
そろそろメインクエストに触れる感想を書いてもいいかなあと思いつつ、言葉にならない事柄が多いことに気づきます。とにかくね、今、後悔していることといえば、さっさとメインクエストを終えてしまったことだと言っていいくらい。先を知りたくてたまらなかったし、終盤の展開といえば本当にたまらないほど面白かったから、本当は後悔でもないんですけれど。
……って、なんだろうなあ。
書けば書くほど、陳腐になってしまう気がする。とにかくね、メインクエストを遊ぶには、そして漆黒のメインクエストにたどり着くまでにはとっても多くの時間がかかっているんですけれど、それでもゲームが好きな人には「ぜひ遊んで〜!」と薦めてまわりたい気持ちでいっぱいなのです。
そして、ついに何か書きたい気持ちが高まってきたから、今日はちょっと吐き出させてくださいね。
以下、メインクエストに登場する人物にまつわる感想です。ネタバレ配慮がほとんどありません。まだ漆黒を薦めていないわ、という方は、ネタバレする内容を見たくないわ、という方は、お気をつけて。ここから先は、思いっきり内容に触れてますから〜!

ユールモアであった忘れられない人々、といえば、やはり、チャン夫妻です。
登場した時は、典型的なお金持ちのご夫妻、という印象がありました。より率直にいうなら、少しばかり鼻につくタイプのお金持ちさんでしたね。でも物語が進んでいくにつれて、驚くほど好意が育っていったご夫妻でした。
今回の漆黒って、英雄ではない人々が勇気を出す、あるいは、動き始める場面が多いと感じているんですけれど、特にチャン夫妻がそうだったなあと感じています。
第一世界は、英雄が住むべき場所じゃなくなってるんだ、という言葉が出てくるほど、本当に厳しい世界です。そんな世界でもひとつのきっかけがあれば、つかむことができれば、人は変わっていける。そんなささやかな感動を味あわせてくれたお二人だなあと感じています。大きく素晴らしい人ではなくて、震えながらも精一杯に一歩を踏み出してくれた、ささやかな美点を持ち合わせてる人たち。英雄にならない、でもちゃんと生きている人。
だから、好きなんですよね。
あと、旦那様にとって奥様は宝物なんだなあと感じることが多くて、ほのぼのしました。冒険者たちと会う前から、まっすぐに奥様を大事にされている。それは他の人への冷酷さにも繋がりかねない特徴だなあとも思うのですが、それでも大事にされたおかげで、奥様は天真爛漫でいられた。そして彼女の良心的な振る舞いによって、旦那様も、人として大事な境界線に踏みとどまっていた、ようにも感じられたのですよ。
他にも、スクリーンショットはないのですが、ユールモアには人を大事にしあうNPCがわりといたようにも感じます。歌えなくなったことを気にする労役市民とそんな彼女を優しく許す旦那様とか。最後の歓楽都市という場所では思いがけないほど、情を見せつけられることが多くて、だからこそ怖いなあと感じることが多かったです。