
うふふ〜。
あれからつよニューを進めて、いよいよ楽しみな部分に差し掛かりました。この画像を見たら、ああ、あの頃ね、と思い当たる方も多いのではないでしょうか。
やー、早くここを遊びたかったのですよねえ。
え、心あたりがない? わたしのFF14ではまだここに到達してない?
ぎくぎくぎく。
もしやこの画像はネタバレになってしまうのでしょうか。や、でも細かいところは書かないから。この前置き部分には書かないから許してー! と叫んで、多くを語らないまま、感想語りに突入することにします。
というわけで、ここから先は、蒼天のイシュガルドのメインクエスト感想となります。ネタバレ配慮の乏しい内容となりますから、ご了承の上、続きをご覧ください。LVで言うなら51〜52に該当します。
よろしくお願いしますね。

冒険者たちの決断-アルフィノの策

タタルさんからの連絡内容は、ドラゴン族による皇都再攻撃の予兆があったというもの。大急ぎでフォルタン伯爵邸に戻ってみたら、伯爵たちと話していたオルシュファンが冒険者に気づいてくれます。
そうして事情を聞いたところによると、アドネール占星台より、ドラゴン族に皇都再攻撃の動きありという警鐘が発せられたのだそうです。結果、教皇庁は臨戦態勢への移行を命じたとか。ドラヴァニア地方の空を覆い尽くすほどの竜の群れを猟師たちが目撃したという情報まであるそうです。
そうして冒険者たちを呼び出した伯爵曰く。
「貴殿らを、我らの戦争に巻き込むわけにはいかん。客人として招くと言っておきながら申し訳ないが……場合によっては、皇都からの避難を願うことになるだろう。『暁』のお三方には、待避先を含めて、今後の身の振り方を考えてもらわねばならん。すまぬが、早急に結論を出していただけるかな?」
んもう、水くさいですねえ伯爵。
いや、わかりますよ。後見人として保護下に置いた冒険者たちを思い遣ってくれた上での言葉だということはね。
でもさ、ここまでお世話になっているのに。そのお世話してくれた方々がこれから苦境に陥るとわかってるのに、促されるまま素直に皇都から避難なんて、心情的には難しいですよう。
そりゃ一般人だったら足手まといになる可能性を考慮して、素直に避難するべきでしょうが、……冒険者たちは戦える人間ですからねえ。
アルフィノも言います。
「ここで逃げているようでは、『暁』の再興など、夢のまた夢だと私は思うのだ」
だよね! ここはイシュガルドのために戦おう!!
とはいうものの、冒険者たちはイシュガルドでは異邦人です。ちょっと冷静になった方がいいよね、というわけで、わざわざフォルタン家の屋敷を出て、話し合う冒険者たち。人通りの多い外で話し合うのか。中のわたしはちょいと引っ掛かりを覚えましたが、アルフィノとタタルさん、冒険者は気にした様子もなく、それぞれの意見を交わします。
ニーズヘッグを撃退できたとしても、大きな被害が出る。だからドラゴン族と接点のある彼女を通じて、ニーズヘッグに攻撃を思い止まらせよう、という結論になったところで、第三者が割り込んできます。

よりにもよって、なんでこんなときに、こんなところにいるんでしょーねこの人。
フォルタン家に用事でもあったのかな。は、もしやもう一人の「蒼の竜騎士」である冒険者に、ドラゴンとの戦いに参加するよう要請に来たところだったとか? ……いや、エスティニアンはそういうタイプじゃないなあ。そもそも他人の戦力を当てにするタイプじゃないし、と思っているうちに、エスティニアンは言います。
「怨嗟に猛り狂うニーズヘッグ相手に、交渉が通じるとは思わんが、いくばくかの時間は稼げるかもしれん。それに、俺が持つ『竜の眼』の力と、光の戦士がいれば、奴を仕留め、この戦を終結させることも……」
アルフィノは「あくまでも戦闘は最終手段、まずは交渉が優先だ」と釘を刺しますが、エスティニアンは気にした様子もありません。ただし、アイメリクさんには詳しいことを伝えるな、というあたり、エスティニアンの情を感じます。
アイメリクさんとエスティニアンの関係が気になる瞬間でもありました。
だから蒼天秘話で二人の物語が公開された時は、嬉しかったんですよねえ。エスティニアンが今よりもトゲトゲの若き日の物語で微笑ましく思いました。

とりあえずね、冒険者たちはニーズヘッグに進軍を思いとどまるよう、交渉するという基本方針を固めましたが、イシュガルド側が先にドラゴン族へ攻撃を仕掛けたら、交渉のしようもありません。
だから冒険者たちはアイメリクさんの元に向かいます。

教皇庁の命令を受けて、アイメリクさんはとても忙しそう。それでも冒険者たちの発言に耳を傾けてくれます。
とはいうものの、詳細を話せないけど、ドラゴン族の侵攻を止めるために動くから、先制攻撃を控えてくれ、という提案は、普通ならスルーされるところですよね。
でもアイメリクさんがつぶやくには、「蒼の竜騎士」エスティニアンと「光の戦士」冒険者が「ニーズヘッグ」の足止めに出陣するという事実が、教皇庁の強硬派の説得材料になってくれるようです。
……このあたりのやり方を見て、冒険者は英雄としての名声を利用する方法を知ったのかなあ、と思いました。
や、イルベルドがさ、ラウバーン局長を救出しようとするときに、冒険者が暁や三ヶ国に利用されていたと言っていたじゃないですか。あれにちょいと引っ掛かりを覚えていたんですよ。
確かにそういう一面はあるかもしれないけれど、その関係は一方的なものではなかったと思うし、この段階に至ったら、そういう名声を逆に利用しようという、したたかさも、このときの冒険者は身につけたんじゃないだろうか。
と思ったり!!
エスティニアンの友情を知るアイメリクさんは、詳細を話さないことが自分を思い遣ってのことだと気づいて、快く、でも無理はするなよ、という言葉と共に、冒険者たちを見送ってくれました。

場面が変わって、あのゼフィランとトールダン7世の会話するカットシーンが入ります。
ここでのキーワードはトールダン7世が口にする「聖剣」かな。よっほどの力を秘めたアイテムのようで、ニーズヘッグ恐るに足らず、という感じです。アシエンたちも同様。軽くあしらおうとする様子がうかがえます。
「我らは、千年の禍根を断とうとしておるのだ。真の変革のため、この身を犠牲にする覚悟もできておる」
意外なんだけど、教皇たちも千年戦争を終わらせようとしてるんですよね。ただ、この人たちが目指す終結は、融和ではなく支配なんですよねえ。ある面では正しいんだけど、わだかまりが残る方法だよねえ、と思っちゃう。
イゼルを探して-異端者の遺した物-円形劇場の激闘

アイメリクさんにお願いを終えたアルフィノと冒険者は、タタルさんに留守番をお願いします。そのとき、タタルさんはアルフィノの新しい服を差し出してくれたんですよねえ。アルフィノにこの服はよく似合ってます。タタルさんは、情報収集しながら、成長期の(かつ、寒さに弱い?)アルフィノのために用意していたみたい。
こういうところ、タタルさんは「暁」の良心だなあと思いますね。
でね、氷の巫女が活動しているファルコンネストに、冒険者たちは向かいます。
レッドワルドさんに異端者たちの最新情報を聞いて、なんとか異端者たちの足取りを掴んで、ようやく異端者たちに遭遇するのですが。

同行者が、あのエスティニアンだからねえ。あっさりイベントバトルになっちゃうわけですよ。
このときの戦闘でもレベルシンクが働きます。異端者たちが次から次へと現れますが、エスティニアンがある程度敵を引きつけてくれますから、HP低めな黒魔道士でも戦いやすいです。ちなみに、複数敵が現れた場合、わたしは回復役から倒すようにしています。ええ、アリアンロッド・サガに登場する「殺意の高い王女」の対処方法に倣っております。わからない方は、アリアンロッド・サガを読んでみてくださいませ。面白いです。
まあ、戦闘慣れしているエスティニアンと冒険者がいる以上、そこらの異端者に引けを取る一行ではありません。勝っちゃったんですけれど、その代わり、氷の巫女とつなぎをとることもできず、退散されちゃうんですね。
かろうじて、異端者たちが残した言葉を手がかりに、灰のねぐらというところに向かおうとするのですが、その前に、エスティニアンの提案で聖フィネア連隊という独立部隊の元へ情報収集に向かうのでした。

はじめは軽くあしらわれるのですが、エスティニアンがいたことでこの連隊の隊長さんの態度は変わります。情報収集することを許されて、冒険者たちは連隊の人たちに異端者の目撃情報がないか、聞いて回ることになるのです。
うーん。エスティニアンがいることで異端者とは戦闘になったけれど、エスティニアンがいることで荒くれ騎士たちには話を聞いてもらえるようになるんだなあ。一長一短の同行者さんですね、エスティニアンは。
あと、このとき、か弱そうに見えると言われたアルフィノはちょっぴり悔しいと思ったかもしれません。
エレゼン族だから、いずれは大きくなると思うんですけどね。この先、いくつの拡張パッケージを重ねたら、アルフィノとアルゼーは大きく育つのかしら。
少なくとも、蒼天、紅蓮、漆黒、暁月、黄金でも変わらなかったから……新生20周年を迎えても変わらないかもしれないですねえ。そもそもアルフィノたちが大きくなるころには、あの永遠の23歳はいったい何歳になってるんだろ、っておも、……わないですよ。ええ、きっと永遠の23歳のままなんですね。うんうん。
嗚呼、聖フィネア連隊-千年の裏切り

さて、ここではとある御仁から、異端者を呼び出す方法、というものを教えてもらいます。
なんでも徴兵された兵士には、戦いに疲れて不満を持っている人もいるそうですよ。異端者たちはそういう人たちに甘い言葉をかけて、仲間にするそうです。だから最近、異端者が増えてきたんですねー。
で、異端者の仲間になりたければ、西部高地で紫色の煙で狼煙を上げればいいそうです。
それを聞いたエスティニアンは、こちらから異端者を呼びつけてやろう、とすっかりその気になります。だから冒険者は紫の煙を出すためのアイテム、ウーリーヤクの毛皮を集め、アルフィノとエスティニアンは薪を集めるのです。
うふふー。これがアルフィノ初の薪集めですねっ。
このときのエピソードがまさか、暁月ではあんなに化けるとは思いませんでしたよ。こういうふうに、些細なエピソードが育っていくから、FF14の物語は面白いなあ、よくできてるなあと思っちゃうのです。

狼煙を上げたら、あっさりと氷の巫女、イゼルが現れました。なんでも仲間たちから報告を受けていたそうです。
繰り返し思うけれど、イゼルって本当に、冒険者たちに好意的ですよねえ。異端者たちがいきなり襲いかかってきたところを思い出すと、この落差にびっくりする。もちろんエスティニアンが同行していることを知っていたんだろうけれどさ、それでもこうして話を聞こうとしてくれるあたり、なんか、もじもじしちゃいそうになります。
さらに、冒険者たちがドラゴン族の進軍を止めるために対話を試みようとしていると知ると、イゼルの表情がやわらかく綻ぶんですよ。そういうところもなんか、くすぐったいような気持ちにさせてくれます。
とにかく冒険者たちの目的を知ったイゼルは、竜と人が争い合う真実を知らなければ対話も叶わないと言って、イゼルの超える力で知った、隠された真実を教えてくれるのでした。

1200年ほどむかし、エレゼン族の一団がクルザスに訪れたこと。
小競り合いが絶えなかったエレゼン族とドラゴン族の架け橋となった女性が、シヴァであること。
シヴァと聖竜フレースヴェルグが愛し合い、200年の融和がもたらされたこと。
けれど、欲を出した人間が、七大天竜を騙し討ちにし、眼を奪ってしまったこと----
「今、イシュガルドを襲わんとしているのは、『七大天竜』の一翼にして、人の裏切りにより『眼』を失った、ニーズヘッグとその眷属。かの竜の目的は、奪われた『眼』の奪還だろう。それが叶わぬ限り、対話に応じるとは思えないが」
イゼルがそう言いますが、エスティニアンは異を唱えます。
「確かに以前、ニーズヘッグは『竜の眼』を狙っていた。だからこそ、俺は危険を承知の上で『竜の眼』を持ち出し、都市を離れて、各地を転々としていたのだ。奴を、皇都から引き離すためにな」

「これまで奴は、執拗に俺を狙い続けていた。だが、ここにきて狙いを『イシュガルド』に変えた。そこには奪還すべき『眼』がないことを承知の上でだ」
つまり、皇都襲撃の理由が、他にあるとエスティニアンは言うのですね。なにより、エスティニアンが感じ取るニーズヘッグの憎悪は、眼を奪い返したとしても晴れるような、生やさしいものではないそうです。

現実主義なアルフィノが、エスティニアンの言葉を聞いて、提案します。
かつて人間の女性シヴァと愛し合い、融和の時間をもたらした竜ならば、対話に応じてくれるのではないかと。あくまでも争いを止める方向で方針を固める冒険者たちをみて、イゼルは自分も同行すると言ってくれます。

かくして、冒険者とアルフィノ、エスティニアンにイゼルの四名は、フレースヴェルグに会うためにドラヴァニアの高空に広がる雲海へと向かうのでした。
わ〜い!
ここから四人の旅が始まるのですよっ。
わたし、ここから始まる、四人の旅が好きなんですよねえ。蒼天のイシュガルド前半部分で、特に楽しいと言える部分じゃないかしらと思っています。や、エスティニアンとイゼルはあんまり仲良くはないんだけどさ。アルフィノと冒険者は二人の間に立たされて、けっこう苦労していたんではないだろうかと思う節もあるんだけどさ。
でもこのときのやり取りを想像すると、ウキウキしちゃうんですよねえ。

や、実はこのとき、存在を忘れかかっていた、ミドガルズオルムもいますが。
四人の旅路にね、ミドガルズオルムも登場していたら、もっと楽しかったかも、と思うことがあるのですよ。イゼルはかわいいもの好きですからねえ。もしかしたら、ミドガルズオルムがイゼルに話しかけたときも、「か、かわいい」と思っていたかもしれません。冒険者に促されて、おそるおそるミドガルズオルムを撫でる場面もあり得たかも。
そういうところ、みたかったー!!!
というところで、今回の感想語りをおしまいにします。長文にお付き合いいただき、ありがとうございました!
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