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攻略本を読んで、だいたいの基礎知識をげっとした。
じゃあ、ゲームをスタートさせよう! とはいかないんですよね。まず、自分が操作するキャラクターを生み出さなければなりません。だいたいの希望をまとめながらPS4を起動させ、作っておいたスクウェアエニックスのアカウントを使ってFF14にログインいたしまして。
立ちすくみました。
ええ、ワールド選択に困惑したのです。
ワールドとはこれから遊ぶサーバー、すなわち世界(ワールド)だと理解してました。でもね、こんなに数が多いとは思わなかったんですよ。
おまけに、それぞれ個性的な名前がついています。もしやそれぞれ特色があるのか?
さらに、レガシーという単語がついたワールドまであります。レガシーってlegacyだよね。遺産がどーした! と思わず叫びながら、ひとまず、PS4をそのまま放置して、調査です。
ありがとう、ネット検索。
ありがとう、時代の進歩。
結果。2014年10月現在、どのワールドを選んでもちがいはない、という事実を知りました。
いろいろな情報がネット上には溢れておりましたけど、究極的にはどれを選んでも問題はないみたいです。あと、レガシーとは旧FF14と呼ばれる時代から存在していたワールドだとも知りました。
恥ずかしながら、わたしはこのときまで、FF14に旧がつくものがあると知らなかったのです。いえ、たしかに「新生」エオルゼアというタイトルなんですから、もっと不思議に思え、という話だったのですけど。
まあ、とにかく!友人がいるなら同じワールドを選ぶべき、という鉄則は理解してました。そうして、わたしにはオンラインゲームをいっしょに遊ぶ友人はおりません。いたらもっと早くにオンラインゲームを遊べたのでしょうね。
ですから、どのワールドを選んでも問題ないのです。
でも。
これだけ数が多かったら、かえって困惑します。
選択肢の多さも良し悪しなんですってばー! と雄たけびたくなりましたが、しかし、よく考えてみたら、これだけワールド数が多いということは、それだけ遊んでいるひとも多いということ。
そうと気づいてみると、わくわくが高まります。
新しい出会いもてんこ盛りなのです。
うわあ、うわあ、うわあ♡
胸をときめかせながら、なんとかわたしがワールドを選び終えるのは、さいしょにログインしてからそれなりの時間が経過した後でした。
これと決めたワールドがあっても、時間によっては新規加入制限がかかります。新規加入制限は、どうやら、人が多い時間帯にかかるようですね。制限がかからないワールドもありましたが、せっかく決めたのだから、と選んだワールドの制限解除を待ちました。
さてさて。
これにてようやく、わたしの分身となるキャラクターを生み出せるようになりました。
ちょっと削がれかかっていた気合を、うっしと入れなおしましたよ。