うのです。
「始めから、僕は一人じゃないよ。ずっと裏で彼らに動いてもらっていたんだ」とね。

そうして現れた御仁が、サンクレッドとウリエンジェのお二人。
うん、プレイヤーであるわたしたちにはわかっていた組み合わせですけどね!! でも冒険者やアリゼー、アルフィノやクルルさんたちにはびっくりの登場です。
なんでも魔法大学に留学していたとき、コーナ王子は「賢人」の噂をよくに耳にしていたそうです。だからこの継承の儀が決まったとき、これ以上の助っ人はないと考え、学長にお願いして二人を紹介してもらったんですって。
サバイバル技術に長けたサンクレッドと魔法学の知識に秀でているウリエンジェ。
なるほど、ツボを押さえた選択ですねえ。コーナ王子はなかなか堅実なお人みたい。
クルルさんが「何か考えがあって引き受けたんでしょう?」と言ったら。

「今の俺たちの役目は、有り体に言えば『世界の平和を護ること』だ。なら……見届けなくちゃだろ?」とサンクレッドが応えます。
どこまでもふたりらしいというか、ちゃんとコーナ王子の人となりを見極めて協力を了承したんですって。
う。それを言われたら、ちょっと胸を抑えそうになってしまいそう。冒険者がラマチに協力している理由って、そもそものきっかけは、自分の冒険者人生を見据えたいからで、ラマチの人となりを見極めたからじゃないのよねえ。
もちろんこの段階に至るまでに、ラマチを信頼できる御仁、好ましい人物だとは感じてるんだけどさ。
トライヨラの王様を決めることに対しては、どちらかといえば尻込みしていたから、堂々と「世界の平和を護る」と言って行動しているサンクレッドやウリエンジェに眩しさを感じてしまうよ。
英雄としてもうちょい考えるべきだったかもー。
でもでも、英雄としての役割なんて最近では求められてないし、冒険者も自意識は一介の冒険者なのですよ。むむ。
などと考え事(言い訳?)をしていると、アリゼーが大切なことを確認します。


おお。二人のやりとりが、バチバチにかっこいい!
ふふーん。やり合うことになったら、黒魔道士から暗黒騎士に着替えて、サンクレッドとタンク対決しますかねー。あるいはヴァイパーなどに着替えるべき? 現時点の冒険者一行には、近接物理攻撃職がいないですからねえ。や、冒険者がタンクになったら、ラマチが近接物理攻撃職になってくれるけどー。
とにかく最低限の確認を終えたコーナ王子一行とラマチ一行は、別々のルートに分かれて、次の目的地に向かうのです。コーナ王子は争いというリスクを避けて陸路を、ラマチはエレンヴィルの選択を信じて船路を選びます。
このときのエレンヴィルが、エレンヴィルらしく、控えめにクールに、嬉しそう。

この申し出を受けて、クルルさんはピクトマンサーとしての力を試したいから甲板にまわりたいと希望し、赤魔道士のアリゼーがエレンヴィルの護衛に回ると申し出てくれます。
だから、ラマチとアルフィノ、クルルさんと冒険者が、戦闘員としてプヌティーから離れた位置で待機することに。

バクージャジャたちの描写を挟みつつ、黄金のレガシー最初のダンジョンが開放です!

濁流遡上 イフイカ・トゥム
このダンジョンは、BGM効果も合わさって、攻略していてとても楽しかったですねえ。途中、有言実行なサンクレッドとウリエンジェに妨害されちゃいますが、まあ、許容範囲だと思うのです。
むしろこの程度で済んで、ほっと安心。バクージャジャの妨害も、まあ、まだ良心的じゃないかなー。
ギミック難度としては、ほどほどに難しかったよ! 3ボスのギミックでは何度も死にまくったよ! だからこそ、攻略し終えた時は嬉しかったなー。ただ、2ボスとは出来れば戦いたくなかったとも思いました。だってさ、昼寝していただけの獣でしょ? 戦わずに済んだらよかったのに、とも、ちょいと思いましたねー。

レガシー最初のダンジョンを攻略した後、冒険者たちは、バクージャジャによって壊された船を修理していたエレンヴィルとアリゼーと合流します。
ここの景色は最高に素敵なのですが、船酔い最高潮のラマチには楽しむ余裕はなさそう。

あ……。
船酔いばかりは体質の問題だから、どうしようもないと思うんだけど、ラマチにとっては情けなさに拍車をかける一因になっちゃったんですねえ。もしかしたら、コツコツと積み重ねてしまった想いがあって、ここで爆発してしまったのかも。
もっとも、ラマチはすぐにそんな自分を取り繕おうとするんですけどね。
みんなのお姉さん、クルルさんが言ってくれるのです。

冒険者も言葉を添えます。「誰だって弱さを見せていいんだ!」ってね。
するとラマチは、「いいのか……? ずっと誰にも知られないように、抱えてきたってのに……」と言うのですよ。
びっくりしたのかもしれませんね、そう言ってもらったことに。

でね、少し進んだ朋友の灯火というところで、冒険者たちは休むことにするんですよ。
まず、アリゼーがラマチがどういう経緯で連王の養子になったのか、訊ねてくれます。それでラマチは、物心つく前に連王の養子になったのだと教えてくれました。ヤクテル樹海にあるイクブラーシャ出身だと知らされているようですが、これまでに訪ねたことはないようです。
そのくらい、グルージャジャはラマチにとって、いいお父さんだったんでしょうね。
連王グルージャジャには実子ゾラージャがいましたが、養子である自分やコーナ王子も、実の子のように愛してくれた、本気で向き合ってくれた、と、ラマチは言います。
そして、それなのに自分は、その期待に全然応えられていないとも。
コーナ王子のような知性もゾラージャ王子のような武力も、ラマチは持ち合わせていない。虚勢を張っているだけで、王女として未熟なんだと言うのですよ。
うーん。言いたいことはいろいろあるんだけど、なによりも強く思うことは、自分が未熟だと実感しながらもラマチはその自分より優秀な兄王子たちのライバルになって、王様レースに参加することを決めたわけでしょう。
それって、とっても勇気が必要なことだと思うんだけどな。
ましてや、ラマチが王様になりたい理由は。

でしょう?
自分のためではなく、みんなのために。未熟だとしてもさ、力を尽くそうと決めて、動き出した。そういうのってさ、グルージャジャ風に言うなら、「見どころがある」ってことになるんじゃないかなあ。
とにかくここでね、ラマチは自分の初心を思い出したみたい。
クルルさんも言葉を添えてくれるんですよ。

それでラマチは吹っ切れたみたい。

「それから、もっと好きになるんだ。アタシが護りたいこの国や、みんなのことを!」
「アタシはアタシらしく、この路を突き進んでいくぜ!!」
それでクルルさんのガラフおじいちゃんのことを知るためにも黄金郷を見つけてやると続けてくれるんですが、それに対してクルルさんは言います。
「ガラフ・バルデシオンは、未知の危機から人々を救うために、活動していた人……」
「その孫娘として、誰かを傷つけたり、つらい目に遭わせたりしてまで、調査を進めたいわけではないの」

キラキラしてるなあ、と感じました。
ラマチもクルルさんも、アルフィノもアリゼーも冒険者もね。
なんだかとっても温かな、尊い瞬間を目の当たりにしているなあと感じましたよ。
もちろん、一人、ちょいとだけ離れた位置にいるエレンヴィルも。

こんな表情でラマチを見守ってるんだから、そっけなくても幼馴染への情は深いんだろうなあと思いましたよ〜。
ちょっとニヤニヤしたった。
そしてここで、第二王子コーナ王子の陣営とアナウンスが入り。
ラマチの声が響く様子に目を丸くしました。

おまけに、こんなカットシーンが入ったから、そこにおったんかいっ、と、ツッコミを入れてしまいましたよ。
なんというか、あのダンジョン内で、冒険者たちをガッツリ妨害したにも関わらず、実は同じ場所にいたなんて、妨害の意味がなかったんじゃないか、と思っちゃったんですけど、それって意地悪な見方かな?
おまけに、あたりは夜の闇がおおっているのに、さぞかし文字が読みにくい環境だろうに、焚き火のわずかな灯りを頼りに読書しているなんて……もしかしてコーナ王子、ちょいとだけ手持ち無沙汰だったりしてます?
ラマチに声をかけたいのを我慢してたとか? いやいやそれは、考えすぎなのかなー。
や、サンクレッドの言葉に対して、「その必要はありませんよ」と言っていますけれど、それも本音ではあるんだろうけれど、でもちょいとばかり、王位継承を競うライバルとして、お兄ちゃんは適切な距離を必死に保とうとしてるんじゃないかと思ってしまう。
だから、サンクレッドたちが仲間である冒険者たちとやり合うことが、余計に気になったんじゃないかなあ。だから「あなたたちこそよろしいのですか」って気遣ってるんじゃないだろうか。
もっとも、サンクレッドもウリエンジェも、平然とした様子なんですけどね。

わたしゃ、ウリエンジェさんがこう言ったことにびっくらこいたよ。
一皮むけたんだねえ、ウリエンジェさん。
闇の戦士に肩入れしてたときはさまざまな要因が絡んで、とっても苦しそうだったけど、よきかな!
ウリエンジェさんの心意気に応えて、こちらも占星術師にチェンジして対抗すべきかなとも思いましたよ。

「くわえてあの冒険者。あなたがたのいうとおりの人物ならば、手強いどころの話ではありません」
って言われたんだけどさ、え、コーナ王子にとって、冒険者ってそんなに警戒対象になってたの? と驚きましたよ。や、だって冒険者からすると、シュトラ姐さんの方がよっぽど怖くて手強くて厄介なわけでね??
ちょいと、サンクレッドにウリエンジェさん。コーナ王子に、なにを言ったのさ、と思いましたとも。
エスティニアンもグルージャジャに対して、「あの女はもっとやるぞ」とか言ってたけど、あなたたち、冒険者に対して、どんな印象を持ってるんでしょうねえ。ちょっとばかり肩をぐらぐら激しめに揺さぶって問い詰めたいような。
あるいは、これはmixi2でつぶやいたことだけど、エスティニアンやサンクレッド、ウリエンジェさんの発言の真意は、「あの冒険者は本当にすごいんだぞー」という自慢だったりするんだろうか。

「この国は……もっと変えていける。僕が、やってみせますよ」
コーナ王子には、コーナ王子の理想があるんですね。そしてもっと豊かな国に導かねばという使命感もある。
や、先のハヌハヌ族の試練でコーナ王子のやり方には風情がないと書いちゃいましたが、こういうところを見てしまうと、ちょっと言いすぎてしまったなあと反省しました。
いい人なんですよね、この人も。人間としてまっとう、というか、信頼できる。
ただ、サンクレッドの物言いを聞いていたら、この人にも、人間として未熟だと感じる部分があるんだろうなあと思えました。それこそ、そんなに付き合いが長いわけでもないサンクレッドたちにもわかる範囲でね。
ラマチにしてみたら、完璧なお兄ちゃんなんだろうけど。

そしてサンクレッドの言葉によって、継承の儀の勝利条件についての確認がなされました。
勝者は、7つの試練を乗り越えたものではなく、「7つの秘石を手に入れた者」
つまり、他の候補者から奪うこともあり、ってことなんですねえ。
だからコーナ王子は、継承の儀のこの先はもっと荒れると予想してます。
うーん、さすが王様を決める儀式なだけはある、というべきなのか。この継承の儀ってなかなか辛辣な意図が隠れていますねえ。グルージャジャの思惑としては、ライバルたちの悪辣な思惑にも打ち勝て、ということかもしれません。
だって王様って、もっとずっと、大変そうですよ?
そのくらいの悪意ぐらい、跳ね除けるようじゃなくちゃ、王様としてやってられない気がするー。

そして、ゾラージャ陣営。
ゾラージャ王子はいち早く、目的地に到着しているようです。
サレージャの物言いが微妙にうざったいなあと思ってしまいました。あからさまなごますりで、ゾラージャ視点から物事を判断しようとしてないんだもの。この人、絶対にゾラージャの味方じゃないよね、と感じましたよ。
ゾラージャ王子は、サレージャの下心を理解した上で、重用しているんだろうけど、でも、ゾラージャ王子の意識しづらいところで、サレージャの毒がゾラージャ王子を浸透している部分があるんじゃないだろうか、とも考えたり。
だってさ、ゾラージャが自分の本音と向かい合おうと思う時があったとしても、サレージャがごますりだらけの雑音を聞かせていそうなイメージがありますよ?
とにかくね、黄金郷にまつわる噂をゾラージャ王子に報告したサレージャは、自分に利用価値があると示すために、そろそろ動こうかと思う、と言うのですよ。

ゾラージャ王子は、婉曲的な物言いで、サレージャの行動を許可。
ラマチやコーナ王子が傷つくことがあってもゾラージャ王子は受け入れると言う許可を下したわけですが、同時に、あの二人(この自分と同等であるとあの父が認めた義兄妹)が、サレージャの策ごときで貶められることはあるまい、とも無意識に考えていそうだなこの人、と思いました。

そして、バクージャジャの陣営。
「お頭は、継承の儀に勝って王になったら、どんな国にしたいとか考えてるんで?」
という子分の問いかけに、バクージャジャたちは答えます。
「んなこと、オレサマにはどうでもいい」
「オイラたちはただ、双頭こそが優れた種だって、証明するだけさ」
いやある意味ではすでに証明された後なんじゃ?
と思っちゃいましたが、バクージャジャには、トライヨラから劣等種とみなしている存在を追い出して、同胞を移住させたいという心持ちもあるようですね。
うーん。マムージャの人たちが移住したいなら、とっくに移住していると思うんだけどな。一部かもしれないけれど、トライヨラに住んでいるマムージャ族っているわけだし。
それをしないってことは、今の場所に住んでいるマムージャ族にも、なんらかの事情があるんだと思うんだけど、と考えたところで、遅れていた子分が合流します。
その子分さん、怪我してるからちょっと休ませてくれと言うんですが、バクージャジャたちは足を止めません。獣の餌になりたくなければ必死になってついてこい、と言い放つんだから、なんとも心温まらない関係だなあ。
とにかくそれぞれの候補者たちと協力者、支持者たちの関係がこのエピソードでは描かれてるんですね。心温まる関係もあれば、にやにやしちゃう関係もあり、これは我慢ならんわという関係もあれば、なんだかなあという関係もある。
この先の、継承の儀の結果を思い出せば、結局のところ人って、他者との関わりの形によって変わっていくんだなあという気持ちにも、なっちゃいましたねえ。
ラマチもコーナ王子もゾラージャ王子もバクージャジャもさ。
グルージャジャ視点で見たら、同じように未熟なところがあるんだろうと思うけれど、最終的に、まわりの人との関わりが、出来事が、その流れを経てその人が選んだ意思が、それぞれの将来を決めたような気がするー。
というところで、今回の感想語りはおしまいにしようと思います!
長文にお付き合いいただき、ありがとうございました〜!
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