【パンデモニウム感想・前半】この父と子に絆ができて良かった。

天獄編N3層のオーケストリオン譜をいただいてきました〜!!

うう、挫けそうになったけれど、諦めずに挑戦していてよかったです〜。黒魔道士のスキル回しはまだ練習中だから、ちょっと申し訳ないなあとも感じたんですけれど、死なずに戦えるようになったから、かなり嬉しい。

さてさて、ここから先は「万魔殿パンデモニウム」のクエスト感想となります。辺獄、煉獄、両方とも感想を書いてなかったから、まずは前半として、辺獄・煉獄の感想を書いていこうと思います。辺獄・煉獄に関するクエスト内容の、ネタバレ配慮の薄い内容となりますから、ご了承の上、続きをご覧くださいませ。そして長文であることも、あわせてご了承くださいね! *今回は天獄編の感想ではありません。よろしくお願いします。

なお、愛用の紀行録を見直しながら書いています。そのため冒険者の装備は現時点のものが表示されています。

目次

万魔殿パンデモニウム:辺獄編

はじまりは、冒険者がテンペストで入手した「記憶を封じた結晶」とよく似たこの物体が、星海から発見されたことでした。冒険者がオールド・シャーレアンのクローディエンに提案され、この結晶を手に取ったところ、何者かの声が聞こえたのです。

この声が聞こえたらどうか、パンデモニウムへと来て
この危機を決して放置しては、ならない
世界が壊れてしまう

そうして世界で唯一、第一世界経由で古代世界に行ける冒険者は、エルピスに向かいました。そうしてテミスと名乗る、穏やかな目をした青年と出会い、共に「パンデモニウム」調査へと向かうのでした。

パッチ6.0をクリアしたあとのクロニクルだから、とてもワクワクした記憶があります。おまけに、暁月のエピローグから、大好きな声優さんが演じる白い衣を着た人が現れるとわかっていたから、本当に楽しみにしていたのですよ〜。

--まあ、カットシーンではこの白い衣の青年、テミスに、声は吹き込まれてないんですけれど。

それに、「あの人物の過去」らしきテミスと一緒に冒険という状況に、少々、複雑な気持ちになっていました。うん、まあ、ズバッと言えば、テミスって、エリディブスなんですよね。だから漆黒のああいう展開で戦い、さらには暁月では利用してしまったようにも感じられる、あの存在と一緒に冒険なんて……、と思った記憶もあります。

ただ、それでもわたしには軽い好意がありましたから、どこかで浮き立つ気持ちになったのも、また事実。

そうして1層で正気に戻した獄卒エリクトニオスとテミスと冒険者、3名とでパンデモニウムを調査するさまはなんだか微笑ましいなあとも感じたんです。なんといっても、エリクトニオスがかわいい。とても素直な感情表現をする人で、テミスとのやりとりが微笑ましいとも感じました。こんな二人と調査できるなんて嬉しかったなあ。

危険だと判断された生物を封じるパンデモニウムに起きた異変は、獄卒長へスペロスによるものでした。

エリクトニオスの父、ラハブレアを敬愛する彼は、エリクトニオスをめためたに貶めやがったんですが、テミスが毅然と反論してくれたところが、嬉しかったなあ。

うんうん、エリクトニオス、いい子だもの。

かっこいいけど、ちょっと変なおじさん(問題発言?)に貶められていいような子じゃないです〜。

ともあれ冒険者がテミスの助力によってへスペロスを倒したら、このおじさんは「我が肉体、……何より我が心中を暴かせしないっ」といって、自らを消滅させたのです。

いえ、あなた、先ほど(三層)、訊いてもいないのにベラベラと心中を話してましたやん。

とは、モニターのこちら側でエリクトニオスへの罵倒を聞いていたわたしの率直な感想でした。うーん、すっきりしない幕引きになったなあ、と思ったところ、テミスによって、まだ封じられている階層があるという事実が発覚。

物語は煉獄編へと続くのでした。

万魔殿パンデモニウム:煉獄編

続きまして、煉獄編。現代でもさまざまな動きがありますが、ここ、過去のエルピスでもさまざまな動きがありました。魔法の修練をしているエリクトニオスの前に、「黒幕」からの使い魔が現れたのです。

結果、エリクトニオスは今回の黒幕を自らの父、ラハブレアと直感。

本当にそうなのか、確かめるために冒険者たちは結界の向こう、煉獄層の調査に向かうのでした。

テミスってばかっこいい〜!!

煉獄編でのテミスの言動を見て、わたしが感じたこと。黒幕がラハブレア? という疑惑を追求するために煉獄を調査していたのですけれど、ラハブレアと名乗る黒幕に対するテミスが本当に格好良かったのですよねえ。

外見はわたしの知るラハブレアと一致している
だが、彼が本物であれば、私を『テミス』と呼ぶはずがないんだ……!

うん、あなた、調停者エリディブスですものね。そう名乗られてないから普通に接してましたけど、冒険者もテミスがエリディブスだとは察していたよう。エリディブスだと知られたあと、テミスは冒険者に謝ってくれました。謝らなくてもいいのになあ、と思いながら、ここで謝る人なんだなあ、とテミスに対して穏やかな好意を抱いたり。地位ある存在なんだもの、いろんな事情があるとわかってるんだけど、こちらの理解に甘えない姿勢が好ましい。

ところでこの煉獄から、本物の、あのラハブレアが登場しました。

エリクトニオスとのやり取りを聞いていると、冷徹な言動が目立ちます。でもその言動の裏には確かに情理があるように感じられるのです。少なくとも「そうだよなー」と感じる、筋が通った物言いをしてます。

その分、母・アテナの復活に執着するようになったエリクトニオスにびっくりしました。

なら……まっとうな手段でなければ、母さんを復活させることも、できるってことか?

いやいや、あなた、いってることがめちゃくちゃよ? と思ってると、エリクトニオスはラハブレアに反発し、黒幕・へファイストスの元に向かってしまうのでした。えええ、どうしちゃったのおおおっ?

その理由は、3層を戦って精神呪縛から解放されたアグディスティスさんが教えてくれました。

エリクトニオスは母親によって、星よりも自分を愛するように、歪んだ教育を施されていたそうです。さらに、その母親はエリクトニオスを実験に用いようとしたとか。だからラハブレアに殺されてしまったのですね。

そしてラハブレアはエリクトニオスが受ける衝撃を慮って、憎まれ役に甘んじていたのですよ……。

不器用な人だなあ、と思いながら、こっそり、この素敵な女性とラハブレアさんの関係にちょっとときめいたり。や、上司と部下だという関係だとわかってますけれど、素敵な情愛を感じさせる雰囲気だなあと感じたのですよ。

ついでに、イオゲルムさんとはどんな関係なんです? とも追求したくなりました。や、忘れかかってたけど、アシエン・ラハブレア時代、イオゲルムさんと融合してたじゃないですか。だから気になったのですよ。

と、とにかくそんな些細な疑問を封じて、黒幕・ヘファイストスとの戦闘です。

や〜、戦闘中は素敵なボイスが入ってて、盛り上がりましたねええ。楽しかったです。大変だったけど!

ともあれ、へファイストスを倒しました。倒れているへファイストスを、ラハブレアが今度こそ消滅させようとします。でも「ここで終わってなるものか」とヘファイストスはエリクトニオスを盾にしようとしたのです。

怯むことなく、へファイストスに対峙するラハブレア、かっこいい〜! と思いながら、葛藤を始めたエリクトニオスは冒険者の呼びかけによって、エリクトニオスの呪縛を力任せに打ち破ったのです!

エリクトニオス〜!!!

そうしてエリクトニオスはへファイストス、--ラハブレアの負の半身を封じたのでした。

もっとも一人では封じることができなくて、ラハブレアが力を貸していましたが、結果オーライです。

これでもう、落ちこぼれなんて呼ばせないって……そう思ったんだがな

と呟くエリクトニオス。

へファイストスを封印した結晶を回収したラハブレアが背中を向けたまま、

……フン。ようやく成し遂げたか、息子よ

と言うところなんて、最高に尊くて、「不器用父子最高っ」と拳を握ってしまいました。

そのあと、ラハブレアが再現してくれたところによると、アテナとラハブレアは魂の融合を行ったそうです。

結果、アテナという女性には、他者への想いも星への想いも欠片もない。どこまでも純粋な知的探究しかない女性だと知り、だからこそ、ラハブレアはアテナと決別することを選択したよう。そして、アテナの想いを知ることによって汚染された(すごい表現)自分の魂を強引に切り離したのだとか。

うーん。ラハブレアは冷徹に見えますけれど、その実、激しい人ですよね。

その激しさは自分自身に対しても向けられるんだ。その激しさにわたしは圧倒されましたよ。

おそらくアテナは、自分の想いを知りさえすれば、ラハブレアは同調してくれると考えていたのでしょう。でもそれは、他者への想いをかけらほど持ってない彼女だからこその、甘い計算だったに違いありません。ラハブレアという男の、己の座にかける誇り高さと想いの深さを知らないからこそ、彼を侮って誘いをかけて、終わりを迎えた。

魂の融合によって、アテナもそれを知ったからこそ、「残念」という言葉を残したのでしょうね。

ともあれ、これでパンデモニウムに起きた過去の異変は解決できたといってもいいのでしょう。ラハブレアの真実を知ったエリクトニオスも、ようやく父親へ感謝の言葉を口にするのでした。

めでたし、めでたし。

とはいかなかったーー!!

現代に戻れば、星海にパンデモニウムが出現し、さらにはクローディエンが魔大陸に行ったまま行方不明になってしまいました。うえええ、何が起こってるのー。さてはアテナがなにかをやらしたか! と思った理由は、彼女があまりにも強烈な印象を残した人物だからでしょう。もうすでに故人となっているにも関わらず、そんなに素直に殺されるようなタマじゃない、と思ってしまいましたのよ。何かしらの仕掛けを残してるに決まってる!!

そんなわけで、物語の舞台は現代に移し、今回、実装された天獄編を経て完結へと向かうのでした。

というところで、感想語りは後半に続きます。長文にお付き合いいただき、ありがとうございました!

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