
今年も守護天節の時期となりました。
ちょっとリアルゼアでいろいろあったから、遊ぶのが遅れてしまったのだけど、その代わり、じっくりと遊ぶことができたかなあ。NPCたちの表情の変化とか、ゆっくりと見比べることができて、とっても嬉しい。
今年はついに、パンプキンヘッドの女性がクエストの発注主です。
近年、姿を見せることが増えてきたけれど、ついにクエストの発注主になったかーと感慨深くなりましたよ。過去のイベントではね、影からこっそり企むタイプの御仁だったの。あ、企むと言っても悪い感じじゃなかったんですけどね。
時代の流れってあるんだなあ……。
さてさて、これから2024年の守護天節の感想を書いていきます。ネタバレ配慮の乏しい記事となっていますから、ご了承の上、続きをご覧くださいね。
よろしくお願いします。

守護天節と感謝されない魔物

ついに冒険者ギルドの調査員さんは、脇役になりました。ええ、クエストの発注場所には、パンプキンヘッドの女性がいるばかりで、調査員さんはいつもの場所から警戒しているだけなの。時間の流れって無情ね。
そんなことを思いながら、パンプキンヘッドの女性に話しかけたところ、手伝って欲しいと言われます。正確には、守護天節のお手伝いではなく、その手伝いをしているのに守護天節を楽しめていない魔物を助けて欲しい、とのこと。
だから冒険者は意気揚々と魔物たちの様子を見てきたのですよ。

そうしたら、あのパパさんが見知らぬ魔物と共に、どうやらショーをしていたよう。で、最後の〆にその見知らぬ魔物に変化のおまじないをかけさせようとするのですが、なんと不発。変化は起きません。
「……何も起きないじゃん。ピエロのおっちゃんは面白かったのに、つまんなくなっちゃった……帰ろうぜー」
子どもたちって残酷。
そう言って、パパさんたちになにも渡さずにその場を立ち去ってしまうのでした。パパさんと新顔の魔物は本性を表し、言い争いを始めます。

……この姿を見ると、なんだか複雑な気持ちになるんですよねえ。
これまで冒険者として倒してきた魔物たちにも、こんな豊かな個性があったりするんだろうなって。
それと、ヴォイドからやってくる魔物は、元は人間だったと明らかになっていますが、もしかしたら人間だったときの姿が、あの変化した姿だったりするのかなーとか。
そんなことを呑気に思っているうちに、パパさんと新顔の魔物さんは喧嘩別れしちゃいます。冒険者に気づいたパパさんは「げ」と言いたげな様子ではありましたが、冒険者に事情説明をしてくれました。

特に、感謝がこもった食べ物から得られるエーテルは、たとえようもなく美味なのだそうです。だからヒトから奪うのが馬鹿馬鹿しくなったパパさんは、人を楽しませて感謝がこもった食べ物をもらうようになったんですって。
数年前まで、魔物といえば人を怖がらせようとして空振りする生き物だったのに変わりましたねえ……。
その空振り加減が面白かったけれど、これはこれでかわいい感じ。人から感謝のこもった食べ物をもらうために楽しませようとするなんて、なかなかいじらしい変貌ではありませんか。そのうち魔物から、ショーや劇といった娯楽物の大先生が生まれるかもね。
もとい。
それでパパさんは見込みがあると感じた、先ほどの新顔の魔物とコンビを組んだのだけど、失敗続き。人を楽しませることができないから、感謝さえされなくて食べ物をもらえないということで、パパさんは失望しているようです。

そしてその新顔の魔物、フィルコックスに詳しい事情を聞いたところ、本性はアーリマンだと教えられます。大きな目を活かし、人を麻痺させたり石化させたり、負の感情を持っている人を見つけ出すことができる魔物なのだそう。
へー。あのアーリマンってそういう能力があったのかー。
でもつまるところ、人を変化させる能力はないってことですね。だからこの守護天節でのお手伝いは向いてないとパンプキンヘッドの女性に言いに行くんですが、いやいやいや、そんなことはないですよねえ。

負の感情を持つ人間に下手に近づいたら危ないときもあるけれど、その負の感情を持つ人を助けたら感謝されるものです。むしろ活用しだいによっては、パパさんよりもピンポイントで感謝される能力です!
さらに、フィルコックスは、パンプキンヘッドから素敵な衣装を贈られ大喜び。また、パパさんから、どちらがより多く感謝され、食べ物がもらえるか、という勝負まで挑まれるのでした。
冒険者はそんなフィルコックスのお手伝いをすることになりますが、あらあら、いいのかしら。冒険者が手伝ったらパパさん不利ですぜ?
守護天節と感謝される魔物

フィルコックスのセンサーにビビビとくる人間を求めて、冒険者とフィルコックスはグリダニアを探索します。例の同行システムで、フィルコックスとともにあちこち移動するのですよ。
でね、迷子の女の子を見つけるんですが……すでに駆けつけていたパパさんは困惑しています。
「この子どもにショーを見せようとしたんだが、お母さんお母さんと泣くばかりで、どうにもならん。貴様たち、なんとかできないか?」
そりゃ迷子のときにショーなんて見る余裕はないよ、フツー。
冒険者はフィルコックスから「感謝されるには、親を探して再会させればいいんだろ? 問題はどうやって見つけるか、だ。なにかいい案はないか?」と訊ねられましたから、「不安になっている人を見つけよう」とアドバイス。



どうなることかと思って見守っていましたが、フィルコックスは見事、迷子さんのお母さんを連れてきました。
しかしこのときは感謝されずに母娘は立ち去ってしまわれるんですよね。フィルコックスはパパさんに勝ち誇りましたが、食べ物をもらえてないことを追及されます。
「食べ物は必ずもらえるものでもない……だからワタシは、何度もショーを繰り返しているのだ。……貴様も、ヒト助けを続けることだな」
パパさんってなんだかんだ言って、親切。
このまま放置しておけば勝負には勝てるのに、ちゃんとアドバイスしているんだもの。姑息じゃないんだなあ、人を驚かせようとしていた時代には、姑息だったけど。
感謝を求める魔物になってから器も育ったんとちゃう?
それからパンプキンヘッドの女性のところに向かって、冒険者たちは現状報告するのですが、そのとき先ほど助けた母娘がやってきます。

そしてフィルコックスは、女の子からもらった食べ物、感謝のこもった食べ物をおそらく、初めて食べたのね。
「うンまーーーーーーーーーーい!!!!!」
絶叫します。思わず冒険者がたじろぐくらいの様子でした。たじろがずに「喜んでもらえてよかった!」と嬉しそうな女の子を「大物」だと思っちゃいましたよわたし。
かくして、すでにお菓子をもらっていたパパさんと女の子からお菓子をもらったフィルコックスの勝負は引き分け。でも守護天節はまだまだ続きます。フィルコックスも、さらに食べ物をもらうために人助けに向かうのでした。
もちろん、冒険者に感謝の言葉を残して、ね。
そうして冒険者はパンプキンヘッドの女性から報酬として素敵な衣装をもらい、屋敷に招待してもらうのですよー。
はー、今年もなんだかほのぼのとした気持ちにあるイベントでしたねえ。
パパさんに再会できたことも嬉しいし、フィルコックスという新たな魔物と出会えたことも嬉しい。素敵な報酬をもらえて嬉しい。パンプキンヘッドの女性にも、感謝感謝ですよ〜。毎年、楽しませてくれてありがとうね。
クエストが終わると、ママさんたちが会場に現れるから、元気そうで何よりだなあという気持ちになりましたよ。
報酬の、衣装とハウジングアイテム。

今回の報酬は、とっても素敵な衣装とハウジングアイテムです。
衣装はクエストをクリアすることでもらえますが、ハウジングアイテムは会場にあるショップから2000ギルを支払って購入します。ええとね、おうちに飾ってみたら、なかなか大きくてびっくりしました。

ね? 大きいでしょ?
でもなんだかおうちの留守番役にピッタリだから、しばらく置いてこうかなあと思いましたよ。
報酬の衣装もとっても素敵でした。腕装備は素敵なネイル付きでしたしね。
ただ、わたしは他の装備品と合わせて、アレンジしちゃった!

クウェインチュレル・ラッフルスカートと東方美姫靴を組み合わせてみました。
ふだん、あまり使わないカララント:メタリックパープルの出番です。
アクセントに使用して、それから基本はカララント:ジェットブラックで染色しています。はじめはスートブラックにしていたんですけれどもさ、ナイトデビル・シャツがパキッとした黒だったから、ジェットブラックが合うと思ったの。
かわいい感じにできて、満足満足♪
今年も楽しかったなあ。サブキャラちゃんにもこの衣装は取得させとこ〜っと!
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