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あのアルフィノですらコートを着たのに、ミニスカでイシュガルドを訪れた光の戦士。「この煮えたぎる闘志の前では、寒さなんてちょちょちょいのちょいよ!」ってか。
正直、迷っていました。
いま、この時期に、メインクエストがらみの感想を書いちゃっていいのかなあ、って。あのね、なによりもわたし自身が、事前にネタバレを知らされるのがいやなタイプなのですね。だから、萌え感情のまま、感想を書いてしまって、プレイ前であるにもかかわらず、うっかり目に入るかたがいらしたら、申し訳ないなあ、って悩んでいたんです。
でも、ごめん。もう限界。語りたくて語りたくて、たっまんないのよ〜!!
というわけで、語ります。ネタバレしてるから、「蒼天のイシュガルド」の序盤をまだ見てないってかたは気を付けてくださいね! お手数をおかけしますが、どうかよろしくお願いします。
今日の内容は、
・メインクエスト:イシュガルドへ
となっております。
メインクエストをクリアしてから、イシュガルドに向かうまで、それなりの歳月が過ぎていました。その間、いろいろやってたんですよ。ZW武器を作ろうとしたり、すべてのクラスをカンストしようとしたり。
そんな感じで過ごして、イシュガルドのアーリーアクセスを迎えたのですけれど、それなりの歳月がたちすぎててねえ、メインクエストの発生場所を忘れてました!
「あれ? あれあれあれ? どこに行けばいいのかなあ?」などとつぶやいて、それでも、たぶん鍵となる場所はキャンプ・ドラゴンヘッドだろうと目星をつけてテレポするものの、クエストマーク「!」が出ていない。メインメニューの「おすすめコンテンツ」を表示させても、出てこない。あれあれ?
まさか、アーリーアクセス、登録し損ねてる!?
と、このように右往左往したのもいまとなっては笑い話です。 でもウロウロしているうちにね、同じようにアーリアクセス組が集まって、とある場所に向かい始めたから、安心してついて行きました。うんうん、ひとりじゃないって嬉しいことです。
で、アルフィノ坊ちゃんとタタルさんがいる場所にたどり着いて、ようやくのクエスト始まり、イシュガルドに行けるようになったのでした。や〜、なんだかこの先を物語っているような、そんなエピソードだわ〜……。
たぶん、人生初の挫折を迎えているアルフィノくんは、きりっと引き締まった表情でおっしゃいましたが、危なっかしいこと、この上ないです。なまじ、責任感もある自尊心も高いタイプだから、さらっと自分だけに厳しい提案を言い始めますが、んなこたあ、させられません。
戦闘に長けているとはとうてい思えない、冒険者より年下だろう少年を、むざむざと死地に行かせられますかっての!
(そういえば、超会議のお遊び動画でアルフィノくんは妹ちゃんと一緒に戦ってたけど、この子、戦える子だとは未だに思えないのです。策略家タイプだからかもしれませんが、仮に戦うとしても、魔法系か、遠距離系だろうなあ。少なくとも、肉弾戦ができるイメージがないのです)
どう制止したものか、と考えておりますと、落ち着いた響きの声が、アルフィノくんに語りかけてくれました。ええ、あの怒涛のメインクエストの時に、冒険者たちに手を差し伸べてくれた筋肉愛好家・オルシュファンさんですね!
や〜、アルフィノくんに理路整然と語りかけるオルシュファンってば、初めて会ったとき、冒険者に対して、あまりにもヘンタイ的に盛り上がってた姿が、まるで嘘のようです。至極まっとうな、落ち着いた大人の男性に見えてきます。
そりゃ、筋肉愛好家であるところが、オルシュファンのおおいなる個性なのですから、ところどころ、言い回しがビミョーなんですけど、でもここまで手助けしてくれた事実に、冒険者やアルフィノくん、タタルさんたちに向けてくれる、温かなその情けが、本当にありがたくてたまらないです。さすがに冒険者一人では、繊細な年頃の落ち込み少年と、愛嬌と行動力が抜群な受付嬢を、抑えきれなかったと思うな〜……。
情に篤いオルシュファンは、さらには三人の亡命先まで、手配してくれました。
本当に、ありがたい。とっっても!! 嬉しいです。これはもう、ごたごたが落ち着いたころには、オルシュファンのために一肌脱がなければなりませんね! 下着なんてケチなことは言わない、耐熱装備な水着姿でオルシュファンが満足するまで、筋肉ポージングぐらい、したらあ! ふんぬ、ふんぬっとね!!
ーーでも正直なところ、Monicaの筋肉って、標準量なのですよ。胸は揺れる程度にはでかいけどな、でも筋肉は乏しい。そもそもメインクラスは召喚士。ペットに戦わせる職業だから、筋肉はあまり必要ないよねえ、と細身の身体に設定してしまったのです。む〜ん、これは幻想薬を使うべき!?(そんなアホなー)
まあ、馬鹿話はこのくらいにして。
ともかく、オルシュファンの導きによって、暁の三人組はイシュガルドに向かうことになったのでした。
ありがたや〜。
ちなみに、わたし的に、とってもツボだったところがね。
オルシュファンからの言葉を受け取り、冒険者が見せた表情の変化なんですよ。とっても嬉しそうな、それでいて、まだまだ戦うつもりだとうかがわせる不敵な表情なのですが、かつて、オルシュファンの言葉で浮かべた表情は。
歳月って、人間の関係を変えますねえ、ほんと……。
それから指示された、イシュガルドへ突入場所に訪れました。すると、いよいよ、「蒼天のイシュガルド」、導入オープニング映像が始まりました。本当に、嬉しかったです! 新しい冒険がいよいよ始まるっていう期待感もそうだし、発売前、公式サイトのYouTube動画にてわくわくっと見た映像の一部を、さっそくながめることができて。
どっしりと落ち着いたナレーションを聞きながら、これからの生活の場を眺めておりました。なんというか、貧富の差が激しそうなところです。なんだか、こわいですねえ。政変とか権力争いとか、そういうものに巻き込まれるのはもう、いやなんだけどなあ……。うっかり権力者と親しくなって、ある日、ついに革命を起こした市民たちに襲われそうになって逆襲し、フツーの市民に恨まれるようになったら、たまったもんじゃありません。
ーーって、これからの後見人は、伯爵だったよ!!
むう。まあ、こちらのメンバーは、ちょっと豪華ですもんねえ。堕ちたとナレーションに言われてしまったとはいえ、光の英雄。に、くっついて来ている始祖龍の分身(ただし見えない)、ひとつのNPO法人中立的組織を作り上げた名門のご子息、エオルゼア救済をうたった組織の受付嬢、……なんか、タタルさんがおまけっぽい形容詞になってますが、いやいやいや! だから、まあ、かくまう人間だってそれなりじゃなければならないってことなんだろうなあ、政治的に。
とか、いろいろ考えてたら、ナレーションさんの正体が分かりました。
後見人かよ!
じゃあ、とりあえず敵に回ることはないな、と安心しながらタイトルにじ〜んとしました。「HEAVENSWARD」、それが「蒼天のイシュガルド」の英語タイトルです。どういう意味なんでしょうね? 天の剣、天からの剣、天への剣? 天が下した剣、ーー天が派遣した剣……。
とか、いろいろ可能性があるのですが、タイトルの意味は、いずれ分かるでしょう。いまは、すなおに、めいっぱい、与えられた物語を楽しむだけです。うんうん、本当に嬉しいです。ここから先がほんと、楽しみだな〜!!