メインクエストの感想34:この時点では納得できないことも多いの。

つよにゅーで衝撃的な展開を迎えたあと、サリャクの秘石のもとへ向かう展開になります。

わたしはいつもマウントルーレットでマウントを呼び出して移動しているのですが、このとき、新生祭で得たマウント「リボーン・フェニックス」が出現したんですよね。状況が状況だけに、「なんという偶然……っ」と呻いてしまいましたよ。マウントルーレットはたまに、こういう偶然をやらかす。侮れません。

ではここより先は、暁月のフィナーレまで遊んだ中の人が語る、新生エオルゼア、第七星暦ストーリーチャプター2の感想語りです。ネタバレ配慮の乏しい内容となっていますから、ご了承の上、続きをご覧くださいね。

よろしくお願いします!

目次

実感がない、とは言ってられない。

ナプリアレスを倒すため、ムーンブリダは自分の命をエーテルに変えて、消えました。

なにも残さずに消えたムーンブリダ。その事実を前に呆然としているミンフィリアと冒険者の元に、暁の賢人たちが次々と駆けつけてきます。そんな彼らに、ミンフィリアが事態を説明しました。

--正直に申しますと。

ここで冒険者はムーンブリダを「知った」んだなあ、と感じました。ウリエンジェさんの言葉によってね、ルイゾワじいちゃんの弟子でもあったムーンブリダが、どんな想いでエオルゼアにやってきたのか、ルイゾワじいちゃんの選択に対してどういう理解をして、自身もまたあの道を選んだのか、ようやく知ることができた。

北ザナラーンにて、ムーンブリダ自身が軽く自分のことを語りはしたけれど、そこまで深く追求した内容ではなかったですし、冒険者とムーンブリダはまだ、仲間でしかなかったと思うのですよ。友達と言えるほど関係は深くはなく、でも同じ目的に向かって、違う分野で尽力する仲間だったんですよね。同じ冒険者だったドールラス・ベアーやアヴィールの死を目にしてきた冒険者は、ここで初めて仲間の死を経験したんだな、と思いました。比較的順調に、冒険者としての功績を積み上げてきた冒険者の、初めての痛みだったのかもしれません。

このあと、ミンフィリアの提案によって、暁の賢人たちは近くにあるサリャクの秘石にて、ムーンブリダを弔います。ムーンブリダは何も残さずにいなくなってしまった。だからこそ余計に、弔いが必要だと感じたんでしょうね。

このとき、ミドガルズオルムが冒険者の前に現れて言います。

光の加護無くして、闇の者を滅したか……。なるほど、ヒトは愚かなだけではないようだ
だが、脅威のひとつをはらっただけのこと……。汝を認めるには至らぬ

あったぼーよ!!

むしろこれで冒険者を認めたと言ってきやがったら、その細首、ガンガンに締め上げておったわ!! 今回、功績を遺した存在はムーンブリダで、彼女以外に認められるべき存在はいないんですからねっ。

ドラゴンたちが動き始める。

ムーンブリダを失って、賢人たちは消沈していますが、特に仲良しだったイダの落ち込みは大きなものでした。でもね、イダは彼女らしく前を向こうとしていたのですよ。ムーンブリダの大好きだったメネフィナマーガレットを捧げて、感謝と別れを告げたのですよ。

でもそのとき、ドラゴンたちが動いたのです。

モードゥナの上空を飛ぶドラゴンたちの群れを見て、また、アルフィノからの呼び出しもあって、冒険者たちは石の家に戻ります。そしてイシュガルドから特使・ルキアさんがやってきて、ドラゴン族とイシュガルドの戦いが始まったと知らされるのでした。

ここで氷の巫女が皇都を守る魔法障壁の一部が破壊するカットシーンが入ります。彼女の言動を聞いていると、本当にドラゴン族の側にたったお人なんだなあと感じます。

でも、ちょっとだけ思ったのです。

いくら過去の出来事があるからといって、圧倒的な力を持つ竜たちに、戦えない人々までも裁かせる、つまりは攻撃させるという行為は、その気高さを貶めることにならないか、と。

この時点での、氷の巫女の行動は、ちょっと一方的だなあと感じたのですよ。竜の側に立っているようで、実は人間の頭で作り上げた理屈で動いているように見えるんだもの。

彼女の決意に偽りはないのでしょう。でも過去、酷い目に遭いましたね、だから人間を裁いて良いのですよ、と「人間」にすぎない彼女が言うのは違うんじゃないかな、と感じました。自分以外の人間が酷い目にあう、そんな事態を作り上げて、怒り狂ってるだろう竜の赦しを乞おうとする行為は、ちょっと違うんじゃないかなー、と思ったのです。

キャンプ・ドラゴンヘッドに向かった冒険者たちは、アイメリクさんから竜騎士エスティニアンを紹介されます。

このとき、冒険者が竜騎士のジョブクエストをどこまでクリアしているかによって、エスティニアンの言葉が変わるんですよね〜。地味に嬉しいなあと思いながら、アイメリクさんがエオルゼアの人々にもイシュガルド防衛に加わって欲しいと依頼する言葉を聞きます。

ちょっと勝手ですよね、それ。いままでエオルゼアの戦いを無視しておいて? とわたしも思いましたもん。

でもここでイシュガルドがドラゴン族に負けて、統治者のいない空白地帯になってしまったら、ガレマール帝国が動き出す。クルザスに帝国軍が攻め込むことを防ぐために、アルフィノはアイメリクさんの頼みを引き受けるのでした。

ウィルレッドはどこに行った。

暁とクリスタルブレイブとで、イシュガルド防衛に協力することをアルフィノは提案しました。

……ここ、ひそかにヒヤヒヤしちゃうんですよね。おもに、イルベルド氏の内心を想像して。

イルベルド氏とユユハセが何事かを語り合って、それをリオルが鋭い目つきで見守っています。なまじ暁の賢人たちが誰も、イルベルドとユユハセを警戒していないからこそ、リオルの行動が余計に目立ちます。

な、なにに気づいているの。どんな動きに警戒しているの。教えてプリーズ、と言いたくなる瞬間です。

もっともリオルはちゃんと、冒険者に話してくれました。それによると、リトルアラミゴ出身、第四分隊のウィルレッドが行方不明だと言うのです。しかも同時に、闇商人から押収したはずの武器がウルダハ支部から消えたのだとか。

そんなバカな! って思いますよ。ウィルレッドを知る人物なら、きっと。

そもそもリオルはウィルレッドから相談されていたそうです。隊内で妙な金の流れがある、と。だからきっと、ウィルレッドはヤバい情報を掴んでしまったんだ、とリオルは言います。ウィルレッドを探しつつ、金の出所について追いかけると言って、リオルはこの場を立ち去ります。

……あああ、きっとこの時期にウィルレッドは、もう……。

だから、リオルは大丈夫だとわかっていても、リオル気をつけてねーっ! と言いたくなります。かなり危うい立場にいるよ、誰がバッサリ裏切るか、わっかんないよっ。

……クリスタルブレイブって、人数多いじゃないですか。冒険者が勧誘した以外にも人はいますし、青い制服さえ着ていれば、クリスタルブレイブだって思っちゃうじゃないですか。だから、特定の人物以外、クリスタルブレイブのメンバーを仲間とは思えないのですよ。誰が裏切るかわからないと思っちゃうんですよねええ。

というところで、今回の記事をおしまいにします。長文にお付き合いいただき、ありがとうございました。

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