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いそいそと称号をもらいに行ったところ、いつもとは違うカットシーンが流れました。
「お、これは」ーーーーそう思っていると、知らされました。
そう、わたしはいつの間にか、黒装束の法師から合計13ジョブ以上の称号を授かっていたのです。
いただいたアチーブメントは、「守りし者」、報酬称号は「Master of GARO」です。
ついにこの称号をいただけるようになったんだなあと感じると、とても感慨深くなりました。や、たまにね、この称号をつけているプレイヤーさんがいらしてて、憧れの眼差しをむけていたのです。
わたしが挫折したあのPVPをこのプレイヤーさんは戦い抜いたんだなあ、すごいなあと感じて。
その称号をゲットしましたが、わたしはまだ、この称号をつけてはいません。
ちょっとおこがましい気がして。だってmasterなんですよ！！
もうちょっと上手になってから。
もうちょっと勝てるようになってから。
せめてすべてのGARO装備が集まったら、つけてもいいかもしれない。
（つけてもいい、ではなく、つけてもいいかも、としか思えません）
そんなことを考えたわたしは相変わらずクリスタルコンフリクトに参加しているのですが、なかなか勝てません。フロントラインでは2位にとどまることが多いです。うう、足を引っ張ってる感が強い。や、たまにMIPをもらうことがあるんですけれど、最近、煽りMIPという存在があることを知り、「もしかしてそれー？」と考えているところです。うわーん、もっと強くなりたいよう。
でね、どうやったら勝てるか調べてみたのですよ。
これまでの形式ですが、PVP必勝法を書いている方が数名いらしたから、ありがたく記事を読ませていただきました。
それによると。
①単独行動はしない
②マップの特徴を把握する
③防御と軍用ポーションを使いこなす
④死なないように立ち回る。
⑤味方が狙っている敵を狙う
こんなところでしょうか。
うーん。それがなかなか難しいんだよなあ。
なぜかというと、わたしの場合、敵に囲まれたらパニクってしまう。防御をなんとか発動させるけれど、まもなく時間切れになって集中攻撃を受けて死んでしまう。こういうパターンが多いから、味方から離れないように考えるようになりました。孤立はだめ、絶対。他はともかく戦場では死んでしまう。
ーーーーそれにしてもPVPをやっていて思うことは、小説の描写は正しかったんだなあということです。
や、某戦記ものとか読んでいると、指揮官の存在によって戦況が左右されることってるじゃないですか。そうはいっても個人個人、考えられる人物だから、そこまで左右されないんじゃないと思っていたのですけれど、違いますね。戦闘という非日常的行為において、人間は容易くパニクってしまう。だからこそ、その戦場の全体像を把握し、ピシパシと指示を出してくれる人物の存在は大きいのだと日々実感しています。うん、指揮官の存在でね、戦場の様子が変わるってありうるってことを肌で感じ取りました。
やー、小説家ってすごい。実体験では戦ってないだろうに、なんでそんなことがわかるんだ。
そう思いつつ、今日もわたしは離れた位置から敵を攻撃し、クリスタルを移送しようと努めるのでした。
あ。黒魔道士、カンストしましたよ。