相手の意思確認をしてから行動してください。

気づけばもう、23時を過ぎていました。結局、今日はエオルゼアにログインできてないです。うう、時間があっという間に過ぎていくから、シャレにならない! おまけに寒いし、せっかくだから生姜シロップを入れたホットミルクでも作ってやろうかしら!! ……いや、作らないでおこう。生姜シロップって、シロップだから、糖分があるんだもんね。寝る前に飲んでいいもんじゃないよね……。

さて、そんなわたしがぼんやりエオルゼアを想うとき、よく思い出すクエストは、やっぱり最新でクリアした死者の宮殿です。いや、感想はシンプルにまとまってるんですけれどさ、なんというか、「エッダちゃん、あんた、どこまでも苦労してたんやねえ」という感覚に収まってて、画面の中でシリアスな反応を示している冒険者を眺めてて、ふっと我が身の穢れに気づきます。

というわけで、ここから先は、そんなわたしが思ったことをつれづれと書いていきます。ネタバレ配慮が薄い内容となっておりますから、どうぞどうぞ、ご了承の上、続きをご覧くださいませ。

いよいよ迫ってきた、新しいパッチ!
やべえですね、心臓がドキドキしてますよ!!

とっても書きづらい事実なのですが、わたし、実は「タクティクスオウガ」というゲームを遊んだことがないんですよ。だからね、CF申請する前、死者の宮殿の攻略を探ってた時に、「ニバス」というラスボス名を知っても、なんとも感じなかったんですよ。ただ、どうやらゲームに詳しい人なら知ってるキャラクターらしいと知って、攻略情報のついでに、wikiで検索していたんです。で、どうやらタクティクスオウガに出てくる、悪名高い人物らしい、と知りました。

ンー……設定も同じ、なのかな?

そのあたりはよくわからないんですけれど、ただ、亡くなった奥さんがいて、その人をよみがえらせようとしてネクロマンサーになった、という背景の持ち主なんだ、とラスボスさんの発言から気づきました。何より、上の画像にある通り、「この世界」と言っている以上、別の世界からきた人間だという自己認識はあったんだな、とも思いました。

で、思った。

だったらお前さん、さっさと自分の世界に帰れよ。

あのさ、どこの世界にいても、マイペースに死者復活の術を追求していこうという姿勢はあっぱれだと思うんですけれどね。いちばんよみがえらせたい人物の死体がない世界で、研究を進めてどーする、と考えてしまったんですね。それに、自分の世界とエオルゼアのルールは違う可能性が高いわけだし、だったらいくらエオルゼアで研究深めても、元の世界に戻れば、意味ないんじゃね? 例えるなら、真・女神転生にて時代の流れによって価値をなくした旧札のような(つまり使えない)、研究にしかならんと思う。

と、思ったんですよ。

それから、ですね。

ーーーーあ、すでに書きましたが、CFで申請して死者の宮殿は探索したからね。カットシーンは飛ばしまくっていました。だから正直、曖昧な物語把握になってるんだろうなあと思いつつ、少ないシーンを眺めて感じた印象は、どうやっても、「引きこもりすれすれの中年オヤジが、自分を理解してくれそうな少女に執着して肯定してもらいたがってる」という、なんとも辛辣なものだったんですよね。

そもそもさ。「(エッダちゃんの)魂が肉体に戻りたがってない」と、ラスボスさんは分析して、不思議がりながら憤ってましたが、わたしは「いや、それ、ふつーの心理だからね?」と思いました。というか、そもそも乙女心的な視点を思い出してみれば、「恋人と一緒に安らかな眠りにつこうという時、身だしなみをおろそかにしているっぽい、変な格好した中年オヤジに従って、ゾンビになった自分の体に戻らなければならない理由は、どこにあるのか」という根本的な疑問しか、頭に残りませんでした。

というか、もっとぶっちゃけた本音は。

え、なにこのストーカー。

と思ったんですよ。エッダちゃんが亡くなってるからって、好き勝手なことを言わないでくれます!? と苦情を申し立てに行きたくなったわ〜! というか、あの子、ほんとうに男運が悪い……。大好きな婚約者はあんな感じだったし、亡くなったあと、こういう親父にとっ捕まってるなんて、いや本気でたまらんわ、と思う。ーーーーあの時、エッダちゃんが冒険者に向けたんじゃないかな、と思える言葉、最後の感謝の言葉が、なんだか、より切実なものだったんだとうがってしまいそうで、自分がキモい。

このラスボスさんは、人の心という最高機密を、勝手にどんどん暴いているし!! プライバシーの侵害とか、そういう言葉を手帳にメモって、いつも持ち歩いておけ! と言いたくなったですよ。

本当にエッダちゃんが、気の毒すぎる……。

まあ、ともかく。そんなラスボスさんとの戦いを終えて、死者の宮殿のクエストは終わりました。そのあと、事後処理的なクエストをクリアしている時、冒険者は訊ねられたんですよ。つまり、ラスボスは冒険者の立場から見ると、どういう人物だった? という質問で、選択肢が出現しました。

これ、ちょっとだけ迷いました。でもちょっとだけでした。
だって、選択肢を見たら、これしか選べないんだもん。つまり、

答えない。

これしか、選べなかったんですよね。これまでの経緯を思い出せば、「てめえ、いい加減にしろよ!」としか思えないし。だからと言って、ラスボスが抱えてた事情だけに共感して「本当はいい人でした」みたいな感想は言いたくない。悲劇的な死を迎えてもそれでも死者の眠りについてた数人のNPCたちの、心の安らぎを返せ〜と叫びたい気持ちはやっぱり強いもの。筆頭がエッダちゃんだけど。

いかなる悲しみ、不幸があったとしても、誰かに迷惑かけていいという結論にならんわな。

なんてことを思いつつ、死者の宮殿のストーリークエストを終えたのでした。うーん、うっかり飛ばしてしまったカットシーン、もう一度見直してみようかな。せっかく紀行録があるんだから、もうちょっとシバスさんの独り言をチェックしてみたい気がする。

でも、今はとにかく、まもなく導入されるパッチだ!
今日は先行パッチノートを見ながら、眠りにつこうかなあ。

ではお休みなさい。

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