
おはようございます〜!
寒い時期が続いていますね。わたしの住んでいる地域は、普段、雪が降らない地域なんですが、珍しく積もっています。それも連日。
他の地域に住む友人とも話したんですが、本当に電気代がバカにならない……っ! おまけに、iPhoneのアプリの調子も良くないから、なんとな〜くしょんぼりします。
ただ、だからこそ、ゲームを遊んでいると浮上します。
楽しいんだもの。
でね、そろそろいいかな〜というわけで、シーズナルクエストの感想語りに参りました。
今年も、いい感じにほんわかするお話だったなあと感じています。少なくとも、わたしは好きだな。例の恋人たちの様子も知ることができましたからね〜!!
ではでは、ここから先はネタバレ配慮なしの感想語りとなりますから、ご了承の上、続きをご覧くださいませ〜!
よろしくお願いします!

ヴァレンティオンデーと愛の薔薇

今年のシーズナルクエストの主役は、こちらのエレゼン男性です。
園芸師のローロヴィックさん。
なんでも今年のヴァレンティオンは、「花と一緒に想いを伝えよう」というコンセプトで薔薇の花束を配ってるそうです。でね、このローロヴィックさんは、その薔薇を育ててくれた園芸師なんですけれど、恋の悩みを抱えているとか。
だから彼を助けてあげてほしい、と愛の伝道師アストリドから依頼されるのですよ。

それで園芸師ギルドに向かったところ、ローロヴィックさんは意味深に、「シルジニー」という恋人らしき人の名前を呟いていたのです。冒険者から「アストリドから話を聞いた」と話しかけると、なにがあったか、話してくれます。
なんでも、数年前に隣国イシュガルドから園芸師ギルドにやってきた女性がシルジニーさんだそうです。薔薇を愛するもの同士という共通点もあって、ローロヴィックさんはシルジニーさんと愛し合うようになったんですって。
ところが、ある日突然、シルジニーは姿を消してしまったのだとか!
それも、ローロヴィックさんにとある薔薇の種を託して姿を消したとのこと。
謎ですねえ。
とにかくローロヴィックさんはその託された薔薇の種を育てて、今年のヴァレンティオンデーイベントに提供したんですって。どこかにいるだろうシルジニーさんの耳にこの薔薇の噂をが届けば、会いに来てくれるかもしれないと考えたんですね。
そして、事実、祝祭に沸き立つ街で、ローロヴィックさんはシルジニーさんを見つけたらしいですよ。彼が贈った薔薇の耳飾りを身につけていたから、間違いないと。でも人が多いから見失ってしまった。
だから冒険者はローロヴィックさんと手分けしてシルジニーさんを探して。
あっさり見つけました(笑)
さすが冒険者。もってるわ。
もっとも、シルジニーさんは言います。
「……そう……ローロヴィックが私を……。彼のことはまだ愛しているけれど、今更、合わせる顔がないの……」
「最後にもう少しだけ……恋人たちが贈り合う薔薇を見たら静かにさるから、私を忘れて……探さないでと伝えて」
納得するわけ、ないと思う!!
事実、合流したローロヴィックさんも納得してなかったんですけれど、そこにとある人物が現れるのですよ。

わたしは一瞬、シルジニーさんを巡る恋のライバルが現れたのかと思ってしまいました。
でも全然違ってて。

ドリアンコワンってなかなかゆかいな響きの名前ですね。
イシュガルド四大名家の門外不出の薔薇に、どういういわれでその名前がついたのか、とっても気になります。ドリアンって言ったらさ、あの果物のドリアンを思い出すけれど、そもそもイシュガルドにドリアンってあったっけ? と首をひねりました。あるいは、アインハルト家に伝わる有名人物の名前からとったとか??(適当)
まあ、それはともかく。
このイシュガルドの騎士ティトゥアンは話してくれましたよ。
アインハルト家にとって最も大切な薔薇の品種がこのドリアンコワンであり、腕のいい園芸師であるシルジニーにドリアンコワンの面倒を任せていたのだけど、霊災によってクルザスは寒冷化に見舞われ、すべての株が枯れ果ててしまったと。その責任を感じて、シルジニーは姿を消したのだと思われていたのだとも教えてもらいました。

シルジニーさんが何故か、薔薇の種を託した理由はわかりませんが、ローロヴィックさんはティトゥアンがシルジニーさんを探している理由が気になるようです。
まさか罰するために探しているのか、と訊ねたところ。

という答えが返ってきたから、一安心。
でね、このティトゥアンさんは提案してくれるのですよ。「シルジニーの関心を引くような噂を、彼女の耳に入れることができれば、様子を見に現れるかもしれぬ」と。
ローロヴィックさんはやる気になり、冒険者は「ティトゥアンがローロヴィックを捕らえた」という噂を流すことを提案しました。種の流出が原因でローロヴィックさんが拘束されたら、当事者なのだからシルジニーさんが気にすると思うのですよ。や、二人が決闘するも面白そうだとは思ったんだけど、シルジニーさんを混乱させたらあかんですから。
それで冒険者は頑張りました。
街中にいる雑談中の市民たちに話しかけ、噂を広げるよう、お願いしたのです。このとき、知ったことはローロヴィックさんは意外に知られた存在なんだな、人望があるんだなあということ。あの黒兎堂のご主人まで協力してくれたのだから、びっくりです。
一通り、噂の拡散を依頼し終えた冒険者がグレートローム農場(園芸師ギルド)に戻ると、不安がるローロヴィックさんに対し、ティトゥアンが言います。

惚気られたんだ(笑)
ローロヴィック本人は惚気の自覚なく、愛は素晴らしいものとして語ったようですが、ティトゥワンは「その話はもういい!」と不快そうです。なにか、琴線に触れるようなことがあったのかしら。
そういえばイシュガルドでNPCたちの昼メロがありましたねえ。政略結婚に疑問を抱いた女性が、他の男性と惹かれ合い、政略結婚の相手が女性を祝福して手放すというお話。もしやその男性の関係者? とまで思っちゃいましたよー。
とにかく、このタイミングで、シルジニーさんが現れました。

とても素敵な薔薇の耳飾りをつけている女性だな、と思いました。うん、先にこの女性と話した時にもね。
このデザイン好きなんだけど、この絶妙な色合いの耳飾りは持ってないんだよねえ。いいなあ、と脇道に逸れたことを考えているうちに、ローロヴィックさんが事態の説明をしています。

さすがにこの問いかけに対して、シルジニーさんは答えてくれました。
すべてはドリアンコワンの未来を守るためだったと。
この薔薇はクルザスの寒冷化に耐えられずに枯れてしまった。でも黒衣森の気候と沃土でなら命を繋げられると考え、種を持ち出して出奔し、ローロヴィックさんに出会ったそう。

「だから、私はあなたに種を託して、姿を消すことを選んだ。勝手なことをして、本当にごめんなさい」
あー……。そういう事情ですか。
うーん。第三者の目からすると、薔薇を大切に思うがあまり禁を破ったってことでしょう? その行動のおかげで、薔薇は生き延びたんですよね。だから気にしなくても、と思いますが、当事者としては、やっぱり気になりますよね。
というか、ここで「あたしのおかげで薔薇は絶滅を免れたのよ! ほーほほほ」と高笑いするような御仁ではないから、ローロヴィックさんと愛し合うようになったんだろうなあ、と思いました。真面目な人なんだわ、ほんと。

ローロヴィックさんは言います。
「どうか、幸せになってはいけないだなんて、悲しいことは言わないでくれ!」と。
そしてこの祝祭を彩るこの薔薇は、シルジニーさんが守り抜いたからこそ、咲いたのだと。だから今度は、同じギルド員として、自分と薔薇を育ててくれないか? とも。
ティトゥアンも言葉を添えます。

「その功績に免じ、アインハルト家には私から口添えしよう。園芸師ギルドには改めて『ドリアンコワン』生育の打診をしたい。アインハルト家からの委託というかたちでな」
つまり、シルジニーさんの罪はなくなるってことですね!!

逡巡していたシルジニーさんは、ローロヴィックさんに言います。
「あなたに釣り合う女ではないかもしれないけれど……ともに薔薇を育てさせてください。そしてあなたへの恩と愛を、返させて……」

よかった。ようやくシルジニーさんも笑顔になりましたね!!!
かくして、若き二人の恋人たちの愛は再び結ばれ、めでたしめでたしとなったのでした。
はー、安心です。
冒険者からの報告を聞いたアストリドもエミリエも嬉しそう。
そして冒険者は報酬として、薔薇の花束を渡すエモートを入手するのでした。
暁のみんなに花束を贈りたい。

報酬の花束を贈るエモートは、跪いて花束を捧げる動きになりますが、わたしはその前の、花束を持っているところの動作が好きです。
なんか、かわいい。
うちの冒険者がすると、かわいいのにかっこいい感じになっちゃって、ニコニコしちゃいます。
これ、冒険者過激派なラハやアリゼーにしたら、どんな反応が返ってくるかなあ、と想像しちゃいましたよ。アリゼーはわかる。きっとかわいいツンデレ反応が返ってくる。ラハの場合は、慌てふためくだろうなあと思うんですが、その先はなぜか「あんた、ずるいぞ!」と言われてしまいそうな気がするけれど、なぜそんな想像をしちゃったのか、自分でもわかりません。
シュトラ姐さんやクルルさんは「あら」と言って素直に、どこか嬉しそうに受け取ってくれそう。アルフィノもね。サンクレッドやウリエンジェも驚きながらも受け取ってくれて、なおかつ、後から花束のお礼をしてくれそう。義理堅いものね、二人とも。
エスティニアンは、「どうしたんだ、相棒」と驚くんだろうな、と思いました。で、その後に考え込むのかもしれない。冒険者が花束を渡してきたところに、心底困惑する。それがエスティニアン。タタルさんは、今の彼女なら、「は! なんとなく商機の可能性を感じ取ったでっす!」とか言いそうな気がするなー。
うん、想像するの、たのし〜!!
クエストが終わった後に。

クエストが終わった後、ミィ・ケット野外音楽堂のあたりに新しい人物たちが現れています。
その一人が、薔薇の騎士、ラニエットさん。
話しかけることはできないのですが、「この薔薇を再び見ることができるとは」と呟いています。
おそらくティトゥアンからの報告を受けて、やってきたんでしょうね。
わざわざ赴任地からグリダニアにやってきたことを思えば、本当にこの薔薇は大切だったんだろうな、と推測できます。もしかしたら幼いころから大好きだったお花だったのかも。
だからこそ冒険者が話しかけられないのは納得です。
きっとたくさんの想いが彼女の胸の中に溢れているのでしょうから。邪魔をしてはいけません。
うかがいたい気持ちはありますけれどね、この薔薇の由来とか、いろいろ!!

そして、こちらの御仁にも、冒険者は話しかけられない仕様になってます。
ま、正解ですわな。
そもそもどう話しかけたらいいのか、わっからな〜い!
今年もとってもほんわかするお話でしたよ。開発運営のみなさん、ありがと〜!
来年、ティトゥワンが登場したら嬉しいけれど、どうでしょうかね?
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