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楽しかったなあ……。
しみじみと思い返しています。パッチ6.55のクエストはどれもこれも楽しかった。イヤな感じに刺激を受けるのではなく、ストレートに温かさや楽しさが伝わってくるクエストで、本当に楽しかったなと感じているのですよ。FF14は本当に感情を揺さぶってきますが、こういうストレートな感動がやっぱりわたしは大好きです。
さて、今日はそのうちのひとつ、友好部族:エクストラストーリーの感想を書こうと思います。ネタバレ配慮の乏しい内容となっていますから、ご了承の上、続きをご覧くださいね。
よろしくお願いします。
そもそもの始まりは、ウルティマ・トゥーレにいるジャミングウェイ。カフェ「ラストレムナント」をもっと盛り上げるアイディアが欲しいというのです。それでベストウェイ・バローのホーパーズ・ホールドに向かうことになります。
そこでジャミングウエイはいろんなコーナーを見て回るのですが。
ホーパーズ・ホールドのコーナーをそのままカフェに持ち込むと、いろんな問題が発生しそうです。
わたしはここでジャミングウエイに感心しましたよ〜。目新しいからという理由でコンテンツをすぐに導入するのではなく、カフェにふさわしいか、ちゃんと考えてる。即座に問題点に気づける理由は、きっと普段からカフェを大切に想っているからでしょう。うんうん、そういう姿、好ましいなあと感じます。
もっともこのままだと決定的なアイディアが思い浮かびません。
そこでドリーミングウェイやトーキングウエイと話したところ、ジャミングウェイはラジオリスナーの投書に書かれていた「ヒッポカートレース」に興味を持ったようです。おお、ここにこう繋がるのか!
トーキングウェイたちも興味を持ったよう。でね、さっそくサベネア島のスワルナの大蔵に向かって、ウルティマ・トゥーレでレースしてくれないか、と、トルナに話したのですけれど。
仕事が立て込んでいることを理由に、断られてしまうんですよねえ……。
そうなんですよねえ。トルナはなかなか責任感も強い人だから。
でも仕事仕事ばかりってちょっと微妙だと思うんですよね。や、それもひとつの生き方だと思うけれど、ただ、今のトルナはちょっとだけ、自分で自分を縛っている気もする。「したい」よりも「しなくちゃ」に囚われてるような気もするから、少々心配です。
なにより、宇宙の果てでレースなんて、最高に面白いと思うんだけどなあ!
あのアチャラだって、トルナの頑張りを認め、心配しています。
だから冒険者はトルナを説得するように、仲間をもっと頼るようにとお願いされるのですよ。そうして挑んだ会話クエストは、少々ドキドキしました。一回、選択を間違えたか、と、ヒヤリとする場面もありましたが。
「自分や舎弟の居場所を守るためなら、使えるものは使うし、頼れるヤツには頼る。ヒトひとりでどうにかなることなんて、限界があるから」
かつてのトルナ自身の言葉を思い出させ、いまのトルナがアチャラのように独りよがりになってることに気づかせ。
なんとかトルナを説得することができましたよ〜!!
あー、よかった。ここで失敗したら、各方面に申し訳が立たないところでした。
かくして無事にレースが行われることになったのですが、N-7000から突然の通信を受信。ドリーミングウェイたちがカフェに到着した事実を知らせた後、なぜかカフェに異常が発生したようで、通信が切られてしまうんですよね。
や、この状況でとんでもないトラブルが発生する可能性は少ないと思うんだけどなあ。
と、中のわたしも首を捻りながら、心配するジャミングウェイに先んじて、冒険者はカフェに戻ったのです。
カフェで何事が起きたのかと申しますと、なんとカフェのお客さまたちが、自分たちもレースに参加したい、と主張し始めたのだとか。
さては、再現体たちもカフェで憩うだけの時間に飽きが出てきたんだな……?
カレルアンたちにグレビュオフ、イーアにドラゴン族まで参加を表明。オミクロン族もちゃっかり参戦するようです。ニビラーンは様子見といったところ。さらにレースを盛り上げるために、妨害用砲台の設置も検討しているとか。
おいいいいっ!
ノリノリじゃないの。みんな、ノリノリだけど、特にオミクロン族がヤバい方向で前向きじゃないの!!
ですよねえ。
もちろん怪我しないように軽減すると言っていますが、妨害のために砲台を設置するという発想がすでにやばい。
でも冒険者は傍観者ではいられません。インベンティングウェイと話したことで冒険者もレースに参加することになったのです! ジャミングウェイは喜んでくれましたし、N-7000も異議を唱えることなく参加を受理してくれました。
が、中のわたしは大慌てですよ!!
どうしましょう。このレースに負けることがあったら! レースってどんな感じで実施されるの。わたし、パッド扱いはそれほど上手ではないのですよ〜、と、ビクビクいたしました。や、負けてもいいと思うのよ。それもレースの醍醐味だと思うのよ。でもここで負けるのは悔しいというか、悔しいしかないというか!(負けず嫌い?)
とにかく事態はどんどこ進んで、あっという間にレース開催となりました。
カフェに機材を設置して、トーキングウェイとドリーミングウェイが実況を始めます。コースは魔導船ラグナロクから宙域内に配置されたリングをすべて通過して、ゴールであるカフェ「ラストレムナント」を目指します。
……わたし、このとき、ホグワーツレガシーで遊んだ記憶が蘇っていました。あのゲームにもあるのよ。リングをすべて通過して、スピードを競うというレースが。あれ、何回やり直したっけなあ……。
そして出場者の紹介をするんだけどさ、ドリーミングウェイがとっても楽しそう。どこからその情報を仕入れてきたんだろ、と、こっそり首を傾げながら、各チームの紹介を聞いていると。
おい。
おいおい。
おいいいいっ!
……なんというか、そのー、本当に平和になったんだねー、と申しましょうか。
みんな吹っ切れたんだねーと申しましょうか。
暁月のフィナーレ終盤を覚えているからこそ、この展開は笑うしかないと申しましょうかっ!!
メーティオン。あなたたちが再現したみんなは、とっても元気です。安心してね。
などと考えているうちに、レースがスタートです。
ここのレース模様は本当に面白くて、ワクワクします。
いまも愛用の紀行録で流しながらブログを書いているんですが、みんながそれぞれ、個性を活かして疾走してるなあという感じ。ニビラーン、もとい、ラーラーが先頭を走っている点は意外ではありましたが、そういえば学校の試験のとき、あまり勉強しているそぶりを見せなかったのに良い点数を取るひとがいたなあ、と思い出しましたよ。
レース参加者たちの様子を見てたけど、あれは偵察だったのか……?
いちばんかわいいミウ・ミーシュがえげつなく他のレースの参加者たちを妨害しているところとか、ドラゴン族がどんじりだとか、ピースキーパーがスレスレの言動で飛び出したりしたりとか(そして吹き飛ばされた)
本当に見応えがあるレースでございますね!
さまざまな出来事が発生しましたが、冒険者はラーラー、トルナに続いて3位を走っております。この両者を追い越さなければ優勝できません。だからインベンティングウェイが調整したムーンホッパーの性能を活かすことに。
わたしはこの選択肢を選びました。みなさんはどの選択肢になさいました?
とにかくこの選択肢によって、トルナのヒッポが動きを止めました。ごきげんな曲に注意が向いたのでしょうか。「ずるいぞ、助言役ー!」とトルナに叫ばれてしまいましたが、許せ勝負は非情なものなのだよ。
そしてムーンホッパーを一気に加速。先を進むラーラーに冒険者は間に合うか、間に合うかー!! ゴールはほぼ同時、N-7000によって判定されたところによると。
僅差で冒険者の優勝となりました〜!!
よ、よかったああ。心の底からホッとしました。これ、本当に速度とかパッドで扱うタイプなら負けていたかもしれない。優勝を逃していたかもしれない! そう思うと、ライトユーザーに優しい仕様に感謝です。ずっこいかもしれないけれど、わたしは嬉しかった。そもそもこれからトラル大陸に向かうのに、レース再挑戦は難しいもの!!
(負けたら優勝するまでレースに再挑戦するつもりだった)(そういう仕様じゃなくてよかった)
レースが終わり、レースの参加者たちをみんなが迎えてくれます。
そうしてラーラーの変身を解いたニビラーンが言うのです。「理解できない」と。
「当個体は適切な形態をとり、最適なコースを走行した。だと言うのに、なぜ負けたのか理解ができない」
そうか。達観したニビラーンもついに、そういう変化を迎えましたか。
友好部族のオミクロン族のクエストではニビラーンと深く交流した感覚がなかったのですが、だからこそニビラーンが気がかりだったのですが、ちょっと安心しました。
うん、本当にそう。
今回は勝てたけれど、次は負けてしまうかもしれないなあ。わっかんないですけどね!
ともあれ楽しい時間はこれで終わり。
うん、うん。また一緒に盛り上がれる時を楽しみにしているよ!
今回のクエスト報酬は、このトロフィーとエモート「レポリットダンス」です。
トロフィーをどこに飾ろうかなあと考えて、アパルトメントのこの場所に飾りました。暁月のフィナーレの複製原画を飾っている部屋だから、ちょうどいいと感じたのですよ。
レポリットダンスも、冒険者のいろんな姿を見ることができて嬉しいですね。工夫したら面白いスクリーンショットが撮れるんじゃないかしら。
そうそう、最後に。オールド・シャーレアンのラストスタンド近くにラジオリスナーの学生さんが集まってるのですが、その会話を聞いているとなかなか面白いです。学生たちの近くにレポリットが市場調査もしてます。
「レポリットがラジオで放送していた、天の果てでのレース実況……聞きました?」
「果たしてあれは、実際に遠い宙の向こうで開催されたのか、それともレポリットたちが生み出した空想上の物語なのか……ラジオ愛好家のあいだでも、意見が分かれてるんですよ」
ここで冒険者が「事実だよ!」と言ってしまうのは簡単ですが、そんなことをしなくてもいいですよね。
大切なことはラジオがみんなを楽しませていることで、そしてなにより、本当にリスナーのみなさんが真相を知りたくなったら、レポリットたちに真相を求める手紙を送ればいいんですから。
そうしたら今度は、リスナーを招待しての第二回目のラストレムナント杯が催されるかもしれません。
冒険者はトラル大陸にて、そんな噂を聞くことになるのかも、ですよ。
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